潮干狩り、大好きです。
毎年春先になると潮汐表チェックが日課となる私。
良さそうな潮干狩り場の情報収集にも明け暮れる日々となっております。
ですが、潮干狩りでネックになるのが「荷物の重さ」です。
念のためにと持っていった道具はほぼ使わず、帰りは獲った貝などの重さでヒーヒー言うハメになります。
なので、私は毎年潮干狩りに行くようになってから、道具には「これは絶対いる!」「なくても良いかも」という区別を付けるようになりました。
そこで今日は、潮干狩りにはこれだけを持っていけばOKな道具をご紹介します。
私が潮干狩りに持参する道具のご紹介
熊手・カマ
これは潮干狩り必須アイテムです。
あさりを探す時は熊手を使いますが、砂地を熊手でかいていて「カチン」と当たった感触が中毒になるくらい大好きです(笑)
死貝や石などのことも多々あるのですが、それでも大物を見つけた時の嬉しさは格別ですよね。
豆知識として、潮干狩りで熊手を多用すると、私はいつも翌日に二の腕が筋肉痛になります。
潮干狩りは二の腕のたるみ解消にもなると勝手に思っています(笑)
カマはマテ貝掘りにつかいます。
マテ貝は縦長い貝で砂地に垂直に潜んでいるため、その穴をはっきりわかりやすくするためにカマが欠かせません。
マテ貝の取り方はこちらの動画が詳しいです。
1分13秒頃の塩のまき方が豪快で笑った(笑)
これほど塩を投入せずとも、少量でマテ貝は顔を出してくれるので大丈夫です。
出てきたマテ貝を引き抜くポイントは、マテ貝を強く掴み過ぎずに周りの砂に押し当てるように抜くことです。
マテ貝の殻は薄いため割れやすく、力が意外と強いので、相手が抵抗している間は砂に押し当てる感じで様子を見ましょう。力が緩んだところで一気に引き抜くのがコツです。
塩と容器
マテ貝を掘る時限定ですが、塩と容器が必要になります。
マテ貝が捕れると言われている潮干狩り場以外にも意外とマテ貝の穴があったりするので、持って行っておくとあさりとマテ貝両方を捕ることができます。
塩の容器は上記の動画でも出ていたように、100均などに売られているドレッシング用の容器が便利です。
塩を穴に直接投入できるので、手で塩を入れるよりかは少量で済みます。
子供用砂遊びセット
子供用には軽量で安全性の高いプラスチック製の物を使った方がよいです。
スコップにかんしてはマテ貝掘りにも使えます。
普通の熊手やカマは、子供だと振り回して危なかったりするので、潮干狩り場でも100均にあるようなお砂場セットで十分かと。どうせすぐ飽きますしねー。
クーラーボックス
小型のクーラーボックスは貝の持ち帰り用に1つあった方が良いです。
まだ潮が引ききっていない時間に潮干狩り場に行き、海水をある程度汲みおいておきます。
獲った貝をこの中に入れて持ち帰れば、貝の砂抜き時間の短縮に。
貝の砂抜きには獲った場所の海水がベストなのですが、海水が確保できそうにない場合は…
「水(500cc)+塩(大さじ1)」
の塩水を作り、あらかじめクーラーボックスに入れておくのもおすすめです。
帰ってから貝の砂抜きをするのではお夕飯に間に合わないので、移動時間をフル活用しましょう。
網袋
これも3枚セットで100均で買いました。
獲った貝をとりあえず入れておくのに重宝します。
貝掘りの度にクーラーボックスを持って移動するのは大変ですし、網袋があれば獲った貝をとりあえず入れておいて、近くの海水につけておけば、貝の砂抜きにもなります。
バケツを持って移動している人を多く見かけますが、私は持ち物削減のためにずっとこの網袋を使っています。
日本野鳥の会の長靴
潮干狩りには長靴が便利です。
サンダルだと干潟で足が汚れる上に、洗う場所もない場合はとても困ります。
私がずっと使っている長靴は日本野鳥の会の長靴です。
この長靴、なんといっても便利なのはコンパクトになるところ。
ふくらはぎ部分に伸縮性があるので、持ち歩きにすごく便利です。
また、ふくらはぎ部分を紐で縛ることができるので、長靴内の防水対策もできます。
そして、デザインもとってもおしゃれ。
私は普段使いでも使っているくらい、雨や潮干狩りで大活躍な長靴です。
私は普段25.5cmの靴を履いている大足女なのですが、こちらの長靴はMサイズ(25cm)で靴下を履いてピッタリサイズでした。
ただ、私は足幅自体は狭目のタイプなので、余裕がある方が良い方はLサイズ(26cm)の方がおすすめかもしれません。
ふくらはぎはレギパンを履いた状態でもブカブカなくらいなので、かなり余裕がある作りになっています。
詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。
帽子
日差し対策として帽子は必須です。
つば広の、できれば後ろ首まで隠れるものがベスト。
私は普段使いの帽子を潮干狩り時にも使っていますが、海は思いの外日焼けしますので、つばの広い帽子で顔だけはガードしておきたいものです。
その他必要と思われるもの
タオル
タオル類は必要です。
手足を洗ったり、濡れた道具を拭いたりするのに必要なので、人用と物用の2つのタオルを用意しておけば良いかと思います。
ゴム手袋
手袋ですが、日焼け対策や海水対策として炊事用のゴム手袋をつけている方もいますよね。
でも、私は使わない派です。
ゴム手袋を使ってしまうと、私の場合手先の感覚が鈍くなってしまい、砂の中の貝の感触もわかりづらくなってしまいます。
私は熊手だけでなく手探りでも貝を探すので(笑)
必要な方は持参した方が良いと思います。
携帯椅子
また、キャンプグッズの記事でもお話したように、携帯椅子があると潮干狩り場では便利かと思います。
特に子供はすぐに疲れてしまいますし、親としては「まだほとんど掘ってないんだけど…」と思っていてもすぐに「帰りたいー」コールが始まり困ってしまうことも。
キャンプ用の子ども椅子を持参しても良いのですが、潮干狩り場というのは干潟で足場が悪い場所が多いので、そのようなタイプの椅子では安定性が悪くなってしまう可能性もあります。
なので、結構便利なのが「風呂場椅子」。
干潟でも沈み込みにくいですし、子供用の小さい風呂椅子なら100均にもあります。
大人でも使っている人をたまに見かけますが、私はこれまた使わない派です。
単に荷物が増えるのがイヤという理由もあるのですが、潮干狩りの時のあのガラの悪い体勢(いわゆるヤンキー座りというやつです)って、かなり内股の筋トレになるんです。
私は潮干狩りの翌日は、二の腕の筋肉痛とともに必ず内股も筋肉痛になっています。
内股って日頃使わない場所ですし、年とともにタプタプしてくるところですしね。
趣味と筋トレを兼ねている潮干狩りは、私としては最高の遊び場です。
潮干狩りはなるべく軽装で行くことが大切
潮干狩りに必要な物をご紹介してきましたが、子供がいると実際はこれだけでは荷物ってすまないですよね。
お茶も必要ですし、お菓子やティッシュなど持ち物だけでもかなりの量になります。
そこに、帰りはあさり(塩水付き)が加わってくるのですから、親としてはできるだけ身軽な体勢で潮干狩りには臨みたいところです。
最低限必要な道具というのはありますし、それは絶対はずせないので、あとは自分にとっては何が必要なのかを見極めることが大切になると思います。
楽しく快適に潮干狩りを楽しんでくださいね。
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
コメント