嫁が姑に対して迷惑だと思っている行為3つ。互いの気の使い方が大切だという話。

お姑さんとの関係は良好ですか?

 

私は敢えてノーコメントですが、嫁姑関係で悩んでいるママさんというのは世の中にかなりの割合でいるような気がしています。

 

先日、珍しく療育園のランチ会に参加してきたのですが、そこでも話のメインは姑とのトラブルでした。

 

私としては、就学先選びや放課後デイなどの情報がもらえるかと期待して行ったのですけどね。

 

自分が思っていたよりも、身近で姑との関係にモヤモヤしているママさんは多くいました。

 

そこで今回は、嫁が思う「姑の迷惑行為」について3つまとめてみたいと思います。

 

「え!私が良かれと思っていた事は迷惑だったの?!」と、世のお姑さんが気付くきっかけになってもらえれば願ったり叶ったりです。

 

嫁という生き物は立場上、姑の行為に面と向かって口出しはしにくかったりしますしね。

 

しても聞いてもらえない・聞く気がないという姑もいますしね。

 

「小娘が生意気な!」とカウンターをくらうこともありますしね。

 

今日は、そんな姑との関係にフラストレーションが溜まった世のお嫁さんを勝手に代表して、思いを代弁させていただきます。

※私個人の姑に対する愚痴ではありません。決して。あくまでランチ会の話の取りまとめです。

 

 

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1.子育てへの口出し

姑からの子育てへの口出し

 

経験されている方も多いのではないかと思いますが、私の周囲でもダントツトップの迷惑行為でした。

 

「風呂あがりは白湯(さゆ)を飲ませないと」
「抱き癖がつくから、泣いてもすぐに抱っこしてはダメ」
「私の時は、おむつは1歳で外れてたわよ」

 

などなど、どれも「私も言われた~!」とランチ会で盛り上がること間違いなしの姑フレーズなのですが、私もすべてもれなく言われました。

 

なぜこのような姑からの口出しに嫁が迷惑に感じるかと考えた時に、そもそも姑世代と今の世代の子育て観が大きく違っているからなんですよね。

 

姑が子育てしていた時代は一般的な子育て法として普及していたものが、今ではさまざまな研究が進み、どれも効果が曖昧だったり、個人の成長の差を尊重する育児法に変わっていたりで、その様子が様変わりしていることが多々あります。

 

「うつぶせ寝」などは、今では危険な寝方としてやらないように産院などで指導されていますが、姑世代では普通にやっていたことなのです。

 

世代間で子育ての常識が異なっているため、姑としては「せっかくアドバイスしてやっているのに嫁が言うこと聞かない」と不満に思い、嫁としては「そんな古い情報、いりませんから」とうっとおしく感じてしまうというすれ違いが生じます。

 

ただ姑が子育てにかんして口を出してくるだけなら、嫁も「はいはい」と言うことを聞くふりだけしておいて自己流を貫けば良い話なのですが、問題はそれを押し付けてくる姑の場合です。

 

同居している嫁の場合は、日々の生活を姑からすべてチェックされますから、姑流の子育てをしていないと「なんで私の言うこと聞かないの!」とダメ出しが入る訳です。

 

これは、もう戦うしかないと私は思っています。

 

私も子育てについては姑に反論したことがあり、「生意気な!」という返り討ちをくらった経験があるのですが、それでも大事な我が子を育てる事にかんしては妥協はすべきでないと思います。

 

子育てについては、妊娠中からどんな風にやりたいかというイメージがどのママさんにもあるものです。

 

それは人それぞれ違うものですし、ましてや姑と同じになんてなるはずがない。

 

子どもは親だけで育てるものではないですが(地域や周りの人との交流も大切ですからね)、子育てをメインにするのはやっぱり親なのです。

 

姑のアドバイスは、それはそれとして聞ける部分は聞いておき、違うと感じる部分はスルーで良いと私は思っています。

 

スルーさせてくれない姑であればやんわり拒否し、やんわりが通じなければはっきり物申すと段階を踏めば良いです。

 

自分の子育て観を否定されることはどんな言い方であれ、姑にとっては自分の人生を否定されたように感じて良い気はしないものだと思います。

 

嫁としてはそんな姑の立場も考慮した伝え方をする必要はあるかと思いますが、こちらのそんな配慮も通じず押し付けがましい姑に対しては、逆に「私はこうします」ときっぱり言えた方が伝わりやすかったりもするものです。

 

そして、経験至上主義な姑世代にはなかなか現代の育児法が理解されにくいというのも事実。

 

私がファミサポなどに子どもを預けるのをためらってしまう理由はここにあります。

ファミリーサポートセンターを「便利で安い」というだけで選んではダメな理由。トラブルと問題点を把握しておこう。

 

姑側の新しいものを受け入れる体制と、嫁側の伝える姿勢が上手く噛み合わないと、嫁姑間の子育て問題はこじれやすいと思っています。

 

対処法
■姑の困った口出しはスルーしてよし
■押し付けられる場合は自己流を貫くべし

 

 

2.突然家にやってくる

私はこの経験はないのですが、アポなしで家にやってくる姑に困っているというママさんも多いようですね。

 

これは義理実家との距離が近い方に特に多いようです。

 

「野菜、たくさんもらったから~」
「ご飯、作りすぎちゃったから~」
「孫ちゃん、元気?」

 

など、何かにつけて理由を作り突撃お宅訪問してくるのが特徴です。

 

嫁としては…

 

「やっと子どもが寝てくれたところだったのに~」
「やっとひとりの時間になれたのに~」

 

など、貴重な時間を姑に奪われてしまうことで、迷惑行為と捉えてしまうようですね。

 

そもそも事前に連絡をもらっていた来訪だとしても、姑が来るというだけで掃除やらおもてなしやらで気を遣うものなのに、それが突然なものだとしたら、嫁としてはそれだけでストレスMAX!

 

中には、家の合鍵を持っていて、留守中に家に上がり込んでいるという強者姑もいるようで、そんな姑持ちの嫁としては日常生活にまったく気が抜けなくなります。

 

私が思うに、こういう突撃系の姑というのは、元気だけはあって暇なんですよね(笑)

 

初孫だったりすると、孫フィーバーでしょっちゅう家に来たがったりすることもあるかもしれませんが、基本時間を持て余しているような姑が多い印象です。

 

そして、過保護・過干渉型の親の確率が高いです。

 

私の母も生前はしょっちゅう車をとばして遠方に住んでいる私のもとへ来ていました。特に用もないのに。

過保護・過干渉型の毒親の特徴5つ。毒母・毒祖母との生活でみえてきたこと。

 

こういう姑の場合も迷惑に感じていることをはっきりと伝えるのがベストなのですが、嫁としてはなかなか言いにくかったりするものです。

 

そこで、息子である夫に言ってもらったりという方法もあるのですが、それでもあれやこれや言い訳をして突撃してくるのがこのタイプの姑ですので、一番の方法は…

 

居留守をつかう

 

だと私は思います。

 

何度来ても不在であれば、姑も次第に来る気が失せます。

 

「いつ行ってもいないけど?」と不満を言われた時がチャンスで…

 

「いろんな子育てサロンに行っていて忙しくて…(乳児期の言い訳)」
「子どもの幼稚園(小学校)の出ごとが多くて…(幼・小期の言い訳)」

 

などと忙しくて家にあまりいないアピールをするのが効果的です。

 

ポイントは「子ども関係の用事」というところで、これが「スポーツジムに行き始めて…」などと嫁都合の用事を言ってしまうと「あら、余裕があっていいわね」とイヤミを言われる要因にもなり、更なるストレスの原因になってしまいます。

 

本当はジムであっても、不在の理由はすべて子ども絡みとする。

 

そして、合鍵はいくら家族といえども、渡すべきではありません。即回収もしくは家の鍵を変えましょう。

 

対処法
■居留守を使って忙しいアピールをすべし
■家の鍵を渡しておくのは御法度

 

 

3.何かと物をくれる

食べ物・手作り料理・孫の服やおもちゃ…、姑から何かと物をもらうというご家庭も多いかと思います。

 

経済的に助かるという面もあるものの、正直もらって困る物というのも実はあったりしませんか?

 

私の場合、人が作った料理というのが苦手でして、同時に原材料も細かく気にするという非常にちっちゃいところがあります。

 

「これはどんな場所で、どんな手順で、何を使って作られたものなのか」というのを考え出すと食べられなくなってしまうので、自分でもめんどくさいなーと思う部分ではあるのですが、もうどうしようもないです。性格なので。

 

そんな私なので、姑から手作りの出汁を度々もらうことがあるのですが、その出汁が醤油のペットボトルに入っていまして、その出汁に使われていると思われる醤油の原材料表示をみると添加物まみれでいつもモヤモヤした気分になってしまいます。

 

私は添加物もさることながら、調味料などは使われている原材料の産地まで気にするタイプなので、こういう頂き物は正直複雑な心境になります。

 

ただ、常に完璧な食生活をしているわけでもなく、外食も好きですし、結局は姑お手製の出汁も頂くのですけどね。粗末にしても悪いので。

 

このように姑が物をくれる場合というのは、多くの場合「喜んでくれている」と思ってやっている行為だと思うんです。

 

なので、それをこちらの都合で「うちでは食べません」「趣味ではありません」とはっきり言ってしまうのは、少々酷な気がしています。

 

ただ、何かと物をくれすぎる姑の場合、嫁としては本気で悩んでしまうケースもあるようですね。

 

孫の洋服やおもちゃなど、親がまったく買ってやる隙がないくらい姑から送り届けられてくるという家庭もあるようです。

 

そこまで度が過ぎてしまうと、嫁としては自分が子育てをしている実感が持てなくなってきてしまうもの。

 

孫が姑色に染められてしまうのを怖く思ってしまうんですよね。

 

そういう特殊な場合は、やはりはっきりと必要ないことを伝えなければならないと思います。

 

姑は、おそらくそんな嫁の気持ちに気づいてないが故の行動をしているのでしょうからね。

 

もらうだけもらっておいて気に入らない物は適当に処分するという対処法もありますが、そういうのはちょっと良心が痛む…という方は、頂き物にかんしてはきちんと話をすべきだと思います。

 

対処法
■姑の思いを尊重した対応をする(我慢できれば無理していただく)
■度が過ぎる・本気で困る物についてははっきり言う

 

 

嫁も伝える努力が必要

こうやってみていくと、姑の迷惑行為というのはどれも悪意があってしているものではないような気がします。

 

中には意地悪な姑の場合は、敢えて腐りかけの食べ物などを持ってきて嫁の反応を見て楽しむようなこともあるかもしれませんが、それはもともとも姑の性格で見抜くことが可能だと思います。

 

多くの場合、嫁が迷惑に思っていることにさえ気づいていないのでしょうから、嫁としては自分の思いを姑にうまく伝える努力をしないといけません。

 

これは私の主人から学んだ対応なのですが、主人は非常にはっきりとした性格をしているので、私の祖母に対しても物怖じしない接し方をいつもしていて感心しています。

 

祖母は自分本位の性格のため、私の実家に行った時も自分の気分次第で「アイス、食べろ」だの強引にすすめてくるのですが、主人はいつも「いりません」ときっぱり断っています。

 

それでもあんな祖母なのでなかなか食い下がらず「食え!」「いりません」の繰り返しになるのですが、最終的には祖母が折れます(笑)

 

この様子を見ていて気づいた事は…

 

■迷惑行為をしている人は、それに気づいていない
■その行為を断られても、それほど根には持っていない

 

ということです。

 

一時的には「言うこと聞かないヤツだな」と思われ嫌われたとしても、「この人はそういう人だ」という認識が相手にできてしまえば、次同じようなことがあってもこちらも断りやすくなりますし、相手もこちらを理解しやすくなります。

 

そのためには、相手(姑)に、自分(嫁)とはどういう人間なのかを知ってもらうことが大切です。

 

何が好きで何が嫌いか。日頃どんな行動パターンで過ごしているのか。

 

常識のある姑であれば、嫁の嫌いな事はしてこないはずですし、それでも迷惑行為をしてくるようなら完全に黒です。悪意です。

 

私も、出汁については「今度、このお醤油で作っていだだけませんか?」などとは差し出がましくてとても言い出せませんが、「このお醤油が美味しくて好きなんですよねー」くらいは言えそうなのでチャレンジしてみる予定。

 

姑のタイプによってもどんな伝え方が伝わりやすいかは異なってくると思うので、そこを見極める必要もあるかと思います。

 

お姑さんとは、できればいざこざなく付き合いたいものですね。

 

 

 

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