ママ友とのグループLINE(ライン)はなぜ疲れるのか。やめたいのに続けてしまう理由と対策について考えてみた。

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「グループLINE(ライン)作りませんか?」

 

子供の進学などで年度が変わる度に行われるのが、子供つながりで知り合ったママ友さんとの連絡先交換です。

 

最近では、無料通話アプリであるLINEをしているママさんが圧倒的に多く、連絡先交換ももっぱらLINEばかりになりました。

 

私も電話番号やメルアドなどの個人情報を晒すことなく連絡手段を持てるLINEは便利だなと思っているのですが、そんなメリットばかりでないLINEの落とし穴的な話もたまに聞く事があります。

 

事実、私が入っている次男のクラスでのグループLINEでも、グループに入っていないママさんというのが何人かいます。

 

クラスのグループLINEということで招待を受けて参加したのに、クラスのママさん全員が参加していないというのは、参加拒否なのか招待されていないのか…。

 

いろいろ考えているとママ友間のダークな面が見えてきそうなので深くは考えないようにしていますが、実際、グループLINEを使うことでのトラブルというのも多々あるようです。

 

便利という理由で使い始めた物がなぜトラブルの原因になってしまうのか。

 

今日はそんなママ友とのグループLINEのあり方について考えてみました。

 

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ママ友グループLINEで疲れる3つの理由

ママ友とのグループLINEで最も多いトラブルは「疲れる」というものではないでしょうか。

 

SNSの記事でも書きましたが、LINEやFacebookなどは楽しく便利である反面、いつの間にかそこから抜け出せなくなって、次第に疲れてしまうという傾向から…

 

「もうLINEなんてやめてしまいたい!」

 

と思うようになる人が多いような気がします。

arrow47_004SNS疲れが気になる方必見!他人の自己顕示欲と上手に付き合う方法とは?

 

Facebookの場合は他人の自己顕示欲に付き合うのが次第に億劫になり、そこから「いいね」をするとかしないとか、一呼吸おいて考えるとそう大した問題でもないような事に頭を悩ませていたりするものです。

 

LINEにもタイムラインのような機能はありますが、LINEの場合はメッセージのやり取り頻度や内容におけるトラブルが多いような感じがします。

 

そのような中で、私が思う「LINEが疲れる理由」を3つ考えてみました。

 

1.頻繁なやり取りに疲れる

 

グループの規模にもよりますが、多数のメンバーがいることで、グループLINEもママ友トークの延長のような状態になってしまうこともあります。

 

グループの誰かが何かを発信し続ける度にひたすら続くやり取り。

 

しょっちゅうスマホがピコンピコン鳴っているので見てみると、グループのママさんからのメッセージが怒涛のごとく押し寄せてきていて、「これ全部確認するだけでも疲れる…」という状態になる時もあるものです。

 

家にいる時は家事もしたいし、癇癪を出して暴れている子供(次男のことです 笑)の面倒もみなきゃいけない。

 

そんな中、グループLINEが頻繁に主張していると、そっちばかりが気になってしまい、結果疲れてしまうことも。

 

私が聞いた話では、早朝・夜間を問わずにLINEをしてくるママさんに困っているという事例もあるようです。

 

ボタン一つで手軽にメッセージが送れてしまうという便利さから、相手への配慮が欠けがちになってしまうのが疲れの一つの原因のように感じています。

 

2.内容の薄さに疲れる

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そうはいっても、早朝であれ夜間であれ、必要な連絡事項などがあればすぐさまLINEで伝えてもらえると助かるものです。

 

ですが、そんな風に便利に使えるLINEも、「我が家の今日の晩御飯大発表」だったり「明日の遠足って何時集合だったっけ?」というようなものだったりすると、ガクっと疲れてしまうこともあります。(実話です)

 

連絡事項とは程遠い内容のLINEだったりすると「そんなのタイムラインに勝手に載せといてよ」とも思えますし、幼稚園からのお便りをみれば分かるような事をいちいちLINEで聞かれたりするのも「そのくらい自分でちゃんと把握しといてよね」とも思ってしまうものです。

 

でも、私が実際ママさんから聞いた話では、そのような内容の薄いLINEを頻繁にしてくるママ友さんというのも世の中には存在している模様。

 

これまたLINEの「相手と繋がりやすい」という利点が生んだトラブルの一例のような気がします。

 

3.返信への義務感に疲れる

LINEが一般的なメール機能と違うところは、メッセージを受け取った側がそのメッセージを読むと「既読」というマークがメッセージの下について相手にわかるようになっているところです。

 

自分が送ったメールが相手にちゃんと読まれている事を知らせる便利な機能ではありますが、この既読機能がもたらすトラブルも多々あるようです。

 

それが「受け取ったメッセージへの返信」について。

 

メッセージを送った方としては、自分のメッセージに既読マークがつくと「あ、ちゃんと読んでくれてる」と思うと同時に、相手からの返信を多少期待する場合が多いと思います。

 

でもその返信がなかなかこないと…

 

「なんで返信してくれないんだろ」

「忙しいのかな。でも既読ついてるし。なんか感じ悪い」

 

と相手が思うかもしれないので、メッセージを受け取った方としてはいち早く返信しないと…と妙な気を使ってしまいがちになり、それが結局「疲れ」となってしまう場合が多いのではないでしょうか。

 

メールやLINEなどは、電話とは違い、メッセージを受け取った側の都合が良い時に見て返信できるというのが便利なところなのですが、いつの間にか返信への義務感ばかり募ってしまうのがLINEに疲れてしまう原因だと思います。

 

 




 

 

グループLINEの使い方について見直してみる

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先述したように、LINEは使い方によってはすごく便利な機能です。

 

メールとしての機能もあり、タイムラインを使えば仲間に近況報告ができてしまうSNSとしての機能もあり、グループを作ることで連絡事項を一斉送信する機能もありということで、かなり万能です。LINE通話という無料通話機能まであります。

 

これら全てを無料で手軽にできてしまうので、ついついLINEの使用頻度については多くなってしまいがちですが、これもFacebookなどと同様、依存と相手への無配慮はダメだと私は考えています。

 

いくら気のおけないママ友であっても、グループLINEで時間関係なくどうでも良いメッセージを送ってみたりするのは道義的にみてルール違反だと思います。

 

また、「既読がついているから早く返信しなくちゃ」「既読がついているのになんですぐ返事がこないの」などと考えるのも、SNSのあり方としてちょっと違うのかな…と私は感じています。

 

SNSというのは自分のペースでできるのがメリットです。

 

そもそも本当に急ぎの用事であれば、メールなどではなく直接電話で連絡するはず。

 

メールで連絡するという時点で、メッセージを送った方としても返信に多少の猶予を考えて送っているはずですし、返信する方も「メッセージ読んじゃったからすぐ返信しなくちゃ」と思う必要もないと私は思います。

 

メッセージを読む事自体であれば、チャチャっと片手間でできるものですが、返信となると文章を考えたり、場合によっては予定を確認したりなど、ある程度落ち着いた状況でないと難しいものです。

 

そう考えると、既読がついているからといって返信できない状況というのはさまざまあると推測されますし、メッセージを送る方も受け取る方もその辺の考え方を柔軟にしておくことが「既読疲れ」を起こさない大切な要因だといえます。

 

■既読がついても気にしない

■依存と無配慮をやめる

■本当に急ぎの用事の時にはLINE通話で

 

これらを意識するだけでもLINE疲れはかなり軽減されるのではないでしょうか。

 

 




 

 

ママ友グループLINEでトラブルを回避する方法

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知り合ったばかりのママ友さんとグループLINEをする場合、後々のトラブルを避けるためにしておいた方が良いことは「自分のキャラ設定」だと思います。

 

「家ではたまにしかスマホみなくて」

「この時間帯はジムに行ってるから返信はできないと思う」

「子供が家にいる時間はスマホ触らないようにしてるの」

 

などなど、自分の生活スタイルをママ友さんにある程度周知させておくと、メッセージへの既読・返信などで気を使うことも減ると思います。

 

「あ~あの人はそういう人だから」と思ってもらえればしめたもの。

 

それで仲間はずれにしてくるようなママさんだったら深くお付き合いする必要は無いですし、逆にママさんの新たな一面を見れて付き合い方が早い段階で分かってラッキーくらいなものです。

 

良識のあるママさんであれば、ママ友さんにもいろいろな考え方の人がいることくらい分かっているもの。それを踏まえた上で大人の付き合いをしています。

 

ただ、みんながみんなそういう風に考え方の多様性を認めている人ばかりでないのも事実。

 

「メッセージ読んだらすぐ返信するのが礼儀でしょ」と思っている人もいるはずです。

 

なので、LINEへの関わり方にかんしては自分はこういうスタンスでいますということを予め周囲に明言しておくことが、後のトラブルの原因にならないためにも有効だと思います。

 

 

 

ママ友さんは友達ではありません。同じ時代に子育てをしているという関係だけで繋がっているようなものです。

 

そこから真の親友に発展していく可能性はあるでしょうが、付き合い始めの段階から長年の友人のような感覚で接していると必ずトラブルを起こしてしまいます。

 

ママ友さんとは「親しくなくても礼儀有り」の気持ちで付き合っていくことが、良好な関係を保つ秘訣ではないかと思う今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

 

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