2016年の長崎ランタンフェスティバルも始まりましたね。
主人が長崎出身の我が家は毎年この時期行っておりますが、もちろん今年も行く予定です。
幻想的な提灯の数々にうっとりするのですが(人もハンパなく多いですけどね…)私のもうひとつの楽しみは、長崎でしか買えないお土産をたくさん持ち帰ること。
長崎名物といえば「カステラ」「ちゃんぽん」などメジャーなものはたくさんありますが、それらはどこのお店のものを買っても同じというわけはありません。
これは主人と結婚してから義理父母に教えてもらったのですが、地元民のみぞ知るオススメのお店というのがそれぞれの名物ごとにあるのです!
そこで今回は、長崎ランタンフェスティバルに初めて行かれる方も、また長崎再訪問の方もぜひこの機会に買って帰っていただきたい、地元民おすすめのお土産を5品ご紹介したいと思います。
また、最後には地元民おすすめのちゃんぽん屋を1軒ご紹介しますので、お時間があればぜひ立ち寄ってみてください。ちゃんぽんの認識が変わります。
(義理父母曰く、長崎の中華街は美味しいものはあまり期待できないそうですよ)
1.梅月堂のシースクリーム(シースケーキ)
(出典:梅月堂 HP)
こちらはお土産にするには少々厳しいのですが、長崎に行ったらぜひ一度は食べていただきたいスイーツです。テレビ番組でも紹介され、ご存知の方も多いかもしれませんね。
一見普通のショートケーキに見えますが、スポンジの間にはカスタードクリームが挟まれて、ケーキの上には黄桃とパインのシロップ漬けが生クリームに挟まれて乗っています。
今から約50年前に梅月堂が長崎で初めて作った生クリームのケーキがシースクリームだそうで、シースとは英語のsheath(刀の鞘)に由来しているそう。
スポンジ生地がしっとりきめ細かくて、甘さ控えめな上品なケーキです。
梅月堂本店のカフェでも食べることができますし、「これ、家でも食べたいわー」という方には地方発送もすることができます。
長崎以外で食べることのできない味をぜひ1度おためしあれ。
目印はこの看板です。
シースクリームの地方発送はこちらから→梅月堂本店
梅月堂 本店
住所:長崎県長崎市浜町7-3
TEL:095-825-3228
営業時間:10:00~20:00
定休日:無休
中華街からも近いので、歩き疲れた後の休憩にも最適♪
2.榎純正堂の一口香(いっこっこう)
(出典:和菓子モール九州 HP)
長崎には、中身が空洞の「一口香」というお菓子があります。
見た目は柔らかそうなお饅頭のようでありながら、触るとまさかのカッチカチ。
まだまだ咀嚼力の弱い幼児や入れ歯のご老人には食べるのがかなり厳しい代物ですが、小麦粉でできた硬い皮をバリンと噛み割ると、中には甘いカラメルが敷き詰められています。
(我が家の次男は噛めずに食べるのを断念していました 笑)
初めて食べる人には「あれ、これ不良品じゃん?」と思えるスカスカっぷりですが、これが一口香の最大の特徴。お土産に渡すとびっくりされますよ。
この一口香は福岡のスーパーなどでも見かけるのですが、元祖は長崎の榎純正堂と茂木本家です。
元々は同族経営だったようですが、今は完全に経営を分けているようですね。
なので、茂木本家のものは「一○香」と名付けられています。
(出典:茂木本家 HPより)
義理父母おすすめは榎純正堂の一口香ですが、私が食べ比べた結果、正直味の違いは分かりません。
ただ、榎純正堂の方が若干高さがあるように感じます。その程度。
また、茂木本家の一○香は、大・中・小という感じに大きさのバリエーションがあるのも特徴です。
長崎を訪れたついでに、本場の2品を食べ比べてみるのも面白いですよ。
榎純正堂 一口香
住所:長崎県長崎市浜町9-6
電話:095-822-1555
茂木本家 一○香(新地店)
住所:長崎県長崎市籠町4-20
電話:095-820-5963
営業時間:10:00~19:00
定休日:木曜日
こちらも中華街から近いです♪
3.よりより(まふぁーる)
(出典:蘇州林 HPより)
長崎県民ってみなこのお菓子が好きなんじゃないかというくらいお土産としてすすめられるのが「よりより(まふぁーる)」です。
食感は非常に硬く、揚げドーナツのような風味。
ガリガリゴリゴリ食べるイメージです。
これは我が家の子ども達も大好きで、「顎の発育に良さそう…」と思いながら食べさせておりますが、素朴で飽きのこない美味しさです。
ただ、このよりよりには硬くない「ソフト」と書かれたものもあるので注意が必要。
地元民(義理家)曰く、硬いものの方が美味しいとのことです。
こうやって一口香からの流れをみてみると、長崎県民って歯ごたえのあるものが好きなのかしら…と思ってしまう。義理家だけかもしれませんが。
こちらは駅や空港・中華街などどこでも手に入り安いですよ。
【長崎中華街 蘇州林】麻花兒(マファール)よりより 15本入 |
4.吉宗(よっそう)の角煮包み
(出典:わが街とくさん店 HP)
吉宗(よっそう)は長崎の老舗料亭です。
茶碗蒸しが有名なのですが、私はここの角煮包みが長崎の角煮まんで一番だと思っています。
角煮まんって、長崎だと駅にもどこでも売られているのですが、ここ吉宗のものは皮と角煮の柔らかさが別格です。味の甘辛加減も絶妙。
角煮まん好きの私に義母さんが教えてくれたのが吉宗との出会いだったのですが、ここのものを食べてからというもの、長崎に行けば必ずこの角煮包みを買って食べています。
角煮まん好きな方にはぜひ一度は食べてもらいたい、吉宗の角煮包み。
冷凍品で地方発送もしているので、「ランタンフェスティバルには行けないんだけど…」という方はお取り寄せもできるので、ぜひ。
【送料無料】TVで紹介!長崎県 吉宗(よっそう)卓袱角煮包み 80g×6個 S-32 |
レンジでチンも可能ですが、私は絶対せいろで蒸す方法をオススメします。
レンジだと角煮や皮の端が硬くなってしまうことがあるので…。
吉宗 本店
住所: 長崎県長崎市浜町8 浜町8-9
電話:095-821-0001
営業時間:11:00~21:00(20:00オーダーストップ)
※20時過ぎたら角煮包みの持ち帰りもできない可能性があります(経験済)
定休日:元旦
5.松翁軒のカステラ
長崎土産で必ず買うといえばカステラではないですか?
有名なお店は数あれど、私がいつもカステラを買うのは松翁軒です。
1681年からカステラを作り続けている老舗というのも驚くのですが、こちらのカステラは初めて食べた時に「カステラってこんなにきめ細かい食感なんだ」とびっくりした記憶があります。
カステラってスーパーでも手に入りますし、普段食べようと思えばいつでも食べられるスイーツですよね。
でも、スーパーのカステラとは名前こそ同じでも「完全に別物」という風格が松翁軒のカステラにはあります。
しっとりして甘すぎず、本当に何切れでも食べれてしまいそうな危険なカステラです(笑)
松翁軒は老舗なお店ながら、新たなフレーバーのカステラもさまざま発売しているのが特徴。
なかでも「チョコラーテ」はかなりの人気商品です。
チョコラーテ0.6号 |
中華街などにもたくさんのカステラはありますが、松翁軒のカステラはぜひ一度は食べていただきたい銘菓です。
松翁軒 本店/喫茶室(2F)
住所:長崎県長崎市魚の町3-19
電話:095-822-0410
営業時間:(本店)9:00~20:00
営業時間:(喫茶)11:00~19:00
定休日:(本店)無休
定休日:(喫茶)月曜日
※本店は中華街から離れているため、ランタンフェスティバルで寄るのはアクセスがあまりよくないです。アミュプラザなどにも店舗はあるので、最終日に購入するなどがおすすめ。
番外編:共楽園のちゃんぽん
最後に、長崎のおすすめちゃんぽん屋をご紹介します。
みなさん、長崎に行ったら中華街などで食べることが多いと思いますが、長崎県民(義理家)がこよなく愛するちゃんぽん屋は「共楽園」です。
特徴的なのが、ちゃんぽんのスープの色。
写真だとちょっと分かりづらいかもしれませんが、スープが全国チェーンのちゃんぽん屋などと比べ、あまり白濁していないんですよね。
お味もあっさりすっきり。具も多くとっても食べごたえがあります。
初めて食べた時「本場のちゃんぽんってこれなんだー」と感動しました。
有名人も多く来店するそうで、小さなお店ながらいつもかなり賑わっていますよ。でも、あまり県外の方には知られていないようです。
長崎に行ったら、ぜひ1度食べていただきたいちゃんぽんです。
共楽園
住所:長崎県長崎市古川町5-4
電話:095-822-8257
営業時間:11:00~15:00/17:00~19:30
定休日:火曜日
※駐車場がないので徒歩がタクシーが便利です。
長崎は年に数回は必ず行く場所なので、また新たなおすすめ品情報を仕入れたらお伝えします♪
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
コメント