発達障害児の癇癪がひどくなるダメな対処法3つ。自閉症スペクトラムの次男の例。

daisy-1908380_640

「我が子の癇癪のひどさにほとほと参ってしまう…」

そんなお悩みをお持ちのママさん、いらっしゃいませんか?

実は私のことなのですが(笑)、私も次男の癇癪のひどさには本当に心身共に参ってしまう時があります。

次男は自閉症スペクトラムと診断されています。

強いこだわりと激しい癇癪の特性があるのですが、それでも次男の癇癪の頻度は年々減ってはきています。

最近では週に1回大きなのがあるかないかという程度です。

ただ…

その癇癪の1回あたりの爆発力というのは年々強まっている印象で、今では癇癪が起こると地団駄踏んで大暴れをし、周りにある物を投げたり引きちぎったりして破壊します。

体が大きくなってきたからでしょうかね。とにかく激しいです。

家でも外出先でも同様に暴れるため、親としてはなかなか手を焼いております。

が、そんな次男の癇癪に向き合うなかで「これをやるとますます癇癪が悪化するな」「長引くな」という対応が徐々に分かってきました。

今日はそんな次男との癇癪生活の中で私が学んだ「癇癪時にしてはダメな対処法」を3つまとめてみましたので、お子さんの癇癪でお悩みのママさんにぜひ参考にしていただければと思います。

※次男と同じ自閉症スペクトラム児であってもその特性はさまざまです。なので、全てのお子さんに上手く働く方法ではないかもしれませんが、ご参考程度に読んでいただけると幸いです。

スポンサーリンク

1.大声で怒鳴る

絶賛癇癪中の次男にまずしてはダメなのが「大声で怒鳴る」という行為です。

これは我が家の主人がよくやってしまい、私に注意されていることです。

主人と次男はお互いに短気で頑固という似た気質を持っており、それ故たびたび衝突してしまうことがあります。

次男もこだわりが強く譲れないところがあるので、そんな次男が癇癪を起こし暴れているのをみると、主人としてはどうしてもカッとなってしまうようです。

「静かにしろ!」

などと怒鳴ってしまうこともあるのですが、これは癇癪を起こしている次男にとっては逆に火に油を注ぐ結果になってしまいます。

次男本人も癇癪中はパニックになっているので、もはや何に怒っていたのかわからなくなっているような状態の時に大人から更に怒声を浴びせられると、次男の中で「お父さんがなぜか怒っていて怖い」という思いしか残らなくなります。

これは療育園の担任からも、子どもが癇癪を起こしている最中は大人もつられて感情的になってしまうことは良くないと言われています。

癇癪のひどい子どもというのは、その癇癪が数時間続くということもザラにあるため、親としては見通しの立たない激しい癇癪にイライラしがちになりますが、ここはグッと気分を鎮める努力が必要です。

そういう時の良い対処法については、最後にまとめて書きたいと思います。

2.強硬手段に出る

癇癪の原因にはいろいろな種類がありますが、その中でも我が家の次男に特に多いのが「思い通りにいかないことに対する癇癪」です。

■お気に入りの物が壊れた・破れた
■いつも着ている服が洗濯中で着れなかった
■登園時にいつもと違う道を通った       …など

全部次男の癇癪にありがちな原因なのですけど、こういった次男の想定外の事が起こった場合の癇癪に対して、親が強硬手段に出てしまうのは更に癇癪を長引かせる原因になります。

具体的には、親が上記のような理由で起こった子どもの癇癪に対して…

「もういいから!」
「早くして!」
「言うこと聞いてよ!」

などと本人の思いを無視して強引にその事態を突破しようとするような場合です。

親としては、忙しい時や急いでいる時などに子どもの癇癪が起こるとついついこのような強硬手段に出てしまいがちになります。

私もそうで、朝の登園前などにどうしようもない理由(コケてしまった・自販機が売り切れていた…)などで癇癪が起こると、ついつい強引な手段が出てしまいそうになります。

そういう時って、親も心に余裕がないんですよね。

ですが、私は経験上このような強硬手段に出ることで更に次男の癇癪が長く激しくなることを知っているため、最近ではあの手この手で画策しています。

(それでもダメな場合は、暴れたまま療育園の先生にお願いして連れて行ってもらってますけどね…笑)

とにかく無理やり親の意見を通そうとするのは、間違いなく癇癪が長引く原因になります。

3.子どもの言うことを全て聞いてしまう

とはいえ、癇癪が起こった時に子どもの言うことを全て聞いてしまうのも、これも癇癪の原因になってしまいます。

先述したように、癇癪の原因というのはさまざまなのですが、時に単なるわがままで起こしているような癇癪というのもあったりします。

例えば、次男の場合だとゲームがあるのですが、ゲームの時間を決めてさせたとしても、十中八九時間は守れません。

arrow47_004子供の癇癪を減らすには家庭でのルール作りが効果的。落ち着きが出てきた我が家の次男の実例。

これはまだ時計をしっかり読めないという理由もありますが、我が家の長男も同様、一旦ゲームを始めてしまうと、子どもというのはついつい時間を忘れて熱中してしまうものです。

そこで親が「もうすぐ時計『6』のところになるよ」「ゲームやめようね」などと教えてあげる必要があるのですが、一旦ゲームを始めてしまった次男はもっとゲームをしたいと癇癪を起こす事が時々あります。

これはわがままからの癇癪なので、この時に親が癇癪に負けて本人の希望を聞いてしまう(ゲームをさせてしまう)と、子どもは「癇癪を起こすとどんな要求も通る」と学習してしまうのです。

なので、私は「あ!これはわがままで暴れてるな」と思う癇癪に対しては、絶対本人の言うことを聞かないようにしています。

約束やルールというのは教えていかなければならないものなので、発達障害児にとっては癇癪の原因を見極めて対応するというのがとても重要なことだと感じています。

癇癪が起こっている時のベストな対処法とは

caffeine-1866758_640

では、子どもが癇癪で暴れている時に、実際にはどのように対処するのがベストなのか。

私は自身の経験から、今のところ5つの対処法をその時々で使い分けて対応しています。

1.感情的にならない

これは対処というより「癇癪時の親としての気の持ち様」という話なのですが、これが意外と大事です。

我が子が「うわ~!!」と暴れているのを目の当たりにすると、親も「この子はこういう子なんだ」と分かってはいても心がポッキリ折れてしまうこともあります。

そうなると、親自身もなかなか冷静ではいられなくなり、ついつい子どもを怒鳴ってしまったり、無理やり言うことを聞かせようとしたりしてしまうんですよね。

なので、私は次男が癇癪を起こして暴れだしたら、まずはひとつ深呼吸をしてひたすら様子を見守ります

脚をドタバタして「あ~!下の階の人に迷惑がかかる~!」と心の中では思っていても、次男にはそういう事は言わずグッと堪えています。

「後でお詫びをすれば良い」「なんなら発達障害の事を話しても良い(それで許されるものでもないのでしょうが…)と本当に申し訳なく思いつつも静観するようにしています。

それには2つ理由があって、1つは癇癪時に親がかまい過ぎることで、子どもが「暴れるとお母さんは僕に興味を持ってくれる」と思ってしまわないようにするため。

もう1つは、次男自らの思いを癇癪という行為以外で親に伝えてくるのを待つためです。

次男が暴れたくっている間は、私も余程危ない事を起こさない限りはなるべく見守り、その間に修行僧のように心を鎮めるように努めています。

2.本人の思いを聞く

これはある程度言葉で会話できるお子さんでないと難しいかもしれませんが、私は次男の癇癪が落ち着いてきた頃を見計らって、次男に癇癪の原因を聞くようにしています。

「何が嫌だったのか」
「何をしたかったのか」

最初はワーワー騒いでいるだけで言葉にならない次男であっても、こちらから繰り返し問うことで、少しずつその訳を言えるようになってきました。

癇癪の原因を次男本人が言葉で少しでも言えた時がこれまたチャンスで、それを親が代弁し同感してあげることで、癇癪がスっと落ち着くこともあります。

(次男)「紙が破れたの~」
(私)「紙が破れたのが嫌だったの。そっか~、それは嫌だったね」

こだわりの強い次男の場合、たいてい癇癪の原因というのはこのように大した理由ではないのですが、本人からすれば一大事な出来事なのです。

「共感してあげる」「理解してあげる」という事はとても有効だと感じています。

3.代替案をだす

かと言って、わがままから出た癇癪の場合、それを聞いてやるのは逆に癇癪の原因を作るようなもので、良くない行為です。

また、癇癪の原因がこだわりからきているもので、その後対応可能なものであれば親も本人の希望を叶えてあげられるのですが、なかには「対応不可能」という原因もあります。

先の「紙が破れた」などは、次男の場合テープで補強してもどうしてもダメなものはダメなので、正直どうしてやりようもない場合というのもあります。

そのような時は、私はすかさず代替案をだすようにしています。

この「紙が破れた」という癇癪の時の話ですが、これは次男が大切にしていた過去のカレンダーが破れてしまったことが発端でした。

数字や文字が好きな次男は、カレンダーも大好き。

昔の日付の破って捨てるようなものも大切にとっていたりするのですが、それが破れてしまうと、もうその物自体は手に入れる事ができないので、どうしようもないのです。

ですが、癇癪を起こしパニックになっている次男にとっては、そんな大人の事情は通じません。

なので、その時の私は「新しいカレンダーがあるよ」という代替案を出しました。

次男が大切にしていたのは11月のカレンダーでして、今の12月が終わったらまた新しい年の1月になるんだよという話をした上で、来年のカレンダーを見せたところ、これまたスっと癇癪はひきました。

2人で2017年のカレンダーを1月から確認し、12月が終わったら飾ろうねと約束をして事態は収束しました(笑)

この代替案の方法は療育園の勉強会でもたびたび勉強させてもらっていたことで、先生曰く、こういう時にために本人の好きな事・物をいくつか見つけておくと良いそうです。

今回はたまたま年末ということで、新しいカレンダーが大活躍だったわけですが…。

このように癇癪の原因と関連づけて臨機応変に代替案をだすという対処法は次男のようなタイプの子の場合はとても役に立つと思っています。

4.場所をかえる

癇癪が起こった場合、1人になれる小さな箱のようなスペースにこもって気持ちを落ち着けるお子さんが多いという話も結構聞きます。

次男の場合は箱のような狭い空間はあまり得意ではないのですが、それでも癇癪が起こった時にその場を離れるということは多少効果があるように感じています。

癇癪が起こった原因があるその場所から本人を離すことで、気持ちを切り替えさせるのが目的です。

私も次男の癇癪の原因がはっきりしない場合や外出先のお店などが現場だった場合は、その場をすぐに離れるようにしています。

5.放置

「放置」というと聞こえが悪いのですが、上記の対応どれをやっても次男の癇癪がおさまらない時は、私はしばらく次男をひとりにさせておきます。

ひとりと言っても、家の中で違う部屋からその様子は見守るのですが(外出先などではしませんよ!)、ひとりで騒ぐだけ騒いだら、その後いつの間にか機嫌よく遊び出していたりするものです。

本人も心の中のイライラやモヤモヤと自分なりに格闘しているんだろうなーと思って見ています。

癇癪の対応は状況で使い分けるのが大切

apples-1853249_640

以上、やってはダメな癇癪の対応とベストな対処法について私の経験談からお話してきましたが、重要なのは癇癪の状況によってその対応を使い分けるということだと実感しています。

癇癪の種類も本当にその時々でさまざまです。

思い通りにいかなかった時。

わがままを通したいだけの時。

こだわりが原因の気分の浮き沈み…などなど、親であっても理解が難しい場合も多々あります。

そんな時に決まりきった対処法だけで子どもと接っしていても、多くの場合うまくはいきません。

やはりその時に我が子が何を訴えたくて、何を求めているのか親が適切に汲み取ってあげることが大事だなとつくづく感じています。難しいですけどね。

思いを表現するのが苦手な発達障害児の場合は尚更です。

私も癇癪への対応は一進一退の日々ですが、癇癪でしか意思表示ができないということは、次男にとっても辛いことだと思っています。

そのため、次男と癇癪なしでの意思疎通が少しでも多くはかれるよう、私も次男の特性と向き合っていくつもりです。

癇癪持ちのお子さんをお持ちのママさん、悩んでいるのはひとりだけではないですよ。

一緒に頑張りましょう!

福岡市在住の主婦です。
毒親育ちが発達障害児を育てています。
2016年から ブログ始めました。
人間関係や子育てに関する日々の気づきを、独断と偏見まみれの記事で更新中。
ビュッフェと直売所に頻出します。
スポンサーリンク
発達障害児の癇癪がひどくなるダメな対処法3つ。自閉症スペクトラムの次男の例。
おひとり主婦のたわごとの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
♪ランキングに参加しています♪
♪クリックいただけるとますます自分らしくいられます♪

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ
スポンサーリンク