「あー!あれ持ってきとけば良かったなー!」
我が家は3年前から年に1回、数家族で夏にキャンプに行っています。
子連れキャンプは毎回予想外のハプニングの連続で、いつも準備不足を痛感させられているのですが、今年は主人の両親と兄弟関係でもキャンプに行くことになり、我が家が主にその準備を取り仕切ることとなりました。
義理両親やその他兄弟はキャンプが初めて。
そのためキャンプ初心者にも安全なコテージ泊にする予定なのですが、それでも準備に不備があれば子連れキャンプはてんやわんやになってしまいます。
そこで今回は、過去の経験を踏まえて、子連れキャンプであると便利だと思う持ち物を経験から10個選んでみました。
基本的なキャンプ道具はいろいろなサイトで紹介されているので割愛しますが、ご紹介する持ち物はどれも「これはあった方が良かった」「次回は持って行っておきたい」というものばかりです。
「生活編」「食事編」「遊び編」の3つに分けてご紹介していますが、主に子連れキャンプをされる方を対象にした内容になっていますので、ご参考にされてみてくださいね。
子連れキャンプおすすめ持ち物:生活編
こちらでは、コテージで過ごしたり作業をする時にあった方が良い持ち物を4つご紹介しています。
意外と「持ってきておけば良かったな」と後で気づくものばかりなので、事前にチェックリストに入れておく事をおすすめします。
1.洗濯バサミ・針金ハンガー・タオルハンガー
キャンプ場では子供達が水遊びをしたり、森の中で虫捕りをしたりと、結構衣類や靴などを汚します。
そうなると、ちょっと水洗いして干しておきたいと思った時に、ハンガーや洗濯バサミがあると便利なんですよね。
また、タオルもたくさん持っていかれる方が多いと思うのですが、バスタオルのような大きなものだと干せる場所が見当たらずに困ってしまうことも…。
私は以前コテージのベランダ手すりに干して、腐食した手すりの木屑がタオルについてしまい失敗しました。
「タオル用のハンガーは大きくてかさばりそう…」と思われる方もいるかもしれませんが、このような伸縮性のハンガーだったらコンパクトに持ち運べます。
洋服も干せるので、幅広い用途で使えるのが便利ですね。
また、針金ハンガーは用途によって自在に変化させられるのがすごく便利です。
こちらの動画がとても参考になります。
動画の4分30秒過ぎから紹介されている、針金ハンガーで靴を干せる方法は神技です。
キャンプ場では子供たちの靴はすぐにどろどろになってしまうので、夜のうちに洗って干して置けると助かります。
針金ハンガーと一緒にペンチも持って行くようにしましょうね。
2.子供用軍手
コテージのベランダのところでもお話しましたが、キャンプ場には日頃の生活には無いような危険がいっぱいです。
ちょっとベランダを触っただけでトゲが刺さってしまったり、森の散策などでも葉っぱで手を切ったりかぶれてしまうこともありますよね。
そんな時に子供用の軍手があるととても便利です。
大人用の軍手はバーベキューの準備などで使うので意外と忘れないのですが、子供用は結構盲点。
子供用の軍手を用意してあると、炭をコンロの中に並べてもらったりなどのお手伝いも任せられるので、子供も喜んで食事の準備をしてくれると思いますよ。
3.薬箱
First Aid Kit / 131260238@N08
これはキャンパーさんだったらほとんどの方が持っていかれると思うのですが、子連れの場合に必須な薬箱の中身というものがあります。
それは、「絆創膏」「解熱剤」「虫除け」「かゆみ止め」「冷えピタ」です。
子供は自然の中でワイワイ遊んでいるとしょっちゅう擦り傷・切り傷を作ってくるので、絆創膏は必須。
また、環境の変化で熱を出す子供も多いので、解熱剤を持参していると安心です。
虫除けとかゆみ止めは蚊がわんさかいる場所に行くのですから、これも是非持って行っておきたい物のひとつ。
冷えピタは熱が出た時だけでなく、日中暑すぎる時などのクールダウン目的でも使えます。
これらを一つの箱に入れて「薬箱」としてまとめておくと、何かあった時にスムーズに対処できるので便利です。
また、「爪切り」や「ピンセット(毛抜き)」があると、ちょっとしたトラブルにも対応できるのでおすすめです。
4.子供用お布団セット
キャンプ場のコテージには一般的に寝具は準備されているものですが、これはコテージによりマチマチなところがあります。
また、朝方は結構気温が下がる事も多いので、備え付けの寝具だけでは不十分な場合も。
なので、子供には保育園などで使うようなお布団セットがあると重宝します。
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我が家は二人共幼稚園にしか行っていませんが、一時保育なども利用していたのでこのお布団セットは1つ持っています。
持ち運びにもコンパクトだし、今年のキャンプにも持っていく予定です。
子連れキャンプおすすめ持ち物:食事編
キャンプでの食事はバーベキューやカレーなどが多いと思いますが、大人数になると準備や配膳に意外と手間取ってしまうもの。
特に子供がいると、食べさせるのにも一苦労してしまって「自分はゆっくり食べられなかった…」など悲惨な思い出になってしまうので、しっかり対策をしておきたいところです。
ここではあったら便利な3品を紹介します。
5.ウォータージャグ
キャンプ場には事前に購入した飲み物をたくさん持って行かれると思いますが、ペットボトルから一人ひとりに飲み物を次分けるのって結構大変ではないですか?
大きなペットボトルから自分で飲み物を注ぐ事ができない子供の場合は、大人がいちいちおかわりを用意してあげなければならず、子供が多くなればなるほど次から次へとおかわりの嵐で「自分でやってくれー!」と言いたくなりますよね(笑)
そんな時はウォータージャグがひとつあると便利です。
たためるウォータージャグ ジャバル グリーン 7.5L |
かさばるのが難点のウォータージャグですが、このような収納式のタイプならば使い終わったあとはコンパクトになるので、持参品の多いキャンプ時にはとても重宝します。
ひとつで7.5L入るので、数家族で行っても子供が飲む分だけだったら十分賄える量です。
子供って基本自分でしたがりなところがあるので、こういうウォータージャグを用意しておくだけで大人の負担が減ってだいぶラクになりますよ。
6.ローテーブル・シート
キャンプ場での食事は備え付けの椅子にテーブルで、子供が食べにくそうにしているのがずっと気になっていました。
椅子とテーブルまでの距離が遠く、次男のように自分で使い捨ての食器を持って食事するのも難しいような子の場合、食事の間は大人がつきっきりで横についててあげないといけないんですよね。
そんな時にあると良かったなーと思ったのが、ローテーブルです。
シートを敷いて、直に座って食べる事ができれば、小さな子でも食事がしやすいですよね。
ただ、ローテーブルってコンパクトで軽量な物は多いんだけど、大人数でのキャンプ時だとテーブルが小さすぎて子供達だけでも場所が足りないって事も考えられます。
そんな時に見つけたこのロングテーブル。
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3つ折りになるので持ち運びにも便利だし、横が90cmあれば子供8人はこのテーブルひとつでいけると思います。
アルミ製で軽量なのもキャンプ向けで良さそうですよね。
7.お名前代わりのシール
食事の際の使い捨て食器にマジックで名前を書いておくというのはみなさんよくやってらっしゃると思うのですが、小さい子だと字が読めなくて「僕のどこ~?」と結局大人が探してやるハメになったりしますよね。
そんな時はシールがとても便利です。
自分の好きな絵柄を子供に選ばせて、それをコップなどに貼らせます。
絵だと小さな子でも自分の物だとひと目で認識できますし、また残ったシールは夜寝る前の遊びの時や雨が降った時の室内遊び時にも使えます。
食事の前にコップなどにシールを思い思いに貼らせるのも喜びそうですよね。しかも遠くから見ても自分の物だとわかりやすくなるのでおすすめです。
100均で大量に買えますので、事前に準備しておくと良いです。
子連れキャンプおすすめ持ち物:遊び編
子連れキャンプの場合は、いかに子供たちに楽しく遊んでもらうかを事前に考えておいた方が良いです。
ある程度大きくなると、子供たちは勝手に遊んでくれるものですが、そこに何か遊び道具をちょこっと用意しておいてあげれば、キャンプ場での楽しさも倍増します。
昼間の遊び用と夜コテージ内での遊び用の3つをご紹介します。
8.マリンシューズ
これは海でなくてもキャンプでもとても活躍します。
キャンプ場についてすぐにマリンシューズに履き替えさせれば、川遊びも虫捕りもこれ1足でどこででも遊ばせ放題です。
速乾性もあるので、夜のうちに洗って干しておけばあっという間にキレイになります。
サイズが合わないと、靴の中に砂や小石が入って激痛なので、毎年足のサイズに合った物を買い足してあげてくださいね。
9.シャボン玉
これはキャンプ場での子供遊びには鉄板なものですよね。
いつも使っているようなシャボン玉でも良いのですが、キャンプ場のような広々とした場所を活かして、日ごろなかなかできないような大きなシャボン玉を大人がしてあげるのも子供たちは喜びます。
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これはドイツのメーカーのシャボン玉で、大きくても壊れにくいのが特徴。
子供達も見たことがないような大きなシャボン玉に大喜びしますよ。
10.風船
夜寝る前の遊びの定番はUNOやトランプだったりしますが、小さい子はルールが分からなくて仲間に入る事ができずポツンとしていたりするんですよね。
(長男が小さい頃にそんなことがありました)
なので、部屋の中で年齢問わずに子供が楽しめる遊びでは風船がおすすめです。
持ち運びに場所をとらないし、軽い風船なので部屋の中で遊んでも怪我をしたり物を壊してしまったりすることもほぼないです。
私が子供の頃は枕投げ(昭和臭)などもありましたが、枕って結構破壊力があるので、室内の備品などを壊す可能性もあるんですよね。
風船遊びは幅広い年代で安全に楽しめるので、個人的にかなりおすすめです。
子連れキャンプであると便利な持ち物を10個ご紹介してきましたが、いかがでしたか?
大人だけのキャンプだと絶対必要とまでは言えない物も入っていますが、子連れの場合はこれら全て用意してあるとすごく助かるものばかりです。
私の今年のキャンプの備忘録も兼ねてまとめてみましたが、お役に立てれば幸いです。
子供達と一緒に、思い出に残る楽しいキャンプをしたいものですね。
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
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