「あのママさん、いつも私にだけ目線を合わせないんだよねー」
ママ友付き合いのある方なら、一度や二度は経験があることではないでしょうか。
同じ幼稚園のバス待ち中に複数人でおしゃべりをしていても、自分にだけ目を合わせず会話をするママさん。
今まで仲が良かったママ友でも、ある日を境に急に無視してくるようになったママさん。
いろんなケースがあるようですが、これをされた側としては「私、なんか悪いことした?!」と気になるものですよね。
私も挨拶をして無視された経験などたくさんあります。
でも、こういうママさんってどうしてそういう事をしてしまうのか。
今日はそんなママ友さんの心理について、考えられる理由を3つ用意しました。
相手がどのように思ってそのような行動を起こすのかが分かれば、対処の方法もあります。
思い当たるママ友さんはどんなタイプかを見極めてみてくださいね。
妬みや緊張の感情を持っているタイプ
子ども同士が同じ月齢と言っても、当然そのご家庭の状況はさまざまです。
シングルマザーの人、両親などの介護をしている人、夫婦仲が上手くいっていない人、ご主人がリストラされた人…あげればキリがないくらい。
そんな中、ママ友同士ついこんな会話をしてしまい…
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”gal.png” name=”ママ友A “] ゴールデンウィークは奮発して海外に行くんだ [/speech_bubble] [speech_bubble type=”think” subtype=”R1″ icon=”mama2.png” name=”ママ友B”] はぁ?自慢?[/speech_bubble]
Aママのように思いがけない嫉妬を買うこともあるかもしれません。
そうなると、発言したあなた自身に覚えはなくても、それを妬ましいと思ったママさんは急に態度を変えることはあるでしょう。
もしくは、そんな発言をしなくても、たまたまあなたが家族と楽しそうに休日を過ごしているのを見かけただけで「幸せそうで羨ましい」と妬ましく感じるママさんもいるかもしれません。
以前、SNS疲れの記事でも書きましたが、一つの物事に対しても、人によってそれをどう捉えるかは本当にさまざまです。
SNS疲れが気になる方必見!他人の自己顕示欲と上手に付き合う方法とは?
そして、人間というのは自分の環境に満足できていない場合は、他人を妬ましく思いがちです。
特に自分中心で物事を考える人はこの傾向が強いので注意が必要。
「ある日突然目線を合わせてくれなくなった」と理由がわからず悩んでいる人は、もしかしたら相手の妬みを買う行為を知らず知らずしていたのかもしれません。
ママ友付き合いでは、「嫉妬されるような発言はしない」というのを徹底した方が上手くいくものです。
また、「緊張している時」に人は自然と目線を合わせなくなったりもします。
これは私もそうなんですが、すごくキレイなママさんだったりすると、緊張してまともに顔が見れなくなる時ってないですか?
ただ、このケースの場合は、目線は合わせてくれなくても、話しかければきちんと受け答えしてくれる場合が多いので、「挨拶しても無視するの」というママ友には該当しないと思われます。
ですが、容姿に関係なく極度の人見知りのママさんの場合は、それほど親しくない人に対しては緊張して目を合わせられないということもあるので、そういうタイプのママさんかどうかを判断する意味でも、なるべく自分から話をふってみることが大切です。
立場の上下をつけたがるタイプ
グループ内でのマウンティングに固執するママさんがこのタイプです。
こういうママさんは、知り合って間もない段階でグループ内のママ友それぞれの独自ランキングをつけて、それにより接し方を変える特徴があります。
[speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”mama4.png” name=”ママ友C “] このママさんは顔が広そうだし情報通だから仲良くしとこう [/speech_bubble] [speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”mama4.png” name=”ママ友C “] こっちのママさんは地味だし大人しいから適当にしとこうっと[/speech_bubble]
などと損得勘定で勝手に決めつけてしまうので、「私にだけ接し方が冷たいな」と感じても、たいていその理由がわからない場合が多いです。
こういうタイプのママさんは良く観察していると、決して自分がリーダーシップをとるタイプではないんだけど、リーダー的存在のママさんに媚をうるような様子が多々見受けられます。
そして、自分の意見というよりも、グループ内で権力がありそうな人の意見を追従する形での発言しかしないのも特徴。
私も過去にこういうママさんで苦労した経験がありますが、こういう人はあなた自身がグループ内の他のママさんと仲良くなれば、態度をコロっと変えてくることもあります。
幼稚園の役員、できるならやりたくない?メリットとデメリットを徹底比較しました。
私の場合は、こういう風に人によって態度を変える人というのは、大人の人間関係を築く上で「他人を不快にさせない」という最低ラインのことができていない人と思っているので、自分からは積極的にかかわりません。
挨拶はするけど、されなくても気にしない。
自分が相手と同類にならないよう、他のママ友さん含め、自分がすべきことをきちんとしていれば問題ないです。まともなママ友さんはちゃんとみていてくれますので。
向こうもこちらを苦手と思っているタイプ
これも経験がある方が多いのではないかと思いますが、ママ友さんの中でも「なんとなく、この人取っ付きづらいな」と思う人っていませんか?
無表情だったり、あまり声を聞いたこともないような人がこのように思われるようです。
相手がどんな人かがわからない場合って、人はちょっと警戒心を抱くものですよね。
あなたの事を良く知らないんだけど、積極的に話しかける勇気もないというような内向的なママさんだったりすると、目線を合わせてくれないような場合もあるかもしれません。
または、グループ内で雑談していた時の内容から、あなたの事を「ちょっと自分とは合わないタイプかも」と思って、避けている可能性も無きにしも非ずです。
人の性格・考え方は十人十色で、全ての人と分かり合える人なんて絶対いません。
みな、それぞれ自分の考えというものがあるので、これは仕方がないことです。
相手に苦手意識を持たれている場合というのは、案外自分も相手に対して同じような感情を持っていることが多いもの。
「あなたが相手にどう見られているかを思い悩んでいるとき、
相手はあなたにどう見られているかを思い悩んでいる」出典:マーフィーの法則
まさにこの通りだと思います。
「自分とは違う人だな」と感じたら、適度に距離をとったお付き合いをして、それ以上の事は考えないようにするのが得策です。
目線を合わせるのは人間関係の基本
人と目線を合わせて会話をするというのは、相手の存在を尊重しているという証拠です。
それゆえ、人は目を見てくれない人に対して、不信感や嫌悪感を抱くのです。
人見知りな人は、人の目をしっかり見て話せないという方も多いでしょうが、これは人間関係を築く上で相当損をしていると私は思います。
おひとり好きでこんな私ですが、無意識にも人の目だけはしっかり見て話す癖があるようで、友人にも「目線、強すぎ!」と言われるくらい、相手をちゃんと見て話します。
相手の目をしっかり見て話すということは、相手への「関心」「好意」などの現れと捉えられることが多く、決して悪い印象を与えるものではないです。
過去、私がOL時代に働いていた会社の飲み会で上司(初老)の横になって話をしていたことがあったのですが、私があまりに上司の目を見て話すからと「そんなに見られると勘違いしちゃうなー」と言われたことがありました(やめてくれ)
私としては、単に上司の話に真剣に相槌を打っていただけなのですが、目線とはただ合わせるだけでもこれだけ人を勘違いさせる力を持っているのです(笑)
または、目線の強すぎる私ですので、上司は暗に「そんなに見るなよ」という気持ちを伝えたかったのかもしれませんね。強すぎる目線は、人によっては圧迫感を感じて居心地が悪くなってしまうものみたいです。
ですが、やはり人と関わる上で目線を合わせるというのは大切な行為。
「人のふり見て我がふりなおせ」ではないですが、目線を合わせてくれずに嫌な気持ちになる経験をしたなら、あなたは人としっかり目線を合わせて接するようにしましょう。
相手と同じ土俵に絶つのは自分の品位を下げるので馬鹿らしいですし、女というのは気分屋なところが誰にでもあります。
以前、やはり幼稚園のバス待ち中に何度挨拶をしても返してくれないママさんがいました。
理由が分からず不快に思っていましたが、どうやらその時は朝の準備の時に子供が言うことを聞かなかったのが原因のようでした。
私には関係のない話なんですが、子供がぐずって精神的に参ってしまうと、他人に対する余裕がなくなる人も少なくないでしょう。
その後は普通に挨拶や会話をしてくれるようになったので、ママ友さんに理由のわからない態度の変化があっても、自分のこれまでのスタイルは変えずに接することが大切です。
人の気分を害さないような接し方さえできていれば、ママ友さんに振り回されずにすむと思いますよ。
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
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