自閉症スペクトラムの次男は、現在5歳。
療育園の年長クラスに通っています。
そんな次男と先日、福岡市の就学相談会に参加してきました。
発達障害のある子どもというのは、幼児教育期間が終わったらそのまま小学校に入学するわけではありません。
障害の程度によって、特別支援学級か特別支援学校か、または小学校の通常学級に通いながら通級教室に通うのかなど、それぞれ進路がわかれます。
その進路について保護者の意向だけでなく、教育関係者など外部の方の意見もすり合わせながら複合的に就学先の決定をしていくのが就学相談会の目的です。
発達障害のあるお子さんをお持ちのご家庭であれば必ず通る道である就学相談会。
相談会に参加するまでの流れや当日の様子について私の経験談をまとめておきます。
今後、同じような過程をたどる方の参考になればと思っています。
※私が参加したのは福岡市での就学相談会ですので、他の自治体の場合、同じような会が催されていたとしても内容は異なる場合があります。ご了承ください。
就学相談会とはなにか
就学相談会について、福岡市教育委員会ではこのように説明しています。
特別な教育的支援や配慮が必要なお子さんがよりよい学校教育を受けられるために,また,お子さんの就学について心配や悩みをお持ちの保護者のために,就学相談会を開きます。
出典:福岡市教育委員会HP より
就学するにあたって、心身共に何らかの配慮が必要な子どもが対象となっています。
そのため、次男のように自閉症スペクトラムなどと診断され、小学校の通常学級以外の教育の場(特別支援学級・特別支援学校・通級教室…など)を希望する場合は、必ずこの就学相談会に参加しなければなりません。
我が子にはどういう教育の場所が合っているのか、就学するにあたってこんな不安がある…などを相談したり、子どもの様子を見てもらったりする場です。
ちなみに、就学相談会に参加しなかった場合は、居住校区の小学校の通常学級への入学案内が届くことになります。
では、就学相談会に参加するにはどうすればよいのか。
以下に、就学相談会に参加するまでの流れについてまとめてみます。
就学相談会への参加から就学先決定までの流れ
福岡市では、特別な配慮が必要な児童の就学先は以下のような流れで決定されることになります。
1.就学相談会への申し込み
2.日程案内
3.就学相談会に参加
4.総合的判断のお知らせ
5.就学先決定
6.入学通知が届く
1.就学相談会への申し込み
就学相談会への申し込みは、在籍している幼稚園や保育園などを通して行います。
次男の場合は、通っている療育園で7月頃に一斉申し込みが行われました。
一般の幼稚園などに通っている場合は、年長になった時点で幼稚園側に就学相談会に参加したい旨を伝えておけばよいかと思います。
2.日程案内
就学相談会の申し込みをすると、後日通っている幼稚園などを通してその日程が伝えられます。
次男の療育園では、9月に就学相談会をうける日程になっていました。
ですが、私の知り合いのママさん(一般の幼稚園にお子さんが在籍)は7月中にうけていたので、日程は結構バラつきがあります。
毎年、早い人で7月後半から、遅くても9月中には就学相談会は行われているようです。
3.就学相談会に参加
就学相談会は、ヤフオクドーム近くの発達教育センターで行われます。
療育手帳を持っている方なら更新などでご存知かと思いますが、えがお館のすぐお隣の建物です。
駐車場は30台ほどありますが、就学相談会の時は満車でとめられないことも多いらしいです。
ただ、私は開始時間20分前くらいに到着しましたが、ギリギリ駐車できました。混み具合は日によるのかもしれません。
運動検査や面接相談などが1時間~2時間弱あります。詳細は後述します。
4.総合的判断のお知らせ
就学相談会では、当日その場で「こちらの就学先になります」などと結果を出されるわけではありません。
事前に提出している診断書や発達検査の結果(これらは通常通っている幼稚園などから提出されます)と、就学相談会での内容を有識者が協議してから、後日幼稚園などを通して結果が伝えられます。
結果が出るのは、おおむね11月頃のことです。
5.就学先決定
総合的判断の結果が保護者の意向と同じであれば、就学先は決定です。
ただ、保護者の意向が結果と異なった場合は「再相談」という形で、再度就学先の検討をすることになります。
子どもの就学先にかんしての最終決定権は保護者にあるので、総合的判断の結果と保護者の意向が合わなくても、最終的には保護者の希望が通るようにはなります。
6.入学通知
就学先が決定した人から、順次入学通知書が届きます。
一連の流れはこのようになっています。
では、実際に就学相談会ではどのようなことをするのか。
私が経験した内容をまとめておきます。
就学相談会当日の流れ
就学相談会では下記のような流れになっていました。
1.就学時健康診断
2.行動観察
3.運動機能等観察
4.面接相談
※2~4はその時の状態により順番が前後します。
1.就学時健康診断
就学相談会では、新一年生になる前に受ける就学時健康診断をその場で受けることができます。
これは希望者のみなので、通常学級に通うお子さんのように後日居住校区の小学校で就学時健康診断を受けることもできます。
ただ、就学相談会に来ていた方のほとんどが、この健康診断も一緒に受けていました。
次男も受けましたが、「歯科検診」「内科検診」の2種類のみでした。
どちらも簡易的な感じで、歯に虫歯がないかを医師がざっと確認し、内科検診では聴診器で胸の音を聞いてもらうくらいで終了しました。
トータル5分くらいかと思います。待ち時間の方が長いです。
2.行動観察(10~30分程度)
就学時健康診断が終わったら、いよいよ就学相談会本番です。
我が家は「行動観察」から案内されました。
行動観察では、5~6人の小集団での子どもの様子をみられました。
次男の場合は、10分程度で終わった記憶があります。
2組ずつくらいおもちゃのたくさんある別室に連れて行かれ、そこで子ども達は解き放たれるのですが、親はその間すみっこの方で待機します。
観察者は極力その様子を見守るだけなのですが、子どもの他人への関わり方などの社会性をみているようでした。
次男は、「広くて」「おもちゃがたくさんあって」「人もたくさんいる」という三要素のおかげで、すこぶるハイテンション(暴走とも言う)にて行動観察は終了しました。
当然、どんな風に様子を記録されたかなどは親には伝えられませんし、観察者と親が話す時間もありません。
3.運動機能等観察(4~5分)
その後、これまた別室にて「運動機能等観察」というものも行われました。
部屋の中には担当者が1人、その様子を撮影している人が1人いました。
運動機能や指示理解をみる課題だったのですが、その様子を録画していたのは後日行われる検討会議にて確認するためだそうです。
事前に申し出ていれば、撮影を拒否することもできます。
内容の詳細については言及を避けますが、運動機能等観察は保護者も同席です。
ここでも次男、テンションアゲアゲで担当者からの指示理解もそこそこに終了しました。
4.面接相談(30~60分程度)
最後は「面接相談」というのがありました。
子ども同席で、担当者1人と面談をします。
この時の担当者は、特別支援学校の先生でした。
子どもについての困り感や、どういう就学先を希望しているかなどを聞かれました。
この時も次男、だだっ広い会議室のような場所をいくつかのつい立てで仕切ったような面接スペースに落ち着けず、相当離席が目立ちました。
担当者から次男へいくつかの質問もあり、それほど難しいものではないので次男も返答はできていたものの、まったく関係ないことをしゃべりだしたり、机の上の備品を触りまくったりやりたい放題。
そんな次男の様子をみて、担当者から遠まわしに特別支援学校への就学をすすめられました。
他の療育ママさんに聞いたら、私のように就学先の提案までされた人はあまりいないようでしたが(保護者の意向の確認のみだったり)、私が事前に特別支援学級への就学を希望する旨で提出書類を出していたのと当日の次男の様子のギャップからそのようなやり取りになったのかもしれません。
通常は、この面接相談で就学先を決定するわけではなく、あくまで保護者の意向を確認する場です。
私のように微妙に就学先を悩んでいるような、イマイチ決めかねているような雰囲気をかもし出していると、このようにアドバイス的なものもされるかもしれません。
支援学級って先生1人に児童が最大8人ですよ?
そもそも、今の幼稚園でお友達の真似をしたりしますか?
他人に意識の向きにくい子が交流学習で良い刺激をもらえると思います?
などなど、結構グサグサくる感じで言われてしまい、そう言われると返す言葉もなく半泣きで帰ってきました。
次男の情緒の安定を第一に考えてくれた上での発言だと前向きに捉えていますが、次男のような凸凹発達児の場合、どうしても「得意分野を伸ばしてあげましょう」という話には繋がらず、その点でモヤりながら帰宅しました。
そこは親の判断する部分かもしれませんが、特別支援学級だと情緒面でのサポートに不安が残るし、特別支援学校では次男の得意な学習面が置き去りにされてしまうのではないかという不安があるのです。
次男みたいなタイプには、支援学校のような環境で支援学級のような学習面の支援をしてもらえるのが困り感のある部分と得意な部分両方を伸ばせるのではないかと思っているのですが、これって望みすぎなのでしょうか。
— ohitori (@ohitorisyuhu) 2017年9月13日
これが私の本音。
凸凹発達児にとって、今の日本の初等教育には最適な場所がないなーというのが私の思いです。
就学相談会を終えての感想
就学相談会は、それ自体が子どもの就学先を決定するものではありません。
あくまで我が子の就学先については保護者の意向が優先されるわけなのですが、そんな保護者にいろいろな気付きを与えてくれる場所ではないかという印象を持ちました。
実際、私も就学相談会に参加するまでは「特別支援学級いけるやろ?」くらいの気持ちでしたが、専門家の客観的な目(担当者にとってはその時初めて見た次男の姿があんな感じ↑であっても、それも次男の姿には間違いないですから)でみた次男の様子を改めて知ることができましたし。
次男の場合は、情緒面が落ち着いた段階で改めて就学相談を受けても良いのでは?とも提案されました。
特別支援が必要な児童の場合、就学相談は保護者が希望すれば毎年受けることも可能です。
今次男にとって一番落ちついて過ごせる環境はどこだろう。
そう考えた時に、私は情緒面のフォローをしっかりしてもらえる特別支援学校が最適ではないかと考えるようになりました。
ですが、特別支援学校にいくと遅れが出るという学習面にかんしても、私は諦めたわけではありません。
個別対応を柔軟にしてくれる特別支援学校だからこそ、私は担任などにかけ合いながら次男にとってベストな学習方法をお願いしていくつもりです。
小うるさくて図々しい親になることをここに宣言します(笑)
発達障害児の場合、必要な支援・配慮というのは一人ひとり違います。
それについて一番分かっているのは親自身。
親が学校側にしっかり訴えかけていかないと、どのような就学先を選んでも上手くはいかないのではないか、と。
我が子がより良い方向へ向かえるよう、妥協せずしっかりサポートしていきたいと思います。
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
コメント
以前も就学のことでコメントした者です。ハンドルネームを忘れてしまい、以前のコメントの時と違っているかもしれませんが…
記事を読んでいるだけでドキドキしてきました。うちは年中なので来年度になりますが。先日、療育園で卒園児ママさんのお話を聞くことが出来ました。支援学校や支援級のリアルな話が聞けました。支援級は普通級か支援級かと迷えるお子さんが行っているイメージでした。たまたまその支援級がかなり軽度のお子さんばかりだったのかもしれませんが。支援学校は緩すぎる感じでした。クラス担任にもよるみたいですが、その子のクラスの先生は無理をさせない方針なのか、慣れてないからなのか、療育園でやれていた事もしなくなり、夏休みの宿題も一切なかったそうです。他のクラスでは夏休みの宿題は出ていたようなので、支援学校といえどもクラス担任によって当たり外れがあるみたいですね。附属の支援級のお話もありましたが、お勉強の時間は少ないので、放課後に塾や公文に行っている子が多いそうです。
うちの息子の場合は情緒面の問題は軽いんですが、身体的な問題があるので、支援級だとその点が厳しそうだと思います。勉強を放課後に塾っていうのも何の為に学校に行くんだろうかとモヤモヤしますね。
支援級にしろ支援学校にしろ、先生のレベルは様々で、療育園みたいな満足感は得られないだろうな、と思いました。
勉強面はしっかりしていて、情緒のフォローが必要ってお子さんはたくさんいそうなのに、勉強か情緒かどちらかを選択しなければいけないってシステムをどうにかして欲しいですよね。
さちはな様
いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます!
支援学級と支援学校、地域差や学校差も大きいようですね。
私が通っている療育園ママさんの多くは「安心だから」という理由で支援学校を希望している人が多いんですよね。
でも、それってどうなのかなと。
さちはな様がおっしゃっているように、支援学校といえども教師の質にバラツキはあるようですし、支援学校が発達障害児にとって必ずしも良い環境ばかりではないような気もし始めています。
そもそも、発達障害児にも個性がありますしね。
我が家の次男も、実は年少の頃にできていた集団行動・協調性という部分が療育園に通いだしてからなくなりました。
癇癪やこだわりなど、療育園に通いだしてから緩くなった部分は確かにあるのですが、療育園・支援学校のように個別のサポートが厚ければ厚いほど社会性という部分は育ちにくくなってしまうのかなと感じています。
療育園もその子のペース・特性に合わせて一日のスケジュールをすすめていくので、周りのお友達と一緒に同じように行動するという流れは少ないんですよね。
次男の場合は、「ここはこういう場所」というのが最初にカッチリ入ってしまうと意外とそれに従えるところがあるので、今はやはり支援学級に行かせようかと考えています。
療育園では次男の特性(苦手なものなど)を知ることができましたし、その対応策を学ぶことができたのは通わせて良かったと思っています。
支援学級・支援学校、どちらにしても我が子がより良い環境で学校に通えるように、保護者はこまめに学校側と連携していかないといけないなーと思っています。
ブログ拝見させていただいてます。 Twitterもフォローさせてもらってます。
うちも次男が発達障害で(3歳)数ヶ月前から エジソン アインシュタインスクールにいくようになりました。 初めは 怪しいんじゃないかと疑っていたのですが 面談やセミナーにいくようになって 発達障害の子の仕組みがわかってきました。
先生の話だと 発達障害の子は 支援学校よりも 支援学級のほうが断然 成長するそうです。 エジソンにくる子は5歳の子が結構多くて(入学前だから) エジソンの取り組みをやって 支援学校だった子が支援級どころか 普通級にいける子がほとんどです。 支援学校から普通学級に行くのは難しくなるので 初めは支援学級から様子をみるのはどうでしょうか?
うちの長男が今 2年生で支援学級の子がいますが 一年間で 凄い成長されました。
支援学級だと 給食を一緒にみんなで食べたり 体育など みんなと行動することも
多いので良い刺激になると思います。
あきえ様
ブログへのご訪問とコメント、ありがとうございました。
Twitterもフォローしていただいているとのことで、とても嬉しいです♪
私も今の次男の成長に必要だと感じているところは、あきえ様がおっしゃっているような「みんなと行動すること」なんですよね。
就学相談会では当時の次男の様子から担当者にその部分の成長の可能性を全否定されてショックを受けたのですが、では支援学校でそういう集団で行動するような社会性が身につくのかと疑問に感じてしまうのです。
個々のフォローは手厚くしてもらえたとしても、一日の多くが教師との1対1のかかわりであれば、同年代の子とのかかわりは増えにくいですよね。
定型発達児とのかかわりがすべて良い刺激のものばかりとは私も思っていないのですが、少なくとも情緒的に次男よりも成長している同年代の子とのかかわりは、次男の中に何らかの刺激を与えることは間違いないと思っています。
それが次男にとって負の影響を与えないように、担任や学校側には細かな配慮を求めていく必要はあるでしょうが、これは支援学校に通わせていても同じことですよね。
支援学校だと学習面で次男にとっては物足りないものになることは明らかなので、私も散々心は揺れ動いていますが、今はやはり支援学級の方が良いかなと感じています。
うちの長男の同じ学年の支援学級の子も 支援学校を勧められたそうです。
でも なんとか支援学級でってことで入学して 一緒にできる授業などは
普通級などでやってるからか 凄い成長で お母さんも喜んでおられました。
今まで 友達とコミュニケーションとれにくかったのが 今は休み時間など
皆と遊んだりしてるそうです☆
エジソンの先生曰く 発達障害児は 右脳がかなり長けてて才能あふれてる子みたいです。歴史にでてくる偉人は ほとんどが発達障害児のかたが多いらしく、
とにかく 才能を秘めてるそうです。
普通の子が鈍感なら 発達障害児は敏感みたいです。
発達障害児になぜ男の子が多いかというと 右脳と左脳をつなぐ脳梁が男の子は細く
大抵の子は この脳梁が何らかの理由で 炎症などして うまく右脳から左脳に伝達できなくなってるそうです。
(私もまだ勉強したてなので間違ってたらすみません)
炎症を抑えるには 魚の油のEPA、DHAがいいみたいです。
うちはアレルギーがあるので エゴマ油で代用しています。
余計なお世話かもしれませんが 小麦製品や乳製品など お子さんが好きでよく
食べるようなら この2つを除去したら 大分落ち着いてきたという
話もあります。(グルテンフリーとカゼインフリー)
支援学級から普通級にいける可能性も全然あると思いますし、もしお子さんが負担がかかってるようなら後からでも支援学校に転入することも可能ですので、まずは
お子さんの秘めた能力にかけてみてください☆
あきえ様
希望が持てるような情報、ありがとうございます!
本人に負担がない環境で学べるのが一番だとは思っているのですが、ただ得意な面を伸ばせなかったり、可能性を潰してしまうような選択はしたくないですよね。
次男は先日「ADHD疑い」と病院で初めて言われましたが(確定診断は年齢の問題で就学後になるようです)、過集中という特性も勉強面では有利に働くこともありますし、そういう良い方向で特性が生かされる分にかんしては伸ばしてやりたいと思っています。
次男も確かになにかと過敏です。
特に、今は聴覚の過敏さが際立っているので日常生活面での大変さはありますね。
私としては、「普通になって欲しい」などとはまったく思わないものの(そもそも普通の定義がよく分からないですしね 笑)、今後社会に出て自立していく上で最低限の社会性は身につけてもらいたいと思っています。
「あいつ、変わってんなー」と周りから言われても、「自分は自分」と思えるような自己肯定感のある人間になって欲しいな、と。
そのためには、やはりいろいろな子と接しながら、受け入れたり受け入れられたりする経験をできるだけ重ねていって欲しいと思っています。
次男にはまだまだ難しいでしょうが、まずはいろいろな子とかかわりながら、手本となるような子の模倣をしていければいいかなと思っています。
そういう意味では、いろいろな子から刺激を受けられる支援学級に通わせたいという思いが強いです。
就学にかんしてまだ決断できていないのは周囲でも私くらいなのですが(笑)、やはり納得できる状況になるまで妥協せず考えていきたいと思っています。
参考になるお話、ありがとうございました♪
支援学校は親も安心出来るし、学校にお任せで楽なのかもしれませんが、とにかく勉強時間が少ないですよね。個人の学力によって、学習時間を長く取って貰うような配慮があれば、支援学校に行かせたいと思いますが…以前であれば普通級にいたようなボーダーや高機能の子が支援級に行き、以前は支援級にいた子が支援学校に押し出されている、という記事を読んだ事があります。支援学校はもともと重度の子が中心で学力より身辺自立に重点が置かれていて、今もそのままのカリキュラムなんでしょうね。
就学相談員の方も失礼ですね。周りの子から影響受けない子どもなんていないですよ。うちの子もプレ幼稚園の体操の時間で、グンと運動能力が上がりましたよ。リハビリでは全然出来なかった事が出来るようになりました。療育園でも年長さんの軽度や高機能の子に、すごく影響されていますよ。
発達障害の就学もお受験と思って親が頑張らないといけないですね。
息抜きにランチビュッフェしながら、就学乗り切って下さいね。私はこの前、ANAのランチビュッフェに行きましたよ。こちらもオススメです。引き続きランチ記事も楽しみにしています。
さちはな様
私も、おそらくさちはな様が読まれたのと同じ記事を過去に読んだことがあります。
そうなんですよね。本来は、身辺自立が進んでいない重度のお子さんが通うイメージだった支援学校が、いまや軽度の子も行くようになっていますよね。
支援学校の環境は従来のものと変化していないのに、通う児童の特性に変化が起こっているという現状が、軽度の子や凸凹発達の子の行き場をなくしているような気がしています。
確かに、支援学校で支援学級並みの学習時間を確保してもらえるなら私も通わせたいとは思いますが、実際は手のかからない軽度の子は放置気味になるという現状もあるようです。
そういう点でも、支援学校への就学を躊躇している部分があります。
それともう一点支援学校で不安があるのは、やはり協調性という面ですね。
すごく失礼な言い方かもしれませんが、軽度の子が支援学校に行って刺激を受ける対象がいるのだろうか…と個人的には思ってしまいます。
もちろん、縦割り授業などがあれば上級生からいろいろ学ぶところもあるかもしれないし、手助けの必要なお友達のお世話をしたりして情緒的に学んでいく部分もあるかもしれません。
ただ、今の本人に足りない部分を同級生から感化されるということが、果たして支援学校でどれほどあるのだろうかと考えてしまうのです。
年少の頃にできていた集団行動が療育園でできなくなったという事実もあるので、そういう意味で子どもは子どもから与えられる刺激というものとても大事ではないかと思っています。
とはいえ、ほんと就学にかんしてはなかなかズバっと決めきれないですね。
ランチビュッフェが心の癒しです(笑)
そういえば、ANAのクラウンカフェは確か行ったことがあるような記憶があるのですが、記事としては書いていなかったですね。
近々行ってみたいと思います♪
いつも温かいコメントありがとうございます。