ママ友関係でトラブルメーカーになりやすいタイプ6選。お付き合いに大切なのは相手との距離感。

「ママ友さん、どんな人たちと一緒になるんだろ…」

 

おひとり好きな私ですが、新年度になる前はこんなこともチラっと考えます。

 

我が子の進級・進学などで環境が変わると、それにともなって保護者同士のお付き合いにも変化が生じます。

 

クラス替えなどにより新たな出会いがあったり、逆に疎遠になったり。

 

小学生の長男の場合は、保護者同士の関わりというのは役員でもしない限りほとんどないため、進級してもママ友問題にかんしては今のところノーダメージです。

 

ただ、次男の療育園においては、「1クラス少人数制」「一人一役制」「行事多数」という特徴があるため、どんなママさんと同じクラスになるのかというのは結構な重要案件だったりします。

 

そう、療育園含め幼稚園というのは、保護者同士の関わりが最も多い期間なのです。

 

1年をいかに楽しく過ごせるかというのは、どんなママさんとの関わりが多くなるかにかかっていると言っても過言ではありません。

 

これまで私は、長男・次男と合わせて5つの幼稚園を転勤により経験し、それはもういろいろなママさんをみてきました。

 

そんな中、お付き合いをしていく中で「こんなママさんとはトラブルになりやすい」というタイプが次第にわかってきたような気がします。

 

そこで今回は、ママ友関係でトラブルメーカーになりやすい6つのタイプを、その見抜き方と共に得意の独断でご紹介していこうと思います。

 

 

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1.相手により態度を変えるママ

ママ友さんから、「挨拶を無視された」「自分にだけ目を合わせない」などの不愉快行為をされたという経験がある方も結構多いのではないでしょうか。

 

私ももれなく経験済みですが、このように特定の人にだけ態度を変えて接してくるママさんというのは要注意人物です。

 

ただ、これはすべてが故意で行っている場合だけでもなく、挨拶も本当に聞こえてなかった場合もあったり、極度の人見知りママさんで相手の目をみて話せないタイプだったりというのも実際あります。

 

人間なので、気分や体調の善し悪しなどが態度に出やすい人もいるでしょう。

 

ただ、この上記のような場合、特定の誰かにだけ態度を変えるのではなく、どのような相手であっても同じような態度をとっていることが多いです。

 

では、相手により態度を変えるママさんというのは、なぜそのようなことをするのか。

 

それは、そのママさんが相手を下にみているか、逆にコンプレックスを感じているからです。

 

下に見ているというのは、いわゆる相手を「なめている」ということ。

 

「大人しそう」「地味」「暗そう」などと、初対面の印象だけで相手を格付けし、差別します。

 

逆に、見た目セレブ感漂うママさんが相手だったりすると、コンプレックスを感じて避けてしまうような人もいます。

 

ママ友というのは相手に対して「自分と同じ」ということに仲間意識を感じる人もいるため、このように自分と違うと思われる価値観のママさんに対して態度を変えてくる人もいるのです。

 

こういうママさんというのは、最初のうちは仲良くできていたとしても、日常生活のこと・子どものことなどちょっとしたことに嫉妬しやすく、それを態度にあらわしやすいので非常に付き合いづらいです。

 

【関連記事】

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見抜き方
・テンションの差が激しい
・基本社交的

 

 

2.図々しいママ

周りに何かと頼み事の多いママ友っていませんか?

 

「子ども、ちょっとの間だけ預かってほしいんだけど~」
「(習い事の)当番、変わってほしいんだけど~」
「コストコ、また車出しお願いしていい?」

 

などなど、頼まれると断れないママさんの場合、「う、うん…」と言いつつも内心「またかよ~」とうっとおしく思ってしまうかもしれませんね。

 

このような図々しいママさんというのは、自分だけ得したい・ラクしたいという意識が強いタイプです。

 

そのため、お付き合いが続けば、次第にこちらばかりに損な役割が増えてしまい、日常生活に悪影響を及ぼしてくるようになります。

 

こういうママさんに対しては「嫌なこと・できないことははっきり言う」ようにしないと、どんどんつけ込まれるため注意が必要です。

 

【関連記事】

お風呂にまで入って帰るの?!家に来たがってばかりの図々しいママ友への対処法とは

ママ友付き合いに車は使わないのが鉄則!どんなトラブルを招くのかを知って事前に回避しよう。

 

見抜き方
・お礼を言えない/しない
・最初から何かとグイグイくる
・我が子を放置気味

 

 

3.マウンティングママ

マウンティングとは、本来サルが集団生活の中で自分の優位性をあらわすために行う行動のことですが、最近ではママ友関係にも使われる言葉になりました。

 

生活レベル・子どもの成長スピード…など、何かにつけ比較し、格付けしたがるママさんにも注意が必要です。

 

このタイプのママさんというのは、自己顕示欲が強く、また実生活に不満がある場合もあります。

 

相手が自分よりも上だと感じると、周りを巻き込んで1人を孤立させるよう仕向けたりと、あくどいトラブルを起こすこともあります。

 

家庭の状況や子どもの能力などは、通常よその家庭と差があって当たり前なのですが、マウンティングママはそれを「勝ち負け」と捉えてしまうため厄介です。

 

こういうママさんは、「すごいですね~」という言葉が大好物だったりします(笑)

 

【関連記事】

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SNS疲れが気になる方必見!他人の自己顕示欲と上手に付き合う方法とは?

 

見抜き方
・目立つことが好き
・SNS(Facebookなど)の更新が頻繁
・つるみたがる

 

 

4.詮索好きなママ

人の噂話が好きなママさんにも注意が必要です。

 

いつも誰かのことを話しているようなママさんは、よく相手を詮索しています。

 

私の場合は学生時代の友人でしたが、みな結婚して家庭を持った途端、相手のご主人の年収などを聞きまわる人がいました(関連記事参照)

 

詮索好きな人というのは、それを知って誰かに話したいから詮索するわけです。

 

そんな話にこちらもうっかり乗っかって曖昧な相づちなんかをうってしまえば、後日「あの人がこんなこと言ってたよ」なんて、言ってもいない話の当事者にされてもらい事故に見舞われる可能性も無きにしも非ず。

 

ママ友トラブルでありがちな「悪口を言った・言わない」でもめる原因になってしまいます。

 

噂話や人の悪口を聞いても、乗らない・スルーするというのが良好なママ友関係を続ける上では必須事項です。

 

【関連記事】

詮索好きなママ友のかわし方は1つではない!5つの特徴とその対処法とは?

 

見抜き方
・やたら情報通
・やたら顔広い
・基本おしゃべりが大好き

 

 

5.お金が絡むママ

お金が関わることについては、身内であれ慎重にすべきなのですが、それがママ友との間であれば尚更気をつけなければいけません。

 

「あのママさん、いつもランチのお会計適当なのよね…」
「ちょくちょく小銭を貸してって言ってくるあのママって…」
「やたら自宅サロンに誘ってくるママさん、正直迷惑…」

 

ママ友の金銭感覚も本当にさまざまで、ちょっとお金を借りることくらいなんとも思わない人や、サロネーゼのようにまずは身近な知り合いから事業を広めていこうと誘いを頻繁にかけてくるママさんなど、意外とママ友関係でお金が絡むことって少なくないです。

 

私も自宅サロンやよくわからない講演会などに誘われた経験がありますが、こういう風にママ友関係に仕事または個人が傾倒しているものを有料で持ち込もうとすると、多くの人がたいていは引きます。

 

ひとつの人脈としてママ友を自分の仕事に生かそうとするのも良いかもしれませんが、やりすぎは禁物です。

 

【関連記事】

ママ友からのしつこい勧誘を曖昧にしておくのはトラブルの元凶!上手な対処法とは?

 

見抜き方
・良くも悪くもおおらか
・深いこだわり(ハマっているもの)がある
・人当たりが良い

 

 

6.サボりママ

学校や幼稚園・習い事などでなるべくラクをしようとするタイプが、サボりママです。

 

我が子1人につき必ず1回はすべき役員仕事も「逃げ切れるものなら、逃げ切ろうかな…」などと言っていた高学年ママにも実際遭遇したことがありますが、そういう人はママ友の中に一定の割合でいると感じています。

 

私もいろんなママさんからそういった類の愚痴を聞くことがありますが…

 

■役員になっても、1回も定例会などに来ずに任期を終えたママ
■スポ少などの当番をしたがらないママ
■「できない」「知らない」を口癖にして、他の人に仕事をさせようとするママ

 

こういうママさんは、一緒に仕事をする人の負担を増やし、周りに迷惑をかけてしまいます。

 

中には、祖父母の援助がなかったり、フルタイム勤務だったり、シングルマザーだったりと、物理的に時間がとりづらい家庭もあるかもしれませんが、やる気がない人とサボりたい人というのはみていて周りもわかるものです。

 

サボりママは、みな平等にすべきことでも何かと理由をつけて逃げようとします。

 

【関連記事】

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幼稚園の役員、できるならやりたくない?メリットとデメリットを徹底比較しました。

【小学生】スポ少はなぜトラブルが多いのか。保護者の立場から見えてきた3つの理由。

 

見抜き方
・言い訳が多い
・そもそもあまり見かけない

 

 

ママ友トラブルは人との距離感がわからないタイプが起こしがち

ママ友は友達ではありません。

 

この「ママ友」という言葉が安易に使われすぎているところにも原因があると私は思っているのですが、ママ同士が本当の友達になれるまでには時間と同じ価値観が絶対的に必要です。

 

子ども同士が仲良しだから…という理由で、そのママ同士も仲良くなれるとは限らない。

 

教育方針も違えば、家庭環境も違うママ同士が友達になるまでには、お互いが分かり合う時間と共通の価値観が必要で、その過程を経なければとても友達と呼べる間柄にはなれないと感じています。

 

なので、ママさん同士のお付き合いというのは、最初はある程度の距離感を持って接していくべきなのです。

 

少しずつ相手の様子を探りながら、「このママさんとだったら気が合いそうかな」などと判断しながら距離を縮めたり、逆に距離を置いたりするのが一般的だと思っています。

 

が、ママ友トラブルを起こすタイプというのは、この過程をすっとばしていきなり至近距離から向かってくる人が多いように感じます。

 

第一印象だけで相手を値踏みして態度を変えてみたり、知り合って間もないのに突っ込んだ事を聞いてしまうというのも、この相手との距離感のわからなさが原因だと思っています。

 

「はやく仲良くなりたい!」「いつも一緒にいれるママ友がほしい」と焦ってしまう気持ちもわからなくはないですが、あまりガツガツしすぎると逆に相手から嫌われてしまうきっかけにもなりかねません。

 

私もいろいろな幼稚園を経験して、今になって思うのは…

 

ママ友いなくても別に平気

 

ということです。むしろ気楽。

 

遠足も保護者会も参観日も、その時近くにいるママさんと話すだけで十分です。

 

いろいろな情報もそういう時にもらえますし、私のようにおひとり時間をきっちり確保したいようなタイプの場合は、こういうドライなお付き合いの方が精神的な負担がなくて疲れません。

 

これが、ママ友グループなどに属していて、学校や幼稚園の行事以外にもしょっちゅうランチなどの集まりがあるとなると、泡ふいて倒れそうな気分になります。

 

ですが、ママさんの中には、私のような人ばかりではなく、ずっと家にひとりでいる事自体が苦痛という方もいるようで…。

 

なので、ママ友付き合いを考える上で大切なのは、自分にとってどういうお付き合いが無理なくできるかというのを明確にしておくことです。

 

ママさんというのは本当にいろいろなタイプの人がいますが、「この人はこんな感じなんだな~」くらいに捉えられるようになると、お付き合いの距離感もわかりますし、腹の立つことも減ると思いますよ。

 

 

 

コメント

  1. はじめまして!
    同じ福岡在住ということで、親近感を持っていつもブログを拝見しています。特にママ友づきあいについて!
    というのも、わたし自身が自閉症スペクトラムで、人との交流が出来ません…。ただ、子どもが小学校高学年になり、友達の家に遊びに行ったり、友達がうちに来るようになってから、ママ達と挨拶以外しないのも変?と思い始めました^^;←今更
    でも共感力の低いわたしは、たまに話しに加わわってもポカーン( ゚д゚)で、周りの様子を見てニコニコしながら相槌くらい。
    せめて失礼のないようにとは思いますが…そもそも学校で立ち話以外はしたことがありませんでした^^;完全にぼっちだった低学年の頃は授業参観、懇談会も参加していましたが、会ったら話さないと不自然かも?な相手が増えてから学校行事に行けなくなりました。←関係性の持続ができない
    そしてまだ役員を経験していないというヤバイ状況。でも夜にある役員会とか出席できる気がしません(><)聴覚過敏もありざわざわだと全く声が拾えず、人が多いと酔って偏頭痛で寝込みます。しかも帰宅後の夜のいつものルーティンから外れる不安感…。←日常の時間の強いこだわり
    このまま逃げたら嫌われ一直線でしょうか…( ;´Д`)自分が自閉症スペクトラムと診断されたのが最近で、医者に悪化しないよう学校行事になるべく行かない!ママ達と交流しない!と言われました…そんな無茶な…
    おひとりさんなどのブログを通してママ友について勉強?予習?してみましたが、その場所に出れる日が来るのか…
    長々と自分のことを書いてしまい失礼しました。
    これからも、ママ友以外の記事も、楽しく、ときになるほど〜と思い、読んでいるので更新楽しみにしています。

    • ふゆこ様

      いつもブログを読んでくださっているとのこと、ありがとうございます!
      コメントを拝見して、ふゆこ様はすごく頑張り屋さんなのだな~という印象を持ちました。
      他の保護者に対して、とても気遣いされていますよね。
      ママさんというのは本当にいろいろなタイプがいますので、こちらが疲れない距離感でお付き合いするのが一番だと最近は思うようになりました。
      自分にとって合う人・合わない人がいるように、他のママさん一人ひとりにとっても合う・合わないがあるものです。
      そのため、全ての人に嫌われないように振舞うのは難しいもので、自然体の自分でお付き合いできる人とだけ関係を持つようにするのがベストだと感じています。
      小学校の役員にかんしても、どうしても難しそうであれば、お医者様からのお話を現役員さんに伝えてみても良いかと思います。
      私も人付き合いがあまり好きではなく、日常生活のいつものルーティーンを守りたいというところなど、ふゆこ様と共感できる部分がたくさんあります。
      同じような感覚を持っているママさんもきっといるはずなので、気楽に(と言ってもついつい考えてしまうものですが…)保護者同士のお付き合いができるようになると良いですね^^

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