【2016お盆】毒祖母が実家にいるのにそれでも私が毎年帰省する理由。

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このブログをずっとご覧になっている方はすでにお分かりかと思いますが、私の祖母は相当な猛毒の持ち主です。

 

そんな毒祖母のいる実家に、この夏も帰省してきました。

 

内容がよく分からないという方は両親/義理両親祖父母のカテゴリーをご覧になっていただければと思います。

 

私の実母(こちらも毒な親でした)はすでに他界。

 

実家では父(養子)と祖父母(母方)が3人で暮らしていますが、毎年の盆正月の帰省時は何かとモヤモヤ後味悪く帰省を終えている私。

 

2016の盆も祖母の安定の毒っぷりにイライラが募りっぱなしだった私の帰省秘話を、自らの解毒のためにこちらのブログにぶちまけさせてもらおうと思います。

 

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帰省準備ですでにイライラ

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実家に滞在中ももちろん祖母の毒でイライラしっぱなしなのですが、このイライラは毎年毎回帰省の準備段階ですでに始まっています

 

田植えや稲刈りなどのお手伝い要員時とは違い、盆正月の帰省となると手土産の準備が伴うため、これがさらに私をイライラさせるのです。

 

そんな自分を分析してみた結果、イライラ3大要因がみえてきました。

 

1.土産選びにイライラ

自分の実家とは言え、私は帰省時には手土産をきちんと用意します。

 

お盆帰省時の手土産選びの記事でも書きましたが、お仏壇に供える用と家族に差し上げる用で必ず2種類持参します。

arrow47_004お盆に帰省する時の義理実家への手土産には思いやりの気持ちが大切。選び方のポイント5つ。

 

田植えや稲刈りなどの帰省名目はあくまで「お手伝い」なので、土産は特に用意する必要がないと思い、毎回準備はしていません。

 

ですが、盆正月は別。

 

私は嫁に行っている立場として、自分は実家とは違う新たな家族を築いている以上、帰省時のこういう手土産などは義理実家だけでなく自分の実家であってもちゃんとすべきだと考えているからです。

 

ですが、私の場合、実はこの帰省時の手土産選び、実家の方がいつも頭を悩ませてしまっています。

 

それは、土産を持参する度に祖母からのダメだしがあるからです。

 

お仏壇用のお供えはすぐ開封するものでもないので(我が家の場合の話です)、ある程度日持ちのしそうな箱菓子類を選べば良いのですが、問題なのは家族に手渡しする土産の方でして…。

 

土産好適品などのような一般的な菓子類だと、祖母は「こんなもん食わん。もって帰れ」とほぼ言われます。

 

果物なども同様。

 

そもそもお盆の時期に出回るぶどうなどは実家で作っていますし、農家のため農産物の味にうるさいというのもあります。

 

そこでたいてい実父へ焼酎を手土産として持っていくのですが、それだと祖母的には「私は土産をもらっていない」という雰囲気になってしまう。

 

「どうして欲しいのさ!」という気分に私としては毎回なるのですが、祖母の好物を買って行っても、毎回何かしらイヤミは言われるので、最近では文句を言いつつも家族で消費してくれる「果物」をお盆には選ぶことが多くなりました。

 

ただ、果物は鮮度があるので前もって準備できないのが欠点でして。

 

帰省当日にお店に行っても、なかなか土産としてふさわしい果物が見つからずに、毎回イライラしてしまっています。

 

「これだとこんな文句を言われるかも」という減点法で土産の対象物を選定しているので、土産選びの段階から毎回気分が滅入ってしまうのです。

 

2.店も混んでいてイライラ

やっと選んだ土産も、それが手土産仕様になっていない場合は別途包装などしてもらいますよね。

 

今年は梨を選んだのですが、帰省シーズンというのはたいていどこの店も混んでいるもの。

 

今回も帰省途中に大型ショッピングセンターで手土産を購入したのですが、その梨を手土産用にラッピングしてもらうのに時間がかかりさらにイライラしてしまいました。

 

これがあるので、私は前もって手土産は準備しておきたい派なのですが、果物だとそれもなかなか叶わず。

 

前もってネットショッピングで注文しておくという方法もありますが、実家がそれほど遠方でない我が家の場合、帰省と手土産が別々になるという不自然感は我が実家の場合どうしても払拭できません。

 

家族の帰省と手土産がセットなのが実家の暗黙ルールなのです。

 

そのため、毎度混み合う店内で土産品の包装作業を待たされ、それだけでもイライラするのに、「これほど手間暇かけて土産を準備しても祖母からどんな言われ方をするのだろうか…」と考えてしまい、さらにイライラが募ってしまうのです。

 

「実家帰らなきゃいいじゃん」と思われるかもしれませんが、これにかんしてはタイトルにあるように、理由は後述したいと思います。

 

3.祖母からの無言の圧力にイライラ

そんなバタバタな帰省の道中をさらに焦らせるのが、祖母からの無言の圧力です。

 

というのも、祖母は帰省時に実家に到着した時に必ず「遅かったな!何をしよったか」と言うからです。

 

父には前もってどのくらいの時間帯に到着すると連絡はしているのですが、全てが自分中心に動いている祖母の中では、そんな私たちの都合などおかまいなし。

 

16時には風呂に入り、17時から夕食をとりたい祖母にとって、私たちは一刻も早く実家に到着して欲しくてたまらないのです。

 

ですが、祖母の希望を叶えるために例えば午前中着くらいで帰省したとしても、16時の風呂の時間まで私たちとしては非常に暇を持て余してしまいます。

 

実家はど田舎にあるため、周囲に遊びに行けるような場所もないですし。

 

仮に子供たちを散歩に連れて出たとしても、「どこに行くか。いつ帰ってくるか。早よ帰ってこい」と言われ、おちおち近所に出かけることすらできません。

 

家にいたらいたで、ちょっとトイレにたっただけでも「どこいったか」と探し回られ、同じ部屋にいても5分置きに目視で確認される。

 

正直、非常に苦痛です。

 

なので、私たちはなるべく16時前ギリギリくらいに到着するようにはしているのですが、土産選びやラッピング作業などで思いの外時間を取られたり、道路が渋滞で混んでいたりすると「まだ帰ってこんか」という祖母の幻聴が聞こえ始めます(笑)

 

私、特に病んではいませんが、幻聴は言い過ぎとして、それ程に帰省の道中も祖母の無言の圧力というものがあり、それはそれはイライラしっぱなしの実家までの道のりとなってしまっています。

 

実家に到着、祖母お待ちかね

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実家に到着すると、祖母の第一声はまず「風呂入れ」です。

 

我が家は夕食よりも先に風呂に入る習慣があるので、必ずこれは毎回言われるフレーズです。

 

ですが、お盆は毎年私の父が我が家の子供達のために花火を用意してくれています。

 

風呂入って、夕食食べて、花火して…ってなると、寝る前にはすでに汗びっしょりで更に煙臭い状態になりますよね。

 

ということで、祖母からの「風呂入れ」に私は花火の下りから説明するのですが、やはり自分中心の祖母、これがどうしても理解できず、「風呂入れ」→「花火ガー」という会話を祖母と10回は繰り返してまず疲れてしまいます。

 

その後、なんとか風呂前に夕食にたどり着けても、今度は早く夕食の後片付けをしてしまいたい祖母は、人がまだ食べている途中であってもさっさと皿を下げようとして私とバトル。

 

私としては、父や主人とゆっくり飲みたいと思っていても祖母がこの調子なので、夕食時も祖母を怒りながら、子供達の様子も見ながらで非常に大変です。

 

そんなバタバタな夕食を終えて、花火→風呂と終えると、今度は「もう寝ろ」という圧力とかけてくる祖母との帰省生活はストレスフルの一言につきます。

 

 




 

 

祖母の暴挙・暴言集2016夏

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■帰省到着直後に「いつ帰るか」と聞かれる

これは今年の夏に限ったことではないですが、祖母からは帰省時に毎回聞かれるフレーズです。

 

せっかく帰省して帰っている身としては、実家に到着して直後にこう聞かれると、非常に不快な気分になります。

 

帰ってきて迷惑だった?という。

 

祖母の先の事ばかり心配するという性格の問題もあるかと思いますが、この一言から始まる実家滞在というのは、私としては精神的にかなり重いものがあります。

 

■手土産に持参した物を持ち帰れと言われる

今年の梨は言われませんでしたが、土産に持参したものの8割は「いらん。もって帰れ」と言われます。

 

これは言われた方としては相当気分を害するフレーズですが、私の中では、最近はこれを大正生まれなりの気の使い方なのではないかと思うようにしています。

 

なんと言うか、遠慮が美徳的な?

 

昔の人の中には、そのように振舞うことが良しとされている風潮がいまでも受け継がれているような気がしていて、本当はもらって嬉しいのだけど「いらない」と意思表示することが奥ゆかしいと祖母は理解しているのではないか、と。

 

そのように私が考える理由としては、祖母は一旦「いらない」と意思表示したものであっても、私たちが寝静まった後に起きてこっそり食べていたりすることがあり、「本当は欲しかったんじゃないの?」と思える事が多々あるからです。(この辺が更に面倒くさいところ)

 

ですが、今回の梨のように受け取るパターンもあるわけで、土産の「いる」「いらん」は単に祖母の嗜好の問題という気もしないでもありません。

 

■長男を「ブタ」呼ばわりする

これは今年初のことなのですが、祖母は長男を「ブタ」呼ばわりしました

 

もともと体格の良い長男。

 

ここ最近食べる量もますます多くなり、若干ポッチャリしてきていたのを私も気づいてはいたのですが、それを祖母が直球で長男に指摘しました。

 

実はこれ、私の幼少期にもあったんです。

 

私も長男以上に、小学生の頃はかなり体型が良い方でした。

 

身長も大きかったですし、横もそれなりにあり、これまでの人生で一番体重が重かった時期というのが実は小学校6年生の時でした。(その後、中学→高校→大学と徐々に痩せていきましたけど)

 

それゆえ当時は、今回の長男のように私も祖母からは相当体型についていじられていましたし、「肥えちょる」「肉ばかり食うな」(←なんでも食べていましたが…)など体型絡みで日頃から言われ放題だったので、自分に対して相当劣等感がありました。

 

家族以外の前で食事をする事にも抵抗がでるくらいいろいろ祖母からは言われていたので、今回の祖母の長男への発言には、私は怒りしかありませんでした。

 

長男には「おばあちゃんの言う事は気にするな」という趣旨の話をしましたが、ひ孫にまでこんな悪影響を及ぼす祖母については毒としか言い様がないです。

 

■否応なしに間食をすすめられる

と、長男にはこのようなひどい言い草をするくせに、祖母はやたら間食を私たちにすすめてきます。

 

これは祖母なりの気遣いなようですが、ちょっと間があると「アイス食え」だの言ってきます。

 

断ると怒られます。

 

子供達(特に次男)は喜びますが、私としては非常に迷惑。

 

はっきりした性格の主人は、いらない時は「今はいりません」ときっぱり断るのですが、そんな主人に対しても断られると怒りをぶつけている祖母。

 

そんな祖母の態度が主人にとっては非常に頭にくるようです。

 

子供達に対しても就寝前の歯磨き後だろうとお構いなしにアイスをちらつかせながら誘惑しているので、私が毎度祖母を叱り飛ばしています。

 

この間食の強制は、私が様子を見ていて思うに、一見人に気を使っている風でありながら祖母の自分が間食するための理由作りっぽいんですよね。

 

自分1人だけ食べにくいから、周りを巻き込もうとしているような。

 

食べたかったら1人で食べれば良いのですけど、これが大正生まれの女心なのか、それはなかなかできないようです。迷惑なんですけどね。

 

なので、祖母は皆で食べる夕食時は極端に少食なのですが、私たちが寝静まった後にコソコソ台所で盗み食いをしている模様(実父談)

 

話は若干それましたが、とにかく祖母は全てが自分中心(祖母なりに気遣いをしているらしいけど、その方向性が間違っている)、人を自分の思うままに動かしたいという人なので、周囲は非常に苦労しているのです。

 

 




 

 

それでも私が実家に帰省する理由

では、なぜ毎回それだけ不愉快な思いをしてまでも私が実家に帰省しようと思うのか。

 

それはなにより、実父に子供たちを会わせてあげたいからです。

 

父はこんな祖母と同居し、24時間常に一緒に生活しています。

 

祖父が若干寝たきり生活なので、そのお世話もあり、なかなか実家を離れることもできません。

 

現に父は、私たちの新居(購入して1年以上経ちますが)にさえ未だ来たことはありません。

 

父の場合は「来ない」ではなく「来れない」のです。

 

祖母の性格柄、常に父を拘束しています。

 

父が知り合いの家に泊まりで飲みに行くと話しても、「帰ってこい」と祖母から言われ、そんなことでさえも1日もできないのです。

 

私などは年に数回の帰省でもこのように音を上げてしまう祖母との生活を、父は毎日送っているのです。

 

そんな父に、せめて孫との時間は少しでも作ってあげたいというのが、私が帰省する理由です。

 

実家とはそう遠い距離ではないので、外に出られない父の分、我が家が実家に頻繁に出向けば良いのでしょうけど、我が家もそうそう実家にばかり行く時間もなく。

 

毒親や毒祖母との付き合い方は距離をおくのが一番だと私は思っているので、その点だけ考えれば実家に帰省しないというのがベストなのですが、父と孫の関係も考えると、今のこの実家との距離感が最善だと私は考えています。

 

父と祖母の関係も心配ではありますが、それは私が口出しできる問題ではないですし。父も父なりにいろいろ考えてはいると思うので。

 

とにかく、私が帰省する理由はすべて父に孫を会わせるためだけです。

 

祖母という強敵はいますが、孫に会うのを楽しみにしていてくれる父のために、少ない日数ではありますが帰省の日はしっかり作っていこうと思っています。あー、今年も疲れた。

 

 

 

 

 

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