年長で時計の読み方をマスターした方法をご紹介。教え方のベストな順序とは。

「時計の読み方、どうやって教えたの?」

先日、ママ友さんからこのような質問を受けました。

我が家の次男には発達障害があり、自閉症スペクトラムと診断されています。

そんな次男は療育園の年長の時に、時計の読み方を完全マスターしました。

「何時」「何分」はもちろんのこと、「午前・午後」の区分もでき…

次男
20時は夜の8時~

などと、聞いてもないのに言うようにさえなりました。

なので、そんな次男が所かまわず時間について口にするものですから、周りのママ友さんはどうやって次男に時計の読み方を教えたのか気になったようです。

結論から言うと、私は次男にドリルなどを使って時計の読み方の机上の勉強はさせていません

すべて日常生活のやり取りの中から次男が自然に読み方を身につけていきました。

今日はそんな次男の時計マスターまでの経緯をご紹介しようと思います。

会話がある程度できる子であれば、ほとんどのお子さんにとって取り組みやすい内容だと思っています。

※数字の理解ができている子が前提の内容になります

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まずは時間の認識を持たせる

時計が読めるようになるには、まずは「何時」という概念から教えていくほうが子どもも理解しやすいです。

アナログ時計で数字表示されているのは「1」から「12」まで。

時間はその数字見たままなので、子どもにとっては時間と時計が一致しやすく分かりやすいものです(正午の「0時」などはここでは一旦おいておきます)

なので、私は日常生活において事あるごとに「○時になったら…」と次男に話すようにしていました。

3時になったらおやつを食べようね

ドラえもんは7時から始まるよ

など、次男に話かけると同時に家にある時計を見せていました

実は、これは時間を教えるために取り組んでいたというよりは、こだわりや不安感の強い特性を持っている次男のために「細かく見通しを立てていた」結果、時間を利用するようになったという感じです。

最初はそれもピンとこなくて反応が薄かった次男でしたが、私も次男が認識しやすいように…

時計の短い針が「3」にきたら「3時」だよ

などとしばらくは丁寧に時間を教えていました。

そのうちに、次男自ら…

次男
もうすぐ7時~

などと時計を見て言うようになり、その結果、時間はあっという間に理解しました。

時間の教え方のポイント
日常生活の行動と時間を関連づける

「分」の読み方を理解させるには

時計で時間が読めるようになったら、「○時○分」というように予定を細かく設定するようにしました。

と言っても、最初から「20分」などを時計を見て理解するのは難しいですし、まず無理です。

一般的なアナログ時計には「分」の読み方までは書いていません。

なので、我が家の場合は、まず「30分」の読み方からスタートしました。

療育園に行くために家を出る時間を「9時30分」と設定し、毎朝家を出る時間を時計を見せながら次男に話していました

9時半になったら幼稚園に行くよ

次男
はん?

半は30分のこと。時計の長い針が「6」にきたら「30分」「半(はん)」だよ

しばらく平日はこのようなやり取りを繰り返していました。

こうすることで、次男にとっても幼稚園に行く見通しが時計を通して立ちやすくなりますし、このやり取りを始めてから、次男はどんなにテレビを観てようが遊んでようが9時30分になる前には「幼稚園に行くから」とピタっとやめられるようになりました。

(こだわりの強さはこういう部分では最強です 笑)

「30分」が「6」のところということが理解できるようになった時点で、「15分」が「3」のところ…など「分」のバリエーションを増やしていきました。

これも日常生活のいろんな部分(お風呂に入る時間や食事の時間など)にこじつけて、その都度時計と照らし合わせて本人に意識的に見せるようにしました。

ただ、これはあまり参考にならないかもしれませんが、この時点で次男は1時間が60分ということを悟るようになり、20分や55分などの理解はあっという間だった覚えがあります。

自分なりに時計をみながら…

次男
今、35分?

など、特に予定などなくても聞いてくるようになりました。

そういう時は私もここぞとばかりに乗っかって…

そうだね!じゃあ、長い針が「10」にきたら何分?

などクイズ形式で遊んだりもしていました。

本人が時計に興味を持っている時が一番理解が進みやすいので、そのタイミングを逃さないことが大切です。

分の教え方のポイント
まずは30分(半)の理解を定着させる。その後バリエーションを増やす。

1日24時間をどう教えるか

時間というのは、午前・午後で呼び方が変わります。

例えば、「夜の10時は22時」とも言いますが、次男はこの部分をどうやって覚えたのか。

それは「アナログ時計とデジタル時計の併用」で理解しました。

我が家にはデジタル時計は無いのですが、次男はデジタル時計という存在を朝のテレビ番組やお風呂リモコンの表示で覚えました

朝のワイドショーなどで、テレビ画面の左上にはたいていデジタル時計表示が出ていますよね。

我が家は毎朝8時までに観る放送局と8時以降に観る放送局が決まっているのですが…

8時になったら○チャンネルに変えるね~

などと言いつつ、テレビ上のデジタル時計で時間を確認させていました。

最初は「???」という感じの次男でしたが、次第に…

8(←時間):36(←分)

というのを、家のアナログ時計と見比べることで理解できるようになった次男。

そのうちに、次男自ら…

次男
おかーさん、もうすぐ8時だよー!

などとチャンネルを変えるタイミングを教えてくれるようになりました(笑)

今では、私がバタバタしている時は時間になったら勝手にチャンネルを変えててくれるようにも。

(2回目ですが、こういうところ自閉症スペクトラム児は最強です)

そして、肝心の「22時」などの午後の時間表示はどうやって覚えたのか。

これは、家のお風呂リモコンで覚えました。

朝のテレビでデジタル時計の読み方を覚えた後、お風呂リモコンにも同じ表示があることに気がついた次男。

次男
時計が変なんになってる~!

と言っていた次男に…

夜の8時は20時ってなるんだよ

と話しました。

最初は…

次男
…え???

と言っていたのですが、数字に強い次男。

ここでもすぐに夜の時間の表示を覚えてしまい…

次男
20時は8時のこと~。21時は9時

などと、お風呂に入る度に話すようになりました。

この時も次男が時計の話をしていたら、私が…

そうだね~!すごいじゃん!じゃあ、ちょっと難しいクイズ出すよ。16時は何時のこと?

などと、時間で遊びながらお風呂に入っていました。

こういうやり取りを繰り返していて、次男は正午以降の時間の呼び方もすべて覚えてしまいました。

24時間の教え方
アナログ時計とデジタル時計を併用する

時計に興味を持った時が教えるベストタイミング

次男は、日常生活の見通しを細かく立てるために時計を使うようになった結果、時計の読み方をマスターしました。

ちょっとした事でも見通しが立たずに不安になる次男の場合、その不安解消への取り組みが結果的に時計の読み方を教えることにつながったのですが…。

この経験から言えるのは、時計の読み方を教えたい場合は、まずは子どもに「時間への興味」を持たせることが先決だということです。

時間は何のために必要かというと、大雑把に言って「自分の行動を組み立てるため」だと私は思っています。

例えば、「○時になったらあれをしよう」などと本人が意識しないことには、時間を知る必要性は感じられないわけです。

我が子に時計が読めるようになって欲しいと思っている保護者の方は多いでしょうが、そのためにはまずはお子さん自身に一日の行動の流れを理解させてあげる必要があると感じています。

次男のように毎日決まりきった行動を好む子は、時間の理解も早いのかもしれません。

時計の学習は小学1年生の後半の授業で習うことではありますが、お子さん本人が興味を持った時が教え時だと思っています。

まずは、日常のちょっとした行動を時計の時間と結びつけて、お子さんとお話する中で時計の読み方を理解させてみてはいかがでしょうか。

福岡市在住の主婦です。
毒親育ちが発達障害児を育てています。
2016年から ブログ始めました。
人間関係や子育てに関する日々の気づきを、独断と偏見まみれの記事で更新中。
ビュッフェと直売所に頻出します。

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