【小学生】スポ少はなぜトラブルが多いのか。保護者の立場から見えてきた3つの理由。

我が家の長男は現在小学2年生。

バスケのスポーツ少年団に入り、半年が経ちました。

きっかけは、バスケ好きな主人の「俺の夢を息子に託す」という完全に親主導の入部ではあったものの、長男自身も今ではチーム内に友達もでき、NBAを観たりするほどバスケを好きになりました。

練習に行きたくないということも全くなし。

本人が楽しく通えていることが親としてはなによりなのですが、そんな長男が所属しているスポ少で先日緊急保護者会がありました。

どうやらいろんなトラブルが発生しているようで、保護者会の目的も保護者の意思統一をはかるような内容でした。

入部したての頃はまだチームの内情がよくわかっていなかった私でしたが、この保護者会に参加してスポ少にトラブルが絶えない理由が見えてきた気がしています。

スポ少とはこういうものか、と。

そこで今回は、スポ少でトラブルが増えてしまう理由について3つ、私が感じたものをまとめてみます。

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1.保護者とコーチの考え方の違い

スポ少でのトラブルに多いのが、コーチの指導法に対して保護者が不満を持っている場合です。

この傾向は、そのスポーツの経験者である保護者に多いように感じます。

「コーチの教え方は古い」
「練習試合よりも基礎練習の時間を増やすべきだ」
「試合に出す子の選定基準がおかしい」

などなど、チーム運営の根幹にかかわってくる部分に対して口出しをするため、コーチを巻き込んでチーム内が混乱してしまうようになります。

確かに、経験者の保護者としては自分自身のそのスポーツに対するある程度の自負があるでしょうし経験もあるでしょう。

「チームを強くしたい」「子ども達を上達させたい」という思いがあって「助言」をしているつもりなのだと思います。

また、選手を決める基準については、親であればどうしても我が子可愛さがでてしまう保護者もいるのかもしれません。

ただ、スポ少で実際に子ども達を指導するのはコーチなんですよね。

コーチはコーチなりに、そのチームが強くなるベストの指導法をしているものです。

どういうチーム作りを目指しているのかがコーチにより異なるのは当然の事

スポ少では多くの場合「体験期間」というものを設けていますが、それは子ども自身がそのスポーツに興味が持てるかを見定める目的と同時に、保護者にとってもそのコーチの指導法で問題はないかを見極める期間だと私は思っています。

早い話、コーチの指導法に不満があるなら、不満のでない指導者がいるスポ少を選べばいい。

我が子のスポーツに熱心になることは決して悪いことではないのですが、その熱意の方向性を間違ってしまうと、スポ少はトラブルが絶えなくなると感じています。

2.スポ少に対する保護者間の認識の違い

今回保護者会に参加して痛感したことのひとつに、スポ少に対する保護者間の認識の違いがトラブル増加の理由になっているという点です。

保護者の中には、先述したような「子どもを一流選手としてがっつり育てたい」と考えている方もいれば、一方「なにか運動系の習い事をさせたくて…」というとりあえず感の強い保護者もいて、大きく二極化しているんですよね。

この認識の違いが、保護者同士のトラブルをうむ原因になっていると思います。

コーチの指導方法に不満がでるのも、この辺りの保護者の温度差に起因しているのかもしれません。

保護者のスポ少への思い入れの違いによってチームへの親の貢献度も変わってくるため、「あの子の親、ほとんど練習に顔ださないよね」など保護者間の不協和音のきっかけになってしまう場合も多々あります。

スポ少というのは、ほぼボランティアで教えているコーチや保護者の協力の中で成り立っているものなので、スポ少に子どもを入れようと思っている親は、ここを一般的な習い事と同様に考えてはならない部分だと思っています。

スポーツクラブなどはコーチや運営側におまかせな部分が大きいですが、スポ少の場合は、体育館の予約や試合のスケジュール調整、各種保険の手続きなど、チーム内の誰かが動いてやってくれているのです。

「子どもがやりたいからやらせてるけど、私は興味ないし」では通用しない世界ですし、例え興味はなくとも、子どもがそのスポ少に参加している限り、親はできる限りのことは協力すべきだと私は思っています。

ただ、現実の話、スポ少の保護者には物理的に協力できない人もいるということが、スポ少トラブルを複雑にしていると感じています。

3.保護者の生活環境の違い

保護者の協力も、その意欲だけではなかなかはかれないという問題があるように感じます。

それは、保護者の生活環境の違いがあるからです。

両親共に夜までフルに働いている共働き家庭や乳幼児の世話で頻繁な外出が難しい家庭。

自営業の家庭であったり、車がない・運転できる人がいないという家庭もあります。

このようなさまざまな家庭の事情がある場合、保護者としては協力したくとも物理的にできないケースがどうしても出てくるのです。

ただ、このような家庭の事情をどう捉えるかはこれまた保護者の価値観によるもので、「それじゃあ、できる人で仕事はまわそう」と思う人もいれば「当番したくない言い訳」「ずるい」と考える人もでてきてしまいます。

私も正直、このスポ少への協力体制については今悩んでいるところでして、現在はできる限りの協力はしているものの、最近多動傾向が強くなった次男を連れての練習への参加などは逆に迷惑がられることも多く、非常に葛藤しています。

私自身、長男が好きで取り組んでいることはなんでも協力したいですし、日々の練習の成長具合も確認したい訳です。

なのでスポ少の手伝いなどに協力することは全く苦ではないのですが、次男が起こす迷惑行為があるため練習を見に行くことは控えた方がよいのか本当に悩んでいます。

スポ少の一部の保護者には次男の特性について話はしていますが、それをチーム全体に公にすることもカミングアウトの記事で書いた理由からためらっているところもあります。

子供の発達障害を周囲にカミングアウトすべきかどうか。私自身の経験から考えてみました。

子どもの障害についての捉え方は十人十色ですし、定型発達児としか関わっていない保護者にとって発達障害児の特性というのは正しく理解しがたい部分があると思うのです。

そういう保護者が自分の子どもに次男の特性を誤って伝え、それが巡り巡って長男の耳に入って長男自身が傷つく思いをすることも私は心配しています。

協力はしたいのだけどそれを迷惑に思う保護者もいて、かと言って次男を理由に顔を出さないようになれば保護者の手伝いから逃げているように捉える保護者もいる。

発達障害児の親にとってはなんだか八方塞がりな状況なのですが、このように家庭環境というのは本当にさまざまです。

目には見えないいろいろな部分が各ご家庭にあると感じています。

なので、顔を滅多に出さない保護者を一概には責められないですし、そうなっている家庭の背景を思いやる心は各保護者に必要なことではないかと思います。

皆が納得できるチーム作りは無理

こうやってみていくと、スポ少に対する保護者の思い・保護者の家庭環境は本当にさまざまです。

そんないろいろな人たちが集まったスポ少で、全ての人が納得できるチームを作ること自体がそもそも無理なんだと思います。

人数が多く、規模の大きなチームになればなるほどさまざまな価値観・環境の人が集まるので尚更です。

では、スポ少でのトラブルというのは絶対なくすことはできないのか。

私は2つの工夫で、スポ少でのトラブルを減らすことができるのではないかと考えています。

スポ少でのトラブルを減らす2つのポイント

チーム全体の風通しを良くする

今回の長男のスポ少保護者会でもそうでしたけど、コーチへの不満などを内輪だけでワイワイ騒いでいる印象があるんですよね。

一部の人達が集まってあーだこーだ言うだけで、チーム全体に意見を通そうとしないことが保護者間・保護者とコーチ間の確執をうむのだと思います。

コーチへの不満があるなら、直接コーチへ申し立てればよいわけです。

直接言いにくいのであれば、保護者会などで提案し、意見を取りまとめてから役員さんからコーチに伝えてもらえばよいと思います。

それをどう判断するかはコーチが決めることで、それで自分の意見が通らなかったとしても、大人であれば影でコソコソ悪口を言ったりしないもの。

あっちでコソコソ、こっちでコソコソ、一部の人だけが集って言いたいことを言っているだけの状況だからトラブルは絶えないのです。

思うことがあれば、改善点としてチーム全体に提案し、保護者間で共通理解を持っておくことが、チームが成長する上でも欠かせないことだと感じています。

保護者代表は視野の広い人を選ぶ

どのような保護者がチームの代表(会長)になるかというのは、チームの雰囲気にもかかわってくる重要なことだと感じています。

ただ、保護者代表などの役員というのは、そのチームによって高学年の親がなる決まりがあったり、チームキャプテンの子の親がなる決まりがあったりと、スポ少によりさまざまだと思います。

なので、必ずしも毎年適任な保護者が選ばれるとは限らないのですが、この保護者代表をどういう人がするかによって、スポ少でのトラブル率は大きく変わってくると考えています。

というのも、長男が所属しているスポ少の現在の会長さんがとても客観的に物事を見れる人で、当番や配車なども同じ人ばかりにならないように配慮した段取りを組みますし、我が家の次男の事情も考慮してくれて(次男の障害については知っています)、試合の時などは負担がない仕事を選んでくれたりもします。

こういう保護者は、広い視野を持っていると感じます。

(それゆえ、保護者の意見を平等に聞こうとしすぎて、今回のように緊急保護者会が開催されたという背景を推測すると、この会長さんも何かと悩みが尽きないように感じました…)

これが独りよがりのタイプで、仲の良い保護者だけつるんでワイワイするような会長だったら、スポ少内は大変なことになると思っています。

スポ少トラブルに巻き込まれないために

このように、スポ少ではいろいろなトラブルのもとになる要因があちこちに潜んでいます。

そもそもトラブルの起きやすい構造の集団なので、自分に否はなくとももらい事故に遭遇する可能性もあるわけです。

そういうトラブルに巻き込まれないためには…

■スポ少がコーチと保護者の協力のもと成り立っていることを理解する
■自分のできる範囲で協力できることをする
■我が子が楽しく通えることを第一に考える
■陰口ではなく、保護者会などで申し立て、保護者間の共通認識を作っておく
■なので保護者代表選びは重要
■それでも激しい保護者などに対しては、スルーする力を身につけておくことも重要

スポ少というのは独特な世界をもっている部分もあるので私も当初は戸惑いましたが、一番大切なのは子ども達が楽しくスポーツをできる環境を保護者が作ってやることだと思います。

親はついついいろいろ先走って考えてしまったり、親同士の人間関係を重視しがちになりますが、「子どもが楽しめる」という点からスポ少のあり方を考えていくと、トラブルも減っていくのではないでしょうか。

福岡市在住の主婦です。
毒親育ちが発達障害児を育てています。
2016年から ブログ始めました。
人間関係や子育てに関する日々の気づきを、独断と偏見まみれの記事で更新中。
ビュッフェと直売所に頻出します。
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コメント

  1. 大久保亮 より:

    幼少期の頃に発達障がいをもっている子は周りからの理解が得られずに苦しむ子も多いと思います。

    子どもには全くもって問題はありません。

    そのことを理解できないコーチや周りの大人の責任であると私も考えています。
    日本は特に諸外国と比較したとき、劣っていることが著明ですよね。

    障がいをもって暮らされている方は日本に5%程度いらっしゃいます。身体障がいや発達障がい、そして精神障がい。私たち大人は、その子たちが大きくなった時に、暮らしやすい社会にすること。これが私自身の一つの目標でもあります。
    ブログを拝読させていただき、コメントしたいと思いましたので、悪しからずご了承ください

    もしよろしければ、私が書いた記事もご拝読ください。
    https://selfbox.jp/news/8

    大久保亮

  2. 大久保亮 より:

    https://selfbox.jp/news/86

    記事を間違えましたので、訂正させていただきます。

    • おひとり より:

      大久保亮様

      ブログへのご訪問とコメント、ありがとうございました。
      記事を拝見させていただきましたが、おっしゃるように障害児(障害者)に対して、周囲の大人が環境を整えて上げることが大切ですね。
      習い事などでも、発達障害児は受け入れてもらいにくい現状があります。
      そこにはやはり、発達障害に対する世間の認知度の低さがあると思っているので、私も多くの方に発達障害のことを知ってもらいたいという考えからこのブログを続けています。
      どのような人でも暮らしやすい社会、私もそれが実現するよう願っています。