実家依存症の妻が増加中の原因とは?夫と家庭内トラブルに発展する前に親との関係を見直してみよう。

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「週末はいつも子供と一緒に実家に帰ってるの」

 

周囲のママ友さんにも結構いるのではないでしょうか。実家大好きな人。

 

実家とはそう遠くない距離に住んでいながら、田植えや稲刈りなどのお手伝い要員や盆正月の行事以外には滅多に帰省しない私としては「実家大好き」という感覚が全く分からないのですが、頻繁に実家を行き来しているママさんというのは思いの外多いような気がします。

 

ですが、なぜ世の中にはそれほど実家大好きな妻というのが存在するのか。

 

実際に私の知人で実家に依存気味と思われるママ友さん3名のケースを例にとり、実家に依存してしまう理由やその弊害についてあれやこれや考えてみました。

 

ケース1:実母が大好きで離れなれないEママの場合

過去記事でもチラっと書きましたが、友人に夫の年収を聞きまくるEちゃんという女性のお話です。

arrow47_004詮索好きなママ友のかわし方は1つではない!5つの特徴とその対処法とは?

 

このEちゃんは高校時代からの友人なのですが、彼女は当時から母親大好きな女の子でした。

 

「お母さんの作るご飯が最高!」

「今度お母さんとお出かけするの」

 

などなど、母親とのエピソードを毎日のように楽しげに語っていたEちゃん。

 

そんなEちゃんも結婚し人妻となったのですが、お相手は他県の人で、そのご主人の就職先もEちゃんの実家からかなり離れた場所でした。

 

当然、新婚生活もご主人の職場近くで送ることとなり、大好きな実家からは遠くなってしまったEちゃん。

 

なんと、そんな生活に耐え切れず、新婚生活数ヶ月で、ご主人を強引にEちゃんの実家近くにある会社に転職させてしまったのです。

 

仕事というのは男性にとって(女性もそうでしょうが)、人それぞれ何らかの思い入れを持ってやっているものだと私は思うのです。

 

それをEちゃんの「実家から遠いところで生活したくない」というわがままのために転職を決意したご主人の気持ちはいかばかりだったかと思うと…。

 

Eちゃん曰く「泣き落とした」とあっけらかんと話していました。

 

私としては、ここまでやってしまうEちゃんは、立派な実家依存症だと思います。

 

ケース2:実母が便利で頼ってしまうYママの場合

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このママさんは私が幼稚園時代に知り合った方なのですが、話をしていると、頻繁に「実家」というフレーズがでてくるような人でした。

 

ご実家が徒歩5分圏内ということで、スーパーへの買い物も常に実母と一緒。

 

特に予定の無い日は100%実家にいると話していました。

 

実家にいればお昼ご飯も作ってもらえるし、スーパーへも一緒に買い物に行くとついでに買ってもらえる。

 

「我が家、本当に貧乏だから」とYママはよく言っていました。

 

彼女もまた、親から自立できていない実家依存症のママさんだなーと私は話しながら思っていました。

 

ケース3:実母と孫を触れ合わせたいTママの場合

過去に同じ社宅に住んでいたママ友さんですが、毎週末に車で1時間くらいのところにある実家に帰っている方がいます。

 

彼女の場合は、そこに一緒に住んでいる祖母に子供たちを会わせるのが目的でもあるみたいです。

 

私も詳しい話は聞けていないのですが、もしかしたら祖母の体調が悪く、なるべく子供たちを会わせてあげたいという思いがあるのかもしれません。

 

ですが、我が家の主人にこの話をした時に…

 

「Tさんのご主人は、いつ子供達と触れ合えるんだろうね」

 

と言っていたのが、私はとても印象に残りました。

 

確かに、ご主人も休みであろう毎週末に妻と子供がいつも不在だとしたら…。

 

ご主人の出勤予定など私も把握しているわけではないので正確なことは言えませんが(笑)、大きなお世話を重々承知の上であえて申し上げますけど、ご主人ちょっと寂しいのではないかなーと思ってしまいました。

 

もちろん、実家に帰るべき正当な理由があるのかもしれませんが、このTママの場合も、実家依存による弊害が見え隠れしているような気がしています。

 

 




 

 

実家に依存してしまう理由とは

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このように実家に依存している3つのケースを見てきて思ったのは、依存する理由として「実家の居心地の良さ」というのがその最たるものではないかと感じています。

 

Eちゃんの場合はモロにそうですよね。

 

大好きな母親と一緒に生活する方が、ご主人と暮らす新婚生活よりも快適だった故に、夫の強制転職を決行してしまったのでしょう。

 

Yママの場合もそうです。

 

精神的な負担もさる事ながら、経済的な負担まで実家がみてくれるとあれば、そこに依存してしまう理由は十分見いだせます。

 

Tママの場合は話を聞く限りでは「親(祖母)孝行」という感じに捉えられますが、これはあくまで私の想像ですが、子供と毎週末実家に帰るということで、少なくともご主人のお世話からは開放されるのではないかと見ています。

 

私自身も実家の父にはなるべく子供たちを会わせてあげたいという思いはありますが、そう頻繁に帰省していない理由の一つに「実家の居心地の悪さ」というのがあります。

 

毒祖母の話でも書きましたが、私の祖母がとにかく強烈に過干渉と束縛をしてくるので、それが大変なのが一つ。

arrow47_004「毒親育ちが毒親になる」と気づかせてくれた毒祖母とのお正月エピソード

 

また、父と祖父が超ヘビースモーカーなので、我が子達にちょっとの間でもそこで生活させるのに抵抗があるというのがもう一つの理由です。

 

これがもし仮に、毒祖母もおらず、タバコの煙も漂っていない清潔な実家であったとしたら?

 

仮の話というのはあまり好きではないのですが、主人と子供達との今の生活が快適な私としても、仮にそのような実家であったとしたら、頻繁に帰省しているかなーどうかなーと答えを出すのに苦労してしまいます。

 

なので、やはり実家に帰りたがる妻の場合、なんらかの「居心地の良さ」というのは必ず理由としてあるのではないかと思うのです。

 

実家依存症になりやすい妻の特徴

結婚するまで実家暮らしだった

今回のケースにあげた3人のママさんは、いずれも「結婚して初めて実家を出た人達」という特徴があります。

 

実家に依存してしまいがちな人は、もしかしたら結婚するまで実家以外で生活をした経験が無いという人が多いのかもしれません。

 

私は毒母との生活が嫌でたまらず、大学入学を機に一人暮らしを始めたクチですが、そもそも実家生活以外を知らずにいきなり誰かと生活を共にするというのは、なかなかハードルが高いものだと思います。

 

以前同棲の記事でも書きましたが、例え好きあっている恋人同士であっても、一緒に暮らすということは最初は驚きと発見の連続で、決して楽しいことばかりではないものです。

arrow47_004同棲のメリット・デメリットは捉え方次第。後悔しないためにも何のためにするのかを明確にしてから実行しよう。

 

自立心がない

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「自分は家庭を持っている」という意識の低い人は、実家に依存する傾向があるように思います。

 

「親子なんだから、しょっちゅう会ってても問題ないでしょ」

 

と考えているような人がこのパターン。

 

もちろんただ会うだけなら問題ないのでしょうが、ご飯や買い物まで実家のお世話になっているのは果たしてどうなのか。

 

行事の時にご馳走を用意しておいてくれる程度ならどこのご家庭でもある光景でしょうが、日頃から頻繁に生活の援助とも思えるような施しを親から受けているのは、親から自立できていない証拠だと私は思っています。

 

親も子離れできていない

ですが、これは何も子供が実家に依存しているのだけが理由ではないこともあります。

 

実家依存の妻の場合、その実家の親自体が子離れできていないケースも多いです。

 

頻繁に「帰ってきなさい」と催促したり、もしくは親が自ら子供の家までやってきたり。

 

最近は「仲良し母娘」などと称して、いくつになっても一緒にお出かけしたりランチしたりする母と娘がいるようですが、これも一種の毒親傾向にあるのではないかと私は感じています。

 

「仲良し」というフレーズで子供を支配しているような気がしてならないのですよね。

 

本当に気が合って一緒にいて楽しいなら他人がとやかく言う問題ではないのでしょうが、たいていそのような親というのはかなりの主導権を握っていたりします。

 

そんな親の言うことが絶対という思い込みが娘の中にあると、その娘が家庭を持った場合にいろいろなトラブルが起こるのではないかと思えてしまうのです。

 

 




 

 

実家依存症の問題点とは

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このように考えると、私は実家依存で一番の問題となるのは「夫不在で家庭が作られてしまうこと」だと考えています。

 

母と娘、いくら仲が良くったって別に家族なのですから、本人たちがよければ問題はないわけです。

 

ただ、その娘が結婚し、家庭を持つとなると話は変わってくると思います。

 

娘が実家の居心地の良さから、頻繁に自分の家庭をあけて帰省していたとしたら、夫は自分の立場をどう感じるでしょうか。

 

「俺っていてもいなくても良いのかな」と感じ始めるかもしれません。

 

そこに妻の親がいろいろ我が子の家庭について口を出しだすと、ますます夫の威厳は保てなくなってきます。

 

私の知り合いにもいるのですが、遠方に住んでいる自分の娘家族のところに頻繁に出向き、世話を焼いている人がいます。

 

引越しをするとなれば数日泊まり込みで手伝いに行き、家の中のインテリアやレイアウトまでその娘の母が決めてしまう。

 

娘はもう40を超えていますが、いまだに娘の洋服はその母親が購入して与えているようです。

 

そのようにしょっちゅう娘の家に入り浸り、挙句の果てには「なかなか(娘に)子供ができないの」と嘆くその母。

 

そんなにお邪魔していて、孫ができるかっちゅーの(笑)

 

これはお互い依存し合っている良い例ですよね。

 

娘としても母がいろいろ世話を焼いてくれるからラクですし、その母は娘の自立を認められずいつまでも世話を焼き続けていたいのです。

 

彼女達の話を聞いていると、そのご主人の影はほとんど見えてきません。

 

 

 

親というのは、一般的に子供よりも先にいなくなってしまう存在です。

 

互いに依存し合った関係というのは、それが破綻した時に必ず大きなしわ寄せがくると私は思っています。

 

家族円満というのは理想ですが、特定の人達だけがベッタリと依存し合った関係というのは、皆が良好な関係を築く上で障害になる可能性もあります。

 

結婚したなら、「自分は自分の家庭がある」という意識を確かに持った上で、実家を行き来するのであれば、決して実家依存症になることはないのではないでしょうか。

 

 

コメント

  1. 実家好きな人は幸せな子供時代を育った人なんだと思います。
    毒親でもなく、近所に住んでいて
    優しいお母さんならそうなるんじゃないかなぁ。
    そんなに目くじら立てて、◯◯依存症とか
    書く程かなぁと思います。
    決めつけで傷つくのは、
    自閉症児を持つお母さんなら
    お判りでは?

    あ。
    障害児をお持ちのお母さんが
    優しいとか相手を思いやれるとか
    そういう思い込み(決めつけ)、私もありましたね^_^

    • テコムーン様

      ブログへのご訪問とコメントありがとうございました。
      いろいろなご意見をうかがえて、ブログをやっていて本当に良かったと思います。

      「実家好きな人は幸せな子供時代を育った人なんだと思います」に私も同感です。
      記事中にも書いていますが、結婚して自分の家庭を持っているにも関わらず頻繁に実家を訪れる人というのは、ほぼそういう育ちの方でしょう。
      ただ、先日孫育ての記事でも書きましたが、娘が実家に依存気味になることをよく思っていない親というのも高い割合で存在しているというデータがあります。
      実家に頻繁に帰省する方は「親はきっと喜んでいる」と決めつけて、親の本音を思いやれていない可能性もあるかもしれませんね。
      実家が好きでなるべく実家にいたい娘と、頻繁に実家に帰省して欲しい親の思いが合致している分には双方幸せでしょうが。

      ですが、私としてはこのような実家に依存気味の知人の実例もあり、「家族とは」「結婚後の親との付き合い方とは」という問題提起のつもりでこの記事は書きました。
      私のブログ全般にわたっての話ですが、私の場合あるテーマに対して解決策を示すような内容にはなっていません。
      私自身が疑問に思い、それに対しての自分なりの考えを述べることで、同じような疑問をお持ちの方に「このような意見もあるのだな」という参考のひとつにしていただければという考えがあります。

      人の価値観はそれぞれです。
      実家に頻繁に帰省する方の理由も、私が記事に書いた実例以外にもきっとたくさん複雑なものがあることでしょう。
      私はそれを否定するつもりはありません。
      私のブログを読んでいただいて、その後読まれた方がどのように考えるかは個人の自由です。
      思い込みや決めつけというよりかは、私は自分とは違う考えの方の意見に触れた場合、自分の価値観の幅が広がったといつも感謝しています。
      貴重なご意見、ありがとうございました。

  2. お邪魔いたします。
    人生それぞれ自由な時代なので、双方が良ければとやかく言うことは無いのかもしれませんね。
    しかし、双方で済ませられない環境になった状況下ではその
    考えは少し違って来ますよね。
    そのような状況では弊害支障が出て来ることが有りますよね。と
    提起して居ることが良くわかります。自分の置かれた立場に自覚を持たないと不味いですよ。と言うことを書かれて居る事に共鳴します。よくぞ書いてくれました。と!この時代自分のやりたいようにで皆過ごしたら、大変なことに成りますよね。
    今の自分はどうあるべきかを考えなさすぎですよね。
    他人がどう感じてるかを見たり聞いたりして自分の立場を考えることも大切で必要な事ですね。
    参考になりました。

    • ミント様

      ブログへのご訪問とコメント、ありがとうございます!
      おっしゃるように、現在の自分を自覚するというのは大切なことですね。
      孫育ての記事でも書きましたが、今の時代の祖父母世代というのも、決して時間的にも経済的にも余裕がある人ばかりではない気がするのです。
      結婚して家族ができても、意識が子どものまま…という人が少なくない印象を私は持っています。
      全般的に親から自立できていない人が意外と多いのではないか、と。
      もちろん、親と子、双方にとってベストな付き合い方というのは家族の数だけあるでしょうから、互いが問題なければそれはそれで良いわけです。
      ただ、子育て世代が思っている以上に、祖父母世代というのは疲れているのではないかと、自分の経験から思うことがあり、このような記事を書きました。
      子育て世代にも人生があるように、祖父母にも人生がありますからね。
      相手の生活に負の影響を及ぼすような関わりは、例え家族間であっても理想的とは言い難いです。
      その人の持つ価値観にも関わってくる問題ですので、なかなか難しくもあるのですけどね。
      参考にしていただけて、幸いです。

  3. これ、男女逆なら友達同士で群れて「マザコン!」の連呼で叩きまくるのに・・・
     
    女性の場合には「人それぞれ」でごまかす。

    人間として最低でしょう。
     
    これだから女性は見下されるのです。
     
    このブログの管理人さんのようなフェアな方が増えればいいですね。

    現実はダブルスタンダードで卑怯な女性のほうが多いから
    非婚化草食化が進んでいるのでしょう。

    • sakata様

      ブログへのご訪問とコメント、ありがとうございました。
      たしかに、夫がしょっちゅう実家に帰省ばかりしていると、「マザコン」と言って嫌がる妻は多そうですね。
      だけど、妻が頻繁に実家に帰省する分には、夫は介入できない雰囲気が出来上がってしまっているという状況は、夫にとっては不公平と感じるものです。
      独身男性もこのような結婚後の話を聞いてしまうと、結婚生活自体にメリットを見いだせず、非婚化が進むひとつの要因にもなりかねません。
      結婚した以上は、妻も夫も相手の立場と自分の立場を客観的に考えられるようになる必要はありますね。

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