夫婦関係、円満ですか?
我が家は結婚して9年目。付き合って6年目で結婚したので、主人と知り合ってからかれこれ20年近くになります。
(知り合ってすぐはずっとお友達関係だったもので)
私は高校卒業してすぐに一人暮らしを始めたので、主人とは実の家族以上に一緒にいる期間が長くなってしまいました。
そんな主人とは言いたいことも言い合えるし、それゆえ喧嘩もするしでそれなりに上手くいっていると私は思っているのですが、恋人時代のような感覚ではないのが現状。
そう気づいたのも、先日主人がとあるコンサートに行き帰ってきた時の一言からでした。
若いカップルって仲良いよね
クリスマス前のこの時期的なものもあるでしょうし、夜遅くに催されるコンサートに来ている若いカップルなんて当然仲が良いから来ているのでしょうし、今の私との関係に何か不満でもあるのかとその発言の意図に不信感を顕にしようかと思っていたところ、主人曰く単に「恋人達がイチャついているのが羨ましかった」とのこと。
たしかに、恋人時代と結婚後の二人のあり方は全く違いますよね。
そこで、夫婦関係に暗雲がさしかかっている方も、特に問題なく円満な方も、恋人気分に戻れる(維持できる)ためにはどのような夫婦関係を築くべきなのか考えてみました。
恋人から家族になるのが「夫婦」
恋人と夫婦の違いというのは「家族になる」という点です。
血のつながりはなくとも、結婚し婚姻届を提出することで恋人は家族になります。
すると、それに伴って互いの家族とのかかわり合いが生まれ、生活をしていくことが次第に二人だけの問題ではなくなっていきます。
両親へのお歳暮だったり、季節ごとの親戚の集まりに参加したり、そうすることで二人にとっても恋人という感覚から夫婦というくくりが自分たちにしっくりくるようになるのです。
子どもの誕生で夫婦の関係性はさらに変わる
しばらくして子どもが生まれると、夫婦の関係性はさらに変わっていきます。
「社会の中で共に子育てをしていく存在」としての意識が高まり、より家族というつながりを実感するようになります。
実際私が主人と家族という意識が強くなったのは、自分が初めて出産した時でした。
結婚してもなかなか授かれなかったのもあって、結婚後妊娠するまでは恋人時代とほぼ変わらず二人の趣味の旅行を満喫していたりと結構ラブラブでした。
ただ、産後は女性はホルモンバランスの急激な変化で、正直主人どころでなくなる時期があります。
これは男性には分からないところでしょうし、私も産前にそういう話をたくさん聞いて「いやいや、それは話盛ってるでしょー」と思っていましたが、本当にほんとでした。
常に理由がわからず気分がピリピリしていたり、夫婦生活が面倒だと感じる時があったり。
攻撃的になるというか、小熊と一緒に行動しているお母さん熊の気持ちがすごく分かる時期でした(笑)
また、初めての育児に気が張っているので、どうしてもそちらに日々の生活の重点を置くようになってしまい、恋人気分は次第に影を潜めていきます。
この時期に「夫婦の関係が冷め切ってしまった」とお互いが思ってしまうと、一気に関係性が悪化すると私は思っています。
妻はご主人に産後のホルモンバランスの変化のせいで気分の高低が激しいなどの理由をきちんと説明しないといけないです。
私は「一日に何度ホルモンバランスって言ってるんだ」と自分でも思うほど、当時主人に説明していたような記憶があります。
こういうのって、男性には話さないと絶対分からないことなので。
相手に理解を求め、大変な時期を乗り切ることで絆は強くなっていくと思っています。
恋人気分を維持するために必要なのは非日常感
夫婦で恋人気分を維持するために必要なのは、ちょっとした日常生活の変化だと私は思っています。
子どもを信頼できる人に預かってもらい、夫婦だけで食事に出かける。
それも子連れではちょっと行きにくいようなプチ贅沢ができるランチだったり、映画を観に行ったりするのもオススメです。
私も先日、主人が平日休みの日に二人で久々にデートしてきましたが、結局話す内容は子どもの事ばかりなんですよね(笑)
でも、それでもいいのかな、と。
子どもの将来の事や、手が離れた時に二人で何をしたいとか話すことで、恋人時代とはまた違った、そこには将来を見据えた落ち着いたラブラブ感があると思うんですよね。
でもこれを認識できるのも、二人だけの特別な時間をたまに持てるからこそ。
私たち夫婦も、年に1~2回くらい子抜きでデートしたいねと話しています。
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
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