夏休みが終わり、2学期が始まると気になってくるのが子供達の運動会です。
最近では4~5月の春に運動会を行う小学校や幼稚園もあるようですが、我が家の子供達の運動会は共に秋開催です。
「お弁当、何にしようかしら」
「この暑さで一日運動場にいるの、しんどくないかしら」
もちろん、子供達の日頃の練習の成果をしっかり見届けたいという楽しみはあるものの、食事や当日の過ごし方については母親として頭を悩ますところです。
次男は今年度に福岡市内にある療育園に転園したので、そちらでの運動会は今年がお初。
福岡市の療育園ってどのようなところ?費用は?私立幼稚園から転園させて分かったその実態をお話します。
現在小学2年生の長男は、前年度に小学校の運動会を経験しているので、ある程度勝手は分かっています。
そこで、長男の運動会の経験から、「運動会に持って行けば良かったなー」と私が個人的に思った便利グッズを5つ、今回はご紹介していこうと思います。
今年の運動会はこれで去年よりかはだいぶ快適になるはず。
運動会を控えている皆様のひとつの参考になればと思います。
1.ポップアップテント
運動会時のテントの使用に関しては、学校によりさまざま規定があるかと思います。
「テントやタープ類の使用禁止」となっている学校ではもちろん使うことができませんが、長男が通っている小学校では使用を認められています。
そのため、早朝から場所取りのためにタープを設営したり、ブルーシートを敷いたりと多くの保護者が「我先に!」と頑張っておられました。
ですが、私個人の思いとして敢えて言わせていただくと…
運動会でのでかいタープははっきり言って迷惑!
ということです。
いや、タープの使用自体は禁止されていないので使うことは問題ないのでしょうが、4人家族がどでかいタープの下にテーブルと椅子をちょこんと設置してランチをしている光景をみると、いかがなものか…と思えてしまうのです。
その場所に後何人か入れるんじゃない?っていう。
長男の小学校でもテントやタープの使用は認められてはいますが、それは設置場所を指定されてのことです。
トラック周辺は設営NGですし、グラウンドの端の方一部分だけにテント・タープゾーンがとられていますので、場所は非常に限られています。
そこで、少人数が大きなタープを使って悠々と過ごしているというのは、道義的にどうなのかという…。実際、場所が取れなくて困っている家族もいましたし。
なので、テント・タープゾーンとは言え、そこは家族の人数に見合った良識的な大きさの物を設置するのが望ましいのではないかと私は考えています。
去年、我が家が持参したのはポップアップテントです。
去年の運動会は10月にありましたが、真夏が終わったシーズンとは言え、お天気の良い日は結構な暑さになるこの時期。
日差しを遮れるテントがあると、運動会ではとても助かります。
長男の小学校はかなりのマンモス校のため、我が子の出番がない時間が結構長いので、そういう時に一休みできるスペースとしてもテントはやはり便利です。
ですが、一つ運動会時のテント使用で不便だった点が昼食の時間でした。
運動場の砂が風に舞い上がった時に、お弁当を直撃してくるんですよね。
今年はじゃりじゃりご飯は食べたくないので、このようなメッシュスクリーンがついたタイプを持って行こうと思っています。
テントやタープは使用が認められている場合には、持って行って良かったと思える便利グッズです。
が、そこでもやはり人様の迷惑になるような使い方は避けたいですね。
2.ポータブルクッション
小学校の運動場(校庭)の地面は結構かたいものです。
我が子の出番待ちの間に長い時間座って待機していると、かなり腰にくるのは事実。
テント内でお昼ご飯を食べる時も同様です。
そんな時に、このポータブルクッションは「持って行けば良かった」と後に思った物のひとつです。
このクッションの便利な特徴は…
■コンパクトに持ち運べる
■空気入れ無しで膨らむ
という点です。
45×45cmのクッションが、収納している状態では25cm程度のポーチに収まるというコンパクトさ。
さらに、クッションの角についているバルブを開くだけで、クッション内に自動的に空気が入り勝手に膨らんでくれます。
子供の運動会は、お弁当にテントに敷物に…と何かと荷物が多くなる中、このようにコンパクトな便利グッズというのは非常に助かります。
3.ミニテーブル
運動会のランチ時に「これは持って行けば良かった!」と思っている物のひとつに、ミニテーブルがあります。
テントの中での食事って、お弁当を直に置いて食べると、前かがみになってすごく食べにくいんですよね。
そもそもテントの形状が頂点に向かってカーブしている構造なので、座高の高い大人はかなり腰を曲げて食べないといけない状態。
そんな時にコンパクトなテーブルがあると、ランチもかなり快適になります。
このようなレジャー時に使えるミニテーブルはいろいろなメーカーから出ていますが、小さい子連れの時に使用するタイプは、「軽量」なものが一番です。
繰り返しになりますが、運動会は何かと荷物が多くなりますからね。
4.脚立
脚立は、去年の小学校の運動会で持参されている保護者が多く、「確かに持ってきた方が便利だなー」と思ったもののひとつです。
運動会で子供の出番の時に、必ずしも前の方で観戦できるとは限りません。
特に長男の小学校のように児童が多いところの場合は、トラック周辺には常に保護者がごった返している状態です。
そんな時に、保護者の間をかいくぐって前に行くのも図々しくてためらわれますし、かと言って後ろの方では子供の様子がまったく見えません。
そんな中、脚立に乗って写真撮影をされている方が結構いらっしゃいました。
脚立があればトラック最前列を陣取れなくても、後ろから十分子供の様子を見守ることができます。
少人数の学校では必要のないものかもしれませんが、ある程度の規模の学校の場合は、脚立はあると便利なグッズだと思います。
「でも、脚立は荷物になるしねー」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、そこは私も同感な部分でして…。
ただでさえ荷物の多い運動会なのに(3回目)、これ以上あまり携行品を増やしたくないというのは誰もが思うところでしょう。
そんな時は、コンパクトな踏み台が良さそうです。
2段ステップで43cmまで高さが出ますし、たたむと5.4cm幅にまでコンパクトになります。
175cmの主人に乗ってもらうと218cmの高さになりますので、そこまで背の高い人はまずいないでしょうし(笑)
3段脚立保護者がいたら諦めましょう。
5.カメラの望遠レンズ
これ、意外と忘れがちじゃないかと思い、敢えて便利グッズに挙げてみたのですが、いかがでしょうか。
我が家はCanonのEOSKissX5を使っていますが、これまでの運動会では望遠レンズをセットし忘れて出かけていました。
そのため、実際に撮れている写真に写っている我が子は豆粒サイズ。。
運動会では遊戯だと、あちらこちらへ踊りながら移動していますし、競技であっても当日その時になってみないと、どこからスタートしどこへゴールするかもイマイチ分からないものです。
なので、望遠レンズがないと、親は子供の移動に合わせて右往左往することになるので、被写体である我が子は小さく写るわ、ピントは定まらないわでなかなかバッチシーンというのが撮れないもの。
「そんなの毎回ちゃんと持参してるわ!」という方には申し訳ないのですが、私の個人的なメモという観点で書かせていただきました。
そして、望遠レンズを持っていないという方は、運動会の際には必ず準備しておいた方が良いです。
これまた小規模の学校や幼稚園であればそこまで必要ないのかもしれませんが、一般的な小学校であっても運動場は広くて大きいですからね。望遠機能はかなり大切です。
運動会には必要最低限の物をコンパクトに持参する工夫を
以上、小学校の運動会に「持って行けば良かった」と私が個人的に感じている便利グッズ5つ(内1つは私のうっかりミスによる忘れ物含む)をご紹介してきました。
何度も繰り返しお話しているように、運動会に持って行くものは必要最低限のものを、それもコンパクトに持って行くということが要になります。
大抵の小学校では車での来校を禁止していますし、そうなると徒歩か交通機関を使って運動会には行かないといけません。
学校から自宅が近いご家庭であれば荷物もそう苦にする必要はないでしょうが、校区の広い小学校の場合、自宅から小学校まで2~3kmある場合もありますからね。
荷物は少ないに越したことはないです。
上記している物はすべて便利グッズというだけで、必ずしもなければならないという物ではありません。
でも、あると不便でない=快適になるというものばかり。
家族分のお弁当や飲み物だけでもなかなかの荷物になる運動会ですが、コンパクトな便利グッズを利用して、楽しく快適に運動会を過ごせると良いですね。
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
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