ママ友と自宅で息抜きにお茶をする。
気心しれた相手なら、これも日々のストレス発散になって良いものですが、結構無理して気の合わないママ友とつるんでいる人いませんかー?
おひとり好きの私としては、こういうの考えただけで蕁麻疹が出そうなんですけど、「子供の遊び相手確保のために」などの理由で頑張っている人も多いはず。
でも、もしそんなママ友がしょっちゅう自宅に来たがったとしたら?
先日、息子たちのスイミング中に聞こえてきた、とあるママ友らしき二人の会話が衝撃でした。
ママ友A(2人の子連れ)の家に、スイミングが終わった後ママ友B(3人の子連れ)が行きたがっている様子でした。
A「でもさ、うちの今日の晩御飯、ご飯と味噌汁しかないけど、いい?」
B「全然、いーよ」
(しばらくとりとめのない会話が続く。よく聞こえず)
A「あ、今日うちのお風呂カビキラーしてたんだけど、大丈夫?」
B「全然、大丈夫」
これ、明らかにAがBを拒否っているのが無関係の私からみてもわかったのですけど、Bはのれんに腕押し状態。
Bはどうやら、スイミング後にA宅にて夕食とお風呂までご厄介になろうとしている様子でした。
どうしてこんな関係ができあがるのでしょうか。
AとBのママさんの様子から、図々しいママ友への対処法について考えてみました。
図々しいママ友には2パターンある
こういう図々しいママ友には2パターンあると経験上感じています。
相手がどのようなタイプなのかによって、対処法も若干変わってきますので、それぞれ個別に考えてみたいと思います。
1.相手を見てつけ込んでくる「悪意のあるタイプ」
これは、相手が「お人好しそう」「気弱そう」と察知すると、それにどんどんつけ込んでくるタイプです。
例えば、あなたがママ友作りに必死になっていた時に、誰かれ構わず「いいよ。いいよ」と安請け合いしていると近寄ってきやすいママ友になります。
こういう悪意ママは、自分が「得をしたい」「楽したい」という感情が強いタイプですから、「このママは多少の無理は聞いてくれそうだな」と思われたら最後です。要求がどんどんエスカレートして「まさかの入浴まで!?」というあり得ないお願い事をされる日がくるかもしれません。
このタイプは、このように狡猾に立ち回る自分が「世渡り上手」くらいに思っていて罪悪感がないのも特徴。
なので、人によって態度を変えるような図々しいママさんには「はっきり、きっぱり断る」という勇気を持つようにしましょう。
「そんなこと言うと、幼稚園で毎日顔を合わせるのに、ギクシャクしたら…」
とか思う人もいるかもしれませんね。
ただ、幼稚園生活なんてたかが3~4年ですし、小学校になるとますますママさん達との関わりって減っていきます。
「おひとり上等」の私としては、毎日の生活で図々しいママ友さんにストレス与えられるくらいなら、子供の幼稚園行事なんてママ友無しでも全然平気です。そもそも、幼稚園は子供が主体ですから、子供が楽しく通えていればそれで良し。
ただ、親のゴタゴタのせいで、子供まで巻き込んで仲間はずれにするようなママ友だったら、それはそれで幼稚園にも連絡して然るべき対処をします。
でも、どんなに素行の悪いママさんのことでも、第三者に悪口を言うのは絶対NG。悪口を言う人の周りには良い人は寄ってこないですよ。
2.自分が図々しい事に気付いていない「天然タイプ」
育ちや環境のせいなのか、図々しさを当たり前に思っているのがこのタイプです。
「してもらったら返す」という習慣がないので、「今回は我が家に呼んだので、次はあちらが家に招待してくれるはずよね」という期待はするだけ損です。
例えば、このような天然ママは「うちの子があそこの家の子と遊ぶのが好きなのよね」という理由だけで他所のお宅に入り浸る事を図々しい事だと全く気付いていない可能性もあります。
このタイプは、はっきり次の約束を断ったりすると「意地悪された」などと勘違いして周囲に吹聴する可能性が高いところが厄介。
なので、1度我が家に招いたら「次はそちらへお邪魔してもいいかな?いつが空いてる?」などと尋ねてみましょう。
ここでとぼけたり曖昧な返事をするママだったら、「悪意ママ」認定(笑)
その後はズルズルいかないように、きっぱり断るようにしましょうね。
一時的で曖昧だけど、効果抜群の断り方
とは言っても、子供関係でつながりのあるママさんにはっきり物申すのはちょっとできない…という方も多いはず。
私も長男が公立幼稚園へ行くまではそんなタイプでしたが、あまりの悪ママの態度にキレてからは、よっぽどの時は言えるようになりました。
ただ、「どうしてもはっきりは言えないけど、来られるのはもう勘弁」という方のためにとっておきの断り方ルールがあります。
それは、「身内を理由にすること」
夫・両親・舅姑などです。
「これから両親が来て食事に行く予定なのー」
「夫がこれから会社の上司を連れてくる予定なのー」
「姑がまた孫の顔見にくるみたいで困っちゃう」
など、身内の予定を話せば、大抵はそれをおしてまでは家に押しかけてきません。
しかも、友達や習い事を嘘の理由に使うよりかは、嘘がばれにくいです(笑)
夕飯のメニューとかカビキラーとか持ち出さなくても、これでその場はとりあえずは断れるはず。
ですが、これはあくまで一時しのぎ。
「もうこんな図々しいママ友さんとの付き合いは断ちたい!」という方は、ぜひ断固断る勇気を持ってくださいね。自分の生活は自分で快適にしていきましょう!
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
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