ワクチン接種にかんする反対派・賛成派の意見を比較して見えてきた真の問題点とは

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FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏の娘さんのワクチン接種にかんして話題になっていますね。

子どもがいる方なら一度は考えたことがあるであろう、このワクチン接種問題。

打つべきか打たざるべきか…。私もこれまでいろいろ考えてきましたが、自分で調べ、情報収集する中で、結局ほとんどの予防接種は子どもにさせました

任意接種などで特に不安がある部分に関しては医療機関の先生に直接質問もしましたし、すべて納得した上でのことです。

ここに至るまで、ワクチン接種反対派・賛成派両方の考え方を知っていく中で、これにかんする真の問題点はもっと別のところにあるような気がしてなりません。

それは何なのか。

反対派・賛成派の意見を客観的にみながら、ワクチン接種のあり方について主婦目線で考えてみたいと思います。

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ワクチン接種賛成派の概要

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ワクチン接種賛成派は、人間が治癒できない病をワクチンで未然に防いできたという歴史にワクチンの価値を見出しています。

その代表的な事例が、天然痘の撲滅です。

かつては非常に致死率の高い病だった天然痘は、ワクチンの開発・普及により現在では根絶されました。

ワクチンとは不活化した(または生の)病原体を体内に取り込ませることによって、人為的に免疫をつけて病の予防や実際の感染時の軽症化を図るためのものです。

強制的に体に病を罹らせるわけですから、ワクチン接種は場合によっては罹患時と同じような副反応や、まれに重篤な副作用が発生します。

この点は賛成派も納得の上なのですが、賛成派はワクチン接種の副作用と実際に感染した場合の後遺症リスクを比べても、ワクチン接種をしておいた方がメリットが大きいと考えています。

例えば、麻しん(はしか)は実際に罹患した場合、約30%に合併症が起こると言われています。

1000~2000人に1人が脳炎を発症する計算なのですが、麻しんの予防接種(MRワクチン)を接種した場合に発症する脳炎の割合は100~150万人に1人程度とのこと。

どちらの方がリスクが高いかは歴然です。

ワクチンだけでなく、医療行為自体が完璧なものではなく、常にさまざまなリスクを天秤にかけながら行っている現在、ワクチン接種に関してもそのように考えるべきというのが賛成派の主張です。

ワクチン接種反対派の概要

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ワクチン接種反対派は、ワクチンの効果や成分に不信感を持っている点があげられます。

「インフルエンザの予防接種したんだけど、なぜかかかっちゃったんだよね」

などという話を周囲で聞いたりすることがありませんか?

私も同じような経験があり、「なんだ、ワクチン効かないじゃん」と思っていた時期もありました。

が、インフルエンザはそもそも今年の流行しそうな型を予想して作られています。

たいてい4種類くらい、オールマイティーにカバーできそうな型を入れて作られるそうですが、インフルエンザは毎年進化するため、ワクチンが効かない型も当然出てくる可能性があります。

また、「ワクチンの成分には怖いものが入っている」という情報も聞いたことがありませんか?

私も周りでワクチン拒否のママさんが何人かいたため気になって調べてみたところ、多くのワクチンには「メチロサール」という水銀が含まれていると知りました。おそらく彼女たちが恐れているのはコレ。

水銀と聞くと、誰でも一番に頭に浮かぶのが「水俣病」かもしれませんが、このメチロサールは水俣病の原因になったメチル水銀とは異なる水銀だそうで、殺菌目的でごく微量添加されているのだそうです。

メチル水銀は代謝されにくい反面、メチロサールは体内での代謝が早く、1ヶ月で1/30程度にまで減り、体内に蓄積されにくいという特徴があります。

しかも、ワクチンの中でも凍結乾燥タイプ(麻しん・風疹・水疱瘡・おたふく…など)はメチロサールを含んでいないとのこと。(凍結乾燥だったら殺菌の必要ないですもんね)

また、メチロサールフリーのタイプのワクチンもあるそうで、この点を考えると成分への不信感はそれ程の問題ではなさそうな気がします。

反対派はこのメチロサールと自閉症の発症を関連づけてもいますが、これは各国の研究報告ですでに論破されている問題です。

<参考>

arrow47_004(独)医薬品医療機器総合機構 「調査結果報告書」

arrow47_004日本小児神経学会 「自閉症における水銀・メチロサールの関与に関する声明」

arrow47_004横浜市衛生研究所 「メチロサールとワクチンについて」

この他にも、反対派の根拠として「政府・製薬会社の陰謀論」など事実確認が難しいものもあり、これに関しては省略したいと思います。

反対派を支持する人たちに見られる特徴(主観)

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これは完全に私の主観なんですけど、「こんなイメージ」くらいの感覚で聞いていただけるとありがたいです。

ワクチン接種反対派の人の多くが「自然治癒力」や「無添加・オーガニック」に傾倒した生活をしているように感じます。

実際、幼稚園で知り合ったママさんに直球でこのタイプの方がおりました。

ワクチン接種はもちろんのこと、子どもが病気をしても薬を飲ませないので、頭にキャベツをかぶらせて熱冷ましをしていたり。フッ素洗口・塗布も不可。

食生活も徹底していて、牛乳は飲ませない。牛肉も食べない。魚介類・海藻など海から漁れるものは一切食べない。きのこも食べない。そのため、味噌汁は出汁をとらない。(とれない)

Facebookでもこれ系の話題のシェアが多く、いつも「セシウム」「放射能」などという言葉に敏感に反応している様子です。

そのママさん自体は気さくで良い人だったのですが、ちょいちょい怪しげなセミナー(有料)などに誘われるようになったので、それとなく距離はおいていました。

このママさんのイメージだけで言うわけではないんですけど、反対派を支持している方の多くは自分たちの考えに周囲も巻き込もうとする人が多いように感じます。

過激と言えば言い過ぎかもしれませんが、「自分たちは正しい」というのを前面に押し出してくるというか。

それを実感したのが、今回のマーク・ザッカーバーグ氏の娘さんがワクチンを接種した件で、反対派が猛抗議したという情報です。

父親のマーク・ザッカーバーグ氏が「科学的根拠に基づいて行った」と言っているのですから、それ以上周りがどうこう言う問題ではないと思うのですけど、私としては実に不可思議なニュースでした。

選択するのは個人の自由だが…

ワクチンには個人免疫集団免疫というのがあるのをご存知でしょうか。

個人免疫とは、ワクチンを接種することで免疫をつけ病にかからない状態にすることです。

ただ、人によっては免疫不全などでワクチン接種ができない人もいます。生まれたての赤ちゃんなどもそう。

そういう人たちを守るためには、集団でワクチン接種を行い、病を広めないようにすることが大切になってきます。これが集団免疫です。

免疫を持った人が増えれば、病は自然と消滅の方向へ向かいます。先述した天然痘の例もその一つです。

よく反対派の人が言う「ワクチンしなかったけど、病気にかからなかったし」というのは、ワクチンを接種した人の恩恵にあずかれているだけというのに気づかなければいけません。

免疫がない人がいざ感染した場合、重篤化するのは明らかなわけですし、免疫をつけることができない人にもうつしてしまう可能性があります。

私はこの点が一番響いて、子ども達へのワクチン接種を決めました。

たしかに、ワクチン接種によるリスクはあり、また接種しないリスクもある。いろいろな医者にこの点はさんざん確認しましたが、日頃ちょっとした風邪症状くらいでは薬を出してくれないような医者でも、ワクチン接種だけは推奨していました。「髄膜炎などは発症してしまってからでは手の施しようがないから」と。

何度も言いますが、ワクチンで副作用を起こす確率よりも実際の感染で起こる後遺症の確率の方が断然高いのです。確率論なので絶対は言えませんが、我が子のためにどちらを選びますか?という話です。

ワクチンの気がかりは最初の接種時のみ。ワクチンをしなければ、病気をするたびに心配はつきまといます。

ワクチン接種で確実に免疫がつくかというと個人差があるので確かなことは言えません。

ですが、医療とは常にリスクの軽い方を選ぶものです。言い換えれば、リスクのない医療行為などないわけで。

何を信じるかは個人の自由ですが、だからといって自分の考えにそぐわない人を非難して良い理由にはなりません。みな、それぞれの信念に基づいて行動しているのですから。ここが、このワクチン接種問題がやっかいになっている核心部分ではないでしょうか。

ただ、たしかに言えるのは、自己都合でワクチン接種を拒否した場合、赤ちゃんのような弱者を危険にさらすのは拒否した本人であるということ。ワクチンを接種しない人が増えれば、パンデミックになる可能性も否定できないのです。

ワクチン接種という子ども本人が選べない問題。

難しいですが、親はできるだけ最善の方法を選択してあげたいものです。

福岡市在住の主婦です。
毒親育ちが発達障害児を育てています。
2016年から ブログ始めました。
人間関係や子育てに関する日々の気づきを、独断と偏見まみれの記事で更新中。
ビュッフェと直売所に頻出します。
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コメント

  1. asakito より:

    はじめまして。スペイン在住のasakitoというものです。
    もうすぐ8歳になる娘のシングルマザーです。
    こちらでは6-7歳にDPTa(3種混合)を受けるようで、ワクチン接種についてググっていたところ、こちらのブログに辿り着きました。
    反対派と賛成派の比較を読んだのは初めてで、なるほど!とうなずくところが度々ありました。
    「反対派のお母さん」は、いるいる〜と笑ってしまいました。
    私自身、完全に反対派のお母さん程でないにしろ、なるべく肉は避けて、
    市販薬よりもまずはホメオパシーや自然療法を試しています。
    娘共々あまり医者にも行きません。
    これは、こちらの医療システムのせいでもあるのですが。
    …という私もおひとりさんの「周りのことを考えて」というのを読んで、受けさせようと思いました。

    これから他の投稿を拝読するのが楽しみです。

    長々と失礼しました。
    asakito

    • おひとり より:

      asakito様

      ブログへのご訪問とコメント、ありがとうございました。
      スペインにお住まいとのことで、医療制度なども日本と違う部分がいろいろありそうですね。
      私も徹底はしていないものの、食材やその産地などはわりと気にするタイプなのですが、子どものワクチンにかんしては結局受けさせています。
      これも実際に複数の医者に質問したり、自分で調べたりした結果、納得してのことです。
      ワクチンを摂取するにしてもしないにしても、どちらにしろメリットとデメリットは存在します。
      生後数ヶ月で脳炎になり、現在次男と同じ療育園に通っているお子さんなどをみていると、いろいろ考えてしまいます。
      一番の問題は、自分と考えの違う他人を攻撃してしまう人がいるというところかもしれませんけどね。
      参考にしていただけて幸いです^^

  2. かとつ より:

    一見中立的な立場から書いているかに見せかけて、完全に反対派を貶める記事ですね。

    私自身反対派なのですが、自然派傾倒していないし過激派でもありません。
    病気すれば医者にかかるし

    先日小児科医師に頭ごなしに怒られまして、その医師曰わく「あなたみたいな親がいるから病気が撲滅できないんだ」と

    でも、国立感染研究所のHPに、ヒブだか肺炎球菌だったか、「ワクチン接種後に髄膜炎にかかった子が○人いた」という記載があります。
    こういう結果が事実としてあるのに、何で撲滅できるって思えるんでしょうかね??ぜひとも教えて欲しいです。

    集団免疫と言いますが、ワクチン打ったのにかかる子どもがどうしてもいる現状で、それって成り立つのでしょうか?
    それからブースター効果ってご存知なんでしょうか。ワクチン打ってもある程度ウィルスにさらされなければ、ワクチン打ってもせっかく獲得した抗体なくなってしまうといわれています

    それから麻疹にかかったときの、接種した時の副反応がおこるリスクと、もし麻疹にかかった時のリスクと、前者は150万人に一人、後者は千人に一人、と単純に比較してますけど、そもそも麻疹患者は今現在、年間千人もいません。一方予防接種受けさせられる乳幼児って年間何百万人はいますよね… それからワクチンの副反応だと認められるのってとても至難の業らしいので、軽症含めると実際はもっと多いと思いますが。

    上記の確率の計算なら、副反応で苦しむ子の方が実数として多いでしょうけども?

    それから病気にかかって重症化する子どもの基本的なデータってあるんでしょうか?(出生時の体重とか、母乳なのかミルクなのか、なんらかの持病がなかったから、とか。)

    ワクチンで不幸にも副反応で苦しめられる子どもって、打つ前はとても元気だったのに…ってよく目にするんですよ、これは主観(笑)ですが

    何が言いたいかというと
    例えば私の住む自治体は5歳以下の乳幼児が8,000人程ですが、例えばこの子ら全員麻疹にかかったとして(有り得ないですけど)、確率でいうと、8人くらいのこが脳症になるわけですね
    私は、私の子どもがこの8人に入ると、とうてい思えないわけです、大きくて丈夫ですから。
    一方、ワクチン打った場合に副反応が出てしまうというのは、原因も謎ですのである意味「運」です。私の健康な子どもにすらその危険は及ぶのです

    打って副反応のリスクと罹って重症化するリスク、ってよく比較されますけども、そもそも比較の仕方がおかしいんですけど、それに関しては誰も何も突っ込んで言及しないですね。

    • おひとり より:

      かとつ様

      ブログへのご訪問とコメント、ありがとうございました。
      おっしゃるように、私は予防接種にかんしては賛成派の立場です。
      ブログでは、賛成派・反対派の意見の比較をしているだけで、中立に見せかけようとも中立と宣言しているわけでもないのですが、誤解を与えてしまったようですね。

      ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの件は、2011年の予防接種後に亡くなったお子さんがいた(確か4名だったかと思いますが)という事例ですよね。
      その後、ワクチンとの因果関係は否定されたかと思いますが、そもそもワクチンはその病気の撲滅が目的というよりかは「重大な感染リスクを回避する」という点に主眼が置かれて実施されていると認識しています。
      ワクチンを接種したのに罹患する子しない子、その罹患の程度も個人差があり、ワクチンを接種していなくても軽い症状ですむ子もいたり、これらは人間みな個体差があるので実際にその症状がでてみないとわからない部分ですよね。
      身体が大きくて丈夫だから病気にかかりにくいのか、小さいから重い症状が出やすいのか…どれも一概には言えないかと思います。

      ただ、事前にワクチンを接種しておくことで、その後病気にかかった時に軽い症状ですむ可能性が高いというのは確かなのだと思います。
      医療は完璧なものではないですよ。あくまで過去の統計からの確率論です。可能性です。

      何を選択するかは個人の自由ですが、未然に重症化が防げる手立てがあり、それが自然罹患による重症化リスクよりも低いリスクで可能になるならば、私は子どものためにワクチン接種をしておきたいと思うようになりました。
      私も医師に対して事前に気になることは質問をしましたので、かとつ様もコメントに書かれているような疑問点を直接お医者様に確認されてみたらよいかと思います。
      ワクチン接種による重篤な後遺症・死亡症例数とワクチン未接種による重篤な後遺症・死亡症例数など、ご自身でお調べになってみてはいかがでしょうか。