嫌い・苦手なママ友との付き合い方。おさえておきたい3つのポイントとは。

「このママさん、ちょっと苦手かも…」

 

周りの人間関係を思い起こしてみると、このように感じてしまうママさんが何人かいる…という方は意外と多いのではないでしょうか。

 

正直、私にもいます。

 

専業主婦であっても、幼稚園や学校・子どもの習い事(スポ少)や地域のかかわりなど、子どもつながりでいろいろなタイプのママさんと出会う機会は結構あるものです。

 

中には、一癖も二癖もあるような非常に悪(意)の強いママさんもいたりで、そのような方と嫌でも関わらなければならない事態というのはまれにあります。私も体験済みです。

幼稚園の役員、できるならやりたくない?メリットとデメリットを徹底比較しました。

 

このように、子どもの就学や地域という自分主体で選べない場合も多々あるママ友関係においては、「苦手な人とは付き合わなければいいじゃん」というように簡単に縁を切れないのがネックなところ。

 

だとしたら、嫌い・苦手なママさんとはどう付き合っていくべきなのか。

 

これまでの私自身のママ友付き合いの中から学んだこと・気づいたことについて、今回はまとめてみようと思います。

 

 

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性格・個性を認める

そもそも人というのは、それぞれが異なる性格や個性を持っているものです。

 

気が合う・合わないというのがそうですが、相手にとって悪気がないことであっても、こちらにしてみれば「なんか、嫌なのよね~」と感じてしまう場合というのも実際あります。

 

私の場合、マシンガントークのママさんが苦手なのですが、これは単に私自身があまりおしゃべりが好きではないという理由からです。

 

ただ、おしゃべり好きな人にとっては、マシンガントークのママさんというのは話がはずんで気の合う相手になる可能性が高いわけで、逆に私のような口数が少ないタイプはこのようなママさんにとっては「間が持たないわ~」と苦手意識を持たれるのではないかと思っています。

 

どちらが良い・悪いではなく、単に個性が真逆なだけなのです。

 

ただそれだけの事を理由に、相手と距離を置いてしまうというのは少しもったいない気がします。

 

自分と違うタイプの人と関わっていくということは、若干のストレスも感じる反面、逆に自分一人では見つけることができなかった新たな発見も得られたりするもの。

 

こういう風に、個性が違うだけで悪意を向けてくるわけではないママさんとの付き合いでは、「この人はこういうタイプなんだ」と受け入れてしまうとこちらも気楽に接することができるようになります。

 

良くないのは、自分を押さえ込んでしまって相手のペースに無理して合わせてしまうこと。

 

「あのママさん、おしゃべり好きそうだからこちらも何か話さなくちゃ」
「ランチが好きそうなママさん達なので、私も一緒に行くようにしなくちゃ」

 

などと、自分に合わない事を無理してやってしまうことは自分のストレスを増やすだけでなく、相手にも無理しているのが伝わるものなので「あのママさん、イマイチつかめないのよね~」と思われる可能性もあります。

 

誰にでも言えることかもしれませんが、相手がどのような性格の人かわかっていた方が付き合いやすいものですよね。

 

相手の特徴を認めてあげることで、自分とは合わないようなママさんであっても、ネガティブな感情を持たずに接することができるようになります。

 

また、自分の個性もしっかり出すことが大切です。

 

 

ビジネスライクに徹する

「ママ友」という言葉には、どこかママさん達とは仲良くしなくちゃいけないようなニュアンスを感じませんか?

 

友達というのはそういうものかもしれませんが、ママ友にかんしては必ずしも友達のような関係にいつもなれるわけではありません。

 

悪口・無視・仲間はずれ…ママ友の世界であっても、人の親とは思えないような態度で接してくるママさんも現実にはいます。

 

理由は、嫉妬やヤキモチ・ただの八つ当たりだったりさまざまなのですが、学生時代であればこのようなタイプの人とは関わらなければ良いだけです。

 

ただ、ママさん同士の関係となると、場合によってはこのように悪意がある相手であっても関わらないといけない状況というのもでてきます。

 

幼稚園や学校・子ども会などの役員仕事などがそうです。

 

私もそういう相手と役員をすることになった経験がありますが、当時は本当に精神的に疲れてしまい、顔を合わせるだけで動悸がするような時期もありました。

 

が、私の場合は、相手が単に仕事をサボりたいだけの周囲を引っ掻き回すようなタイプのママさんだったので、とにかくビジネスライクに接することに徹底しました。

 

こちらに否がないと思われる時は、さまざまな理由で関係を絶てない場合、悪意を向けてくる相手であっても大人の対応をしながら必要最低限の付き合いはすべきです。

 

挨拶・連絡網・会への参加…など。

 

当たり前のことではあるのですが、相手はそれさえこちらにしてこないという場合が多々あります。

 

そうなると、そんな相手にまともに対応していることがバカらしくなってくるものですが、私は「相手と同じ土俵に立ちたくない」という思いから、必要最低限の対応だけは徹底してやっていました。

 

こういう悪意のある相手というのは、こちらが逃げるとそこに漬け込んでくるものです。

 

自分がすべきことをきちんとしていれば、その他のママさんの中にはそれを客観的にみていてくれる人というのが必ずいます。

 

嫌なママさんに対しては、「会社のめんどくさいお局さん」くらいの感覚で接するのがちょうど良いかと思います。

(実際、悪意を向けてくるママさんって、幼稚園や学校の古株さんだったりしますし…)

 

 

ママ友間でママ友の話をしない

嫌いなママ友がいる場合、仲の良いママ友にその事を愚痴りたくなることもあるかもしれません。

 

「あのママさん、私が挨拶してもいつも知らん顔してるのよねー」

 

などなど、ついつい誰かに言いたくなるかもしれませんが、これはとても危険な行為です。

 

ママさんというのは、一見つながりが無いようにみえても、きょうだい児であったり、習い事やパート仕事など、意外なところでつながっていたりすることもあります。

 

私も、次男つながりのママさんの友達のお子さんが我が家の長男と同じクラスだったりと、「え~、そうなの?!」みたいなママさん同士のつながりがポロポロでてきていて驚く日々です。

 

そんな中、特定のママさんのあれこれをどこかのママさんに話してしまうと、どこでどう本人の耳に入るかわかりません。

 

「あの人がこんなこと言ってたよ」と噂が噂をよび、結果的に自分の首を絞める原因を作ってしまう可能性もあります。

 

気を使うママ友付き合いというのはストレスがたまるものですが、それを吐き出すのは信頼できる身内がベストです。

 

私の場合は夫なのですが、2017年5月現在放送中のドラマ「あなたのことはそれほど」に出てくる美都の勤める眼科の院長が言っていたように…

 

「結婚の良いところは、誰かの悪口を言えるところ」

 

というの、私は実に的を得ていると感じました。

 

夫に対してどこの誰だか分からないママさんの話などをしても、夫側としては面白くもなんともないのかもしれませんが、こちらとしては思いを吐き出せることでストレス発散になります。

 

また、そんな話をしていると、夫からも「実は、会社でさ~…」などとこれまた興味深い人間模様の話がでてきたりすることも。

 

お互いの知らない人間関係を知ることができますし、夫婦の会話も増えます。

 

「めんどくさい人ってどこにでもいるんだー」などと救われる気持ちになることもあります。

 

ママ友間でママ友の話をするのは、関係を悪化させないためにもやめておきたいものです。

 

 

誰でも嫌い・苦手な人というのはいるもの

周りに、数人で楽しげにしているママさん達がいたら「楽しそう」「仲良くてうらやましい」などと思う人もいるかもしれません。

 

が、私は必ずしもそんなママ友集団ばかりではないと思っています。

 

過去の経験から…

 

「ぼっちが嫌だから」
「子どもの遊び相手を確保したいから」
「ボスママに嫌われたくないから」

 

などのさまざまな理由で、打算的にママ友と付き合っている人達もたくさんみてきたからです。

 

中には、本当に気が合って、古くからの知り合いのように心許せるような関係になっているママさん達もいるかもしれませんが、多くの人は負の感情をみせずに大人のお付き合いをしているだけだと感じています。

 

これから我が子が幼稚園・小学校と進級していく中で「ママ友ができるかな」「ママ友ほしいな」と不安に思っているママさんに言いたいことはひとつ…

 

どのようなスタンスでママ友と付き合いたいのか

 

ということをしっかり考えておいてもらいたいです。

 

ママ友というのは、自分の判断でどこまでの付き合いをするか決めることができる存在です。

 

自分が苦手・合わないと感じる相手には個性を認めることで気持ちがラクになることもありますし、悪意があるママさんに対してはスルーする対応が必要な場合もあります。

 

無理して付き合うのではなく、お付き合いの距離感を相手によって変えることで、幅広いママ友付き合いも負担なくやっていけるのではないでしょうか。

 

 

 

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