大分オアシスタワーホテルのインペリアルスイートルームに庶民が泊まってみた感想。

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「あれ?なんか部屋が違うんじゃない?」

 

先日の連休を利用して、大分旅行に行ってきた我が家。

 

宿泊は大分市内にある「大分オアシスタワーホテル」(旧大分全日空ホテルオアシスタワー)の一般的なツインルームを予約していたのですが、いざチェックインして通されたお部屋はまさかの最上級「インペリアルスイートルーム」でした。

 

実は今回とある事情により、ホテル側のご好意でお部屋をグレードアップしていただけました。

 

庶民の我が家にとっては、こんな機会がなければ一生宿泊することなどできなかったであろう豪華なお部屋に家族みんな大興奮!

 

大分オアシスタワーホテルの最上級ルームは果たしてどのようなものだったのか。

 

「旅行はいつもビジネスホテルオンリー」だった我が家のスイートルーム初体験の感想をまとめてみました。

 

※今回どうして我が家がそのようなお部屋に泊まれたのかについては割愛させていただきます。簡単に言えば、ちょっとしたハプニングがあったからなのですが、これを書いてしまうと、悪意のある方がお部屋のグレードアップ目的などでこの情報を利用してしまうのは、ホテル側に迷惑がかかる可能性があります。今回の件で、私は大分オアシスタワーホテルのホスピタリティーの素晴らしさを実感することができたので、そのお礼の意味を込めて書かせていただきたいと思います。

 

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18~19階がエグゼクティブスカイフロア

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大分オアシスタワーホテルの18階と19階がエグゼクティブスカイフロアとなっており、グレードアップした客室が入った階になっています。

 

専用のセキュリティカードがなければエレベーターがとまらない階でして、ボタンを押せば動くものだという認識しかエレベーターにはなかった我が家にとって、まずは自分たちが泊まる階に行くまでが一騒動。

 

いまだエレベーターのボタンブームが冷めやらない次男(自閉症スペクトラム児)がいるため、「ボタンを押せども動かない」ということで、いつも以上にエレベーター内での彼への対応が大変でした。

arrow47_004発達障害児が持つ強いこだわりへの対処法。パニックを回避する我が家なりの接し方をご紹介します。

 

いや、これは完全に我が家の都合でして、ホテル側はなんも問題ないのですけどね。

 

ただ、専用カードがないと行けない階があるということ自体が初めての経験で、少々びっくりしてしまいました。

 

その後案内されたのは一際大きな扉のあるお部屋。

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18階にあるそこがこの日宿泊するインペリアルスイートルームでした。

 

チェックインは主人がしていたので、私はお部屋に着くまでずーっとただのツインだと思っていました。(主人はチェックインの時に初めてお部屋の変更を言われたそうです)

 

「なんか廊下がやたら広いな」

「なんかお部屋の扉が大きいような…」

 

などいろいろいつもと違う違和感はあったのですが、それはお部屋に入ってからも続くことになります。

 

大分・別府、両方を見渡せる展望

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広い廊下にも大きな窓があり、そちらからは大分市内を一望できました。

 

これまでホテルの廊下というのは薄暗い印象しかなかったのですが、この時は「大分オアシスタワーホテルの廊下って明るくて開放的だなー」くらいに思っていました。

(グレードの高いお部屋がある階層だから、廊下の有様から違っているとは知りませんでした)

 

また、広すぎる客室(詳細は後ほど)からは別府まで望むことができ、展望は素晴らしかったです。

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夜景もきれいで、「タワーマンション住まいの人って毎日こんな気分なのかな」と妄想にひたっておりました。

 

インペリアルスイートルームの全貌

客室は出入り口が3つ

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お部屋の扉を開けて中に入ると、小さな空間(玄関?)があり、その奥にさらに扉があります。(子供達、土足禁止だと思い、扉前で靴を脱いでおります 笑)

 

私はホテルのスタッフに案内されて玄関らしき場所に入った時点で、「これはいつものやつじゃない!」と疑惑が確信へとかわりました。

 

その小部屋の横にさらに小部屋があり、トイレその1とクローゼットその1のお部屋がありました。

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その玄関扉の両脇には勝手口(と呼んで良いのかわからないのですが)と思しき扉(一般客室の扉くらいの大きさ)が2つあり、部屋の中から繋がっていました。

 

部屋の中の扉がどこも似ているため、子供達はしょっちゅう勝手口から外に出ては自主的に締め出されるということをやらかしてくれていました。

 

トイレが2つ装備・風呂場はバスタブとシャワーが独立

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玄関脇の小部屋に1つ、それとバスルームにトイレが1つあったので、合計2つのトイレがインペリアルスイートルームには装備されていました。

 

バスルームのトイレは全面ガラス張りでしたので、どのように用を足せば良いのかしばし家族で話し合い。

 

結局、バスルーム自体に鍵がかけられるため、特にガラス張りでも問題はないだろうという結論に達しましたが、主人はもっぱらトイレその1ばかりを使用していました。
roomimg04(画像は大分オアシスタワーホテルHPより)
バスルームはユニットバスではなく、お湯をあふれさせても大丈夫なタイプのようでしたが、いつもの癖で極力お湯を漏らさないよう細心の注意を払って入浴。

 

シャワー室(ガラス張り)が独立してあったので、体を洗うのはそちらで、その後入浴という感じで快適に過ごせました。

 

ただ、大理石(だと思う)の床だと、子供達はツルツル滑るので、大きなお風呂にはしゃぐ子供たちを横目に、私はヒヤヒヤしながら見守っていました。

 

洗面台は2つあり、これも歯磨きや洗顔をする場所・コンタクトをつける場所など用途別に分けて使えたのでとても便利でした。

 

部屋がとにかく広い

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インペリアルスイートルームの総面積は132㎡で、正直我が家より広い間取りでした。

 

そんなお部屋の内訳は、どでかいテーブルやソファが置かれたリビングと、ダブルサイズのベッドが2つ置かれた寝室とそれに隣接するバスルームに、玄関脇の小部屋2つという感じでした。

 

会議などもできるというお部屋だけあって、シャンデリアに会議用のテーブルが置かれたリビングは、「とにかく広い!」の一言。

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我が家がこのテーブルに座ったのは、子供達と「鬼ごっこをするかかくれんぼをするか」の相談をした時くらいでした(笑)

 

寝室とリビングが分かれているので、子供を寝かしつけた後に主人と二人で晩酌をするのも明かりを気にすることなくできたのはとても良かったです。

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いつも旅行の際は、テレビの明かりだけを元に缶ビールを飲んでいるような感じだったので、今回のようにたくさんの間接照明を気分でつけて、ソファでゴロゴロしながらテレビを観れたりお酒を飲めたりしたのは本当に快適でした。

 

テレビは通常有料配信の映画なども、インペリアルスイートならば無料で観ることができました。

 

お茶がティーバッグではない・お茶菓子も高級だったが…

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通常、ホテルの客室に備え付けであるホットドリンク類ってほとんどがティーバッグですけど、インペリアルスイートルームでは茶葉と立派な湯呑がセットされていました。

 

緑茶好きの私としては、これも非常に嬉しいところでした。

 

また、リビングのテーブルにはホテルメイドの焼き菓子も数種類置かれてあり、「茶菓子=せんべい」みたいな認識が出来上がっていた私としては「部屋が変わればお茶菓子まで出るのねー」なんて思っていました。

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が、実はこれもお部屋をグレードアップしてくださった件との関連で、ホテル側からのご好意によるものだと後に判明。

 

大分オアシスタワーホテルのインペリアルスイートルームに宿泊予定のある方は、もしかしたらお菓子は標準的なものではないかもしれないのでご注意ください。

 

 

 




 

 

 

エグゼクティブフロア宿泊者限定特典もついてきた

大分オアシスタワーホテルでは、エグゼクティブフロアへの宿泊者には別途特典も付いています。今回はそれらもつけていただけました。(ほんと至れりつくせりで有難かったです)

 

■エグゼクティブスカイフロアにご滞在のお客様限定特典
<特典1>ウェルカムドリンクチケット
ロビーラウンジ「フォンティーヌ」にてソフトドリンク
スカイレストラン&バー「THE21」にてソフトドリンク・ウィスキー・カクテル
のいずれかを利用いただけるチケットをプレゼント。

<特典2>有料放送無料
各種洋画・邦画をご視聴いただけるVODを無料にてご利用いただけます。

<特典3>専用備品の充実
バスローブ・専用アメニティを常備しています。

出典:大分オアシスタワーホテルHP より

 

ウェルカムドリンクもラウンジでいただきましたし、バスローブだけでなく備え付けのタオルの量も通常より多くて、宿泊中不便に感じることがありませんでした。

 

子供達はとにかく広い部屋に探検気分でウロチョロと大喜びでしたし、私や主人は初めての豪華すぎるお部屋に「すごいなー」「すごいねー」ばかり言っていたような気がします。

 

気になるインペリアルスイートルームのお値段は…

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先程も言いましたが、私たちはこのようなゴージャスなお部屋に通常のツインルーム料金で今回は特別に泊まることができました。

 

で、いやらしい話ですが、家族で一通り部屋の探索をしてみて、私たち夫婦の間で持ち上がった一つの疑問が…

 

「このお部屋、一体いくらするのだろう」

 

ということでした。

 

通常のツインルームと共通していることと言えば、ベットが二つあることくらいで、それ以外に何一つとして同じところが見当たらない。

 

そんなインペリアルスイートルームの1泊の宿泊料金を主人が検索して調べた結果、1室のタリフ料金(正規料金)が…

 

201,960円!

 

というまさかの目がチカチカするようなお値段でした。

 

ネット予約ならば、平日1人50,000円程度(おそらく最安値)で泊まれるようですが、それでも高い!

 

しかも我が家が宿泊した日は連休ど真ん中の日曜日ということもあって、ネット予約でも通常1人100,000円のお部屋です。

 

この後、子供達には備品を壊さないようとりあえず急ぎで指令を出しました(笑)

 

 




 

 

 

初めてのスイートルーム宿泊体験の感想

 

諸事情あり、思いがけないお部屋変更で我が家としては初めてのスイートルーム泊となりましたが、その感想としては…

 

非常に良かった!

 

ということしかありません。

 

まず、広々すぎるリビングで夫婦二人でゆっくりすることができたというのも良かったですし、子供達が何より楽しそうでした。

 

高層階からの眺めに、次男は「高い~」と喜んでいましたし、もともとホテルでのお泊りが好きな長男は大きな部屋というだけで大興奮。

 

旅行中、遊園地や水族館などにも行ったのですが、一番楽しかった旅行の思い出を聞くと「ホテル」と言うくらい、大満足だったようです。

 

今後の旅行の際が「ホテルのお部屋、狭いね」などと言われそうで、若干心配でもありますが。。。。

 

とにかく、今の我が家では到底宿泊できないような素晴らしいお部屋に滞在することができ、とても貴重な経験をさせていただくことができました。

 

そして、年に一度はこのようなスイートルームに(自力で)泊まれるよう頑張らないとね!と主人と話しました。

 

今回は私たちも予想外の出来事でしたが、大分オアシスタワーホテルはお部屋だけではなく、スタッフの気配りなどもとても素晴らしく、また大分に行く際はぜひ利用したいホテルになりました。

 

その時は通常のツインルームだと思いますが(笑)、それでもぜひもう一度泊まりたい。

 

そして、いつかまた素敵な思い出ができたインペリアルスイートルームに帰って来たい!と人生のモチベーションを新たにできたそんな旅になりました。

 

ですが、正直なところ、1泊20万円のお部屋に泊まる方ってどのようなお仕事されている方なのだろう…という素朴な疑問。

 

大分オアシスタワーホテルの詳細情報

チェックインタイム 14:00
チェックアウトタイム 12:00※2016年4月2日(土)から11:00迄と変更
レイトチェックアウト 15:00までは基本料金の30%割増し、18:00までは50%割増し、
18:00以降は1泊料金となります。
駐車場 1泊1台 1,000円(普通乗用車)
フロア スタンダードフロア 12~17F、エグゼクティブスカイフロア 18~19F

 

■住所■

〒870-0029

大分県大分市高砂町2-48

■電話■

097-533-4411



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