発達障害児の聴覚過敏ってどんなもの?自閉症スペクトラムの次男の具体例。

自閉症スペクトラムの次男5歳。

現在、聴覚過敏が真っ盛りです。

もしかしたら、成長とともに今よりももっと症状が激しくなってくる可能性もありますが、現在もなかなか手ごわい状態です。

ということで、そんな次男の聴覚過敏について…

■気づいたきっかけ
■思い当たる原因(なぜ聴覚過敏になるのか)
■次男の症状
■現在している対処法

などをまとめてみようと思います。

聴覚過敏で悩んでいるお子さん、私の周りでも以外と多いです。

「うちの子、聴覚過敏かも?」と思われた方の参考になれば幸いです。

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聴覚過敏に気づいたきっかけ

お恥ずかしながら、次男の聴覚過敏に初めて気づいてくれたのは、次男が現在通っている療育園の担任でした。

担任
次男くん、音に過敏なようです

このような話があった時に、私の中で思い当たる出来事が多く…

癇癪やパニックは聴覚過敏が原因なのかも…

と思うようになりました。

実は次男、ずっと通っていたスイミングスクールをこの年長の夏に退会しました。

プールに入ること自体は今でも大好きなのですが、スイミングのレッスンになると多動と癇癪がでるようになってきた次男。

その様子もちょっと変わっていて、スイミングに行くまでは落ち着いているのに、いざ着替えてプールサイドに行った途端、奇声を上げながら暴れまわるようになりました。

駆け回ったり、時には他のお子さんをプールに突き落としたりなどの他害もみられるようになったので、いったん休会という措置をとり状況をリセットしたりもしましたが、再開しても次男の様子に変化はなく。

このような感じでスイミングで暴れたくる次男だったのですが、スイミングが終わるとスーっとこれまでのテンションはさがり、またいつもの次男の様子で落ちついて帰宅したりしていました。

なぜ次男がスイミングでこれほど豹変してしまうのか、当時の私にはまったく原因がわからなかったのですが、療育園の担任から言われた「音に過敏」という話ですべての点と点がつながりました。

次男は、スイミングスクールのあの室内プールの音が苦手になっていたのです。

多数の子どもがワイワイしている状態で、しかもその音が反響しやすくなっている室内プールの状態が、次男にとってはとても不快だったのだと気づかされました。

というのも、次男は療育園でも園児がお遊戯室で一斉に遊ぶ状況が好きではないらしく、人が多くなってくると突然気分が崩れるとのことでした。

これも人の多さによるザワザワ感が不快なためだと思われます。

次男は小さい頃から、お出かけ先などで突然「うわ~!」と癇癪を起こすことがあり、こちらとしては理由が分からずとても大変だったのですが、これも今思えば聴覚過敏が原因だったのかなと感じています。

「うちの子の癇癪の原因がわからない」という方は、もしかしたらお子さんの聴覚過敏による気分の崩れを疑ってみてもよいかもしれません。

なぜ聴覚過敏になるのか

聴覚過敏とは、多くの人が気にならないような音でも不快に感じ過敏に反応してしまう症状のことです。

耳の機能的な問題で症状がでることもありますが、精神的な問題で発症することも多々あります。

次男の発達障害で定期的に診てもらっている医師からは…

医師
発達障害の子の場合、聴覚過敏を持っている子は多いです

と話がありました。

聴覚過敏も、味覚過敏などと同じく感覚過敏の1つです。

感覚統合の訓練になる日常生活の動きや遊び5選。OT(作業療法士)学習会で学んだ事まとめ。

次男の場合、もともと聴覚過敏はあったのかもしれませんが、何かしらの形で意思表示ができるようになってきて、それが顕在化してきたようにも感じます。

また、初めての場所だったり人が多すぎるような場所だと音の過敏さは増しますし、逆に家で私と二人で遊んでいる時などは、次男にとって不快な音がしても平気だったりすることも多いです。

そういう意味で、次男のような発達障害児の聴覚過敏は、精神的な問題が影響している可能性が高い気がしています。

次男の不快な音と症状

聴覚過敏の人が不快に思いやすい音には、一般的にこのようなものがあります。

■ドライヤーの音・掃除機の音など(機械音)
■救急車のサイレン・チャイムなど(予測しにくい音)
■赤ちゃんの泣き声・大勢の人の声など

次男の場合は、「他人の咳・くしゃみ」「電車の走行音」です。

それらの音が聞こえてしまうと、食事中・遊び中…何をしていてもパニックになり中断してしまうことが多いので、日常生活に大きな支障が出てしまいます。

電車の音は「近づかない」などで回避することも可能ですが、現在困っているのが他人の咳やくしゃみ。

これはもう、お出かけしていると本当にどうしようもないです。

外食していても、どこかで誰かが咳をしただけで場合によっては「うわ~!」となり逃亡します。

音の聞こえもすごく良いようで、遠くの小さなくしゃみの音なども拾いますし、よく分からない音に対しては「今、何の音した?」と聞いてくることも多く、音に対する恐怖心が非常に強いようです。

さらに、場合によっては赤ちゃんの泣き声や子どもがワーキャー言う声でもパニックになることがあるので、回避しようとするならば「家を出ない」という方法しかありません。

が、実際そのような生活をすることは不可能。

こちら側でコントロールできない音に対しての聴覚過敏を持っている場合は、本人だけでなくその家族もとても大変な思いをすることになります。

我が家の現在の対処法

聴覚過敏というのは、現在でも明確な治療法は確立されていないそうです。

我が家の次男は主治医と相談した結果、投薬イヤーマフで聴覚過敏に対処しています。

具体的な経過や効果については、ここで書くと長くなりそうなので、また別途記事にしたいと思います。

まとめ

発達障害児の聴覚過敏については、非常に個人差が大きいところだと思います。

どのような音が苦手なのか、その程度や種類の多さなど、本当に人それぞれ違うものです。

また、その時の精神状態によっては、苦手さも軽減されたり、逆に増幅してしまう場合もあったりします。

このような特性は周囲からはなかなか理解されにくいものですし、劇的な改善方法など見つかっていないため、当事者やその家族にとって聴覚過敏というのはとても辛いものです。

が、そんな中このような朗報も。

ある特別支援学校でおよそ80の家庭を調べたところ、小学部の子どものおよそ半数に聴覚過敏の症状がありました。

ところが、中学部になると20%弱、高等部ではさらに下がって17%ほど。学年があがるにつれ、症状が消えていく傾向がうかがえました。

出典:NHK NewsWebーヘッドホンを外せない子どもたち

消えていくというよりかは、むしろ子ども自身の音に対する対応能力が上がったのでは…とも思えるのですが、このような話を聞くと親としては希望が持てます。

次男の聴覚過敏もずっと今のままではないとは思いますが、今はいろいろな力を借りて次男が少しでも心穏やかに過ごせる日が増えることを願っています。

福岡市在住の主婦です。
毒親育ちが発達障害児を育てています。
2016年から ブログ始めました。
人間関係や子育てに関する日々の気づきを、独断と偏見まみれの記事で更新中。
ビュッフェと直売所に頻出します。

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