トリアスふれあい動物園では、夏休みの期間限定で毎年「世界の昆虫展」という催しを行っています。
動物だけでなく、昆虫類も大好きな長男。
トリアスふれあい動物園でしこたま動物たちを触れ合った後、昼食をはさんでこちらの昆虫展にも行ってきました。
トリアスふれあい動物園に行ってきた。夏も冬も親子で疲れずに楽しめる5つの特徴とコストコ会員だけのお得情報とは。
ここでも触れ合い型の展示を基調とした施設になっており、またも長男「帰りたくない~」と粘っておりました。(室内だったので、涼しくて助かった 笑)
そんな夏季限定の催し「世界の昆虫展」の全貌と、ちょっとだけお得な入場方法についてのレポートです。
メインは昆虫の生体と標本の展示
世界の昆虫展という名だけあって、国内外問わずさまざまな昆虫の生体や標本が展示されていました。
メインは子供に大人気のカブトムシやクワガタムシがやはり多かったような気がします。
人気のヘラクレスオオカブトは販売もされていました。18,000円くらいだったかな。お値段に度肝抜かれました。
ニジイロクワガタ。
生まれてもうすぐ四十が近づこうとしている私ですが、このクワガタは初めて見ました。
実は私、結構昆虫系は嫌いじゃなくて。
ど田舎育ちなもので、小さい頃の夏場の過ごし方は虫捕りばかりしていたからか、今でも珍しい昆虫を見ると目がキラキラしてしまうのが自分でわかります。
標本もカブトムシやクワガタムシの珍しいものはもちろんたくさんあったのですが、バッタなどの日本にはいない巨大種の標本もあり、息子以上に私も真剣に見入ってしまいました。
生体展示は他にも、蠍やタランチュラ、巨大なゴキブリ(画像は遠慮しました)なども。
涼しい室内で、ゆっくり昆虫鑑賞ができます。
アトラスオオカブトとの触れ合いコーナー有り
施設内にはカブトムシの生体に触れるタッチングコーナー(無料)がありました。
中に入ってみると、樹木が2本設置されており、そこから自分でカブトムシを探す形式になっています。
アトラスオオカブトがいました。
最初は初めてみる大きなアトラスオオカブトに緊張気味の長男でしたが、なんとか最後は人差し指で背中タッチ完了(笑)
私たちが見つけられたのは2匹だけでしたが、探すともっといるのかもしれません。
実際に外来種のカブトムシを触れるとあって、お子さんに人気のコーナーでした。
13~14時はヘラクレスオオカブトと写真撮影ができる
時間限定なのですが、13~14時の1時間限定で、ヘラクレスオオカブトと写真撮影ができます。(撮影道具は要持参)
「怪我の恐れがある」ということで触ることはできませんでしたが、施設が用意してくれた帽子にとまっている状態で撮影が可能です。
正直若干微妙な感じもしましたが、子供ってこういうの喜びますね。
撮影待ちの列ができておりました。
やってみたい方はこの時間帯を狙って行かれると良いと思います。
化石発掘体験ができる(有料)
昆虫もさる事ながら、以前も記事に書いたように、化石採集にも関心の高い長男。
化石発掘は福岡でもできる!芦屋層群で子供と無料で楽しんできました。
写真では奥の釣り堀に興味津々な様子ですが…(笑)
「化石が掘れるらしいよ~」と言うと、すっ飛んで戻ってきました。
こちらの化石採集は有料で別途300円が必要です。
この砂の中から直径およそ5cm程度の砂玉を探し出し、それを割ると恐竜の歯の化石やアンモナイトの化石などが出てくるという仕組みでした。
いわゆる「発掘」のようにタガネなどを使って岩を打ち砕きながらやるものではなく、予めスタッフが仕込んでおいた砂玉を探してハンマーで叩き割るという、お子様向けのイベントでした。なので、「採集」という名前になっているのだと後に納得。
化石と聞いて興奮気味の長男の動きが思いの外素早く、あっという間に砂玉を探し出して、気づいた時にはハンマーで割り砕いていた後でした。
で、出てきたのはこちら。アンモナイト(極小)の化石が2個です。
子供的にはすごく楽しいものみたいですが、親からすると若干コスパが…。
もっとこう、採集に時間のかかるような内容になっているともっと良いのですがね。
子供は際限なくやりたがるタイプの催しなので、保護者の方は要注意かもです(笑)
(我が家は1回で終了させました)
ザリガニ釣り体験ができる(有料)
こちらではザリガニ釣りも20分200円で体験できます。
持ち帰りはできませんが、入れ食い状態なので、ザリガニ釣り初めての長男も大量にゲット&リバースを繰り返し、相当ハマっておりました。
化石採集後で下半身は汚れ放題(笑)
餌のついた竿とバケツを貸してもらえるのですが、初心者でもあっという間に大きなザリガニをゲットできます。
ザリガニにはストレスフルな環境かもしれませんが、このような形であっても生き物と触れ合える場所があるというのはありがたいことだと私は思っています。
最近の子供は、こういう生き物と触れ合える自然がなかなか身近でみつからなかったりもしますしね。
私が子供の頃は、虫捕りなどに精を出していると、母親や祖母から「殺生するな!」と叱られていたものです。
もちろん私も大事に育てるつもりで昆虫採集などをしていたわけですが、親としては「どうせ死なせてしまうのに…」と経験上から物を言ってしまうのでしょう。
ですが、私が思うに、こういう身の回りにいる小さな生き物の短い生涯を知ることで、命の儚さだったり、大切さだったりを子供心に学べたと思うんですよね。
我が家の長男もダンゴムシや蛙や金魚などを飼いたがって結局どれも飼った事があるのですが、やはり病気やら環境の問題やらでお亡くなりになってしまうわけです。
そうすると、長男は涙を流してお墓を作りに行っています。
私は、こういうところが生き物との関係で大切なところだと思うのです。
2Dや3Dの画面の中で飼うペットでは感じることのできない、リセットできない生身の命に触れられるという経験は、子供の心の成長という面で貴重な存在だと考えています。
ちょっと話がそれましたが、ザリガニ釣りも実際自分が釣ったものを持ち帰って飼育できると、また子供にとっては違う勉強ができるのかな…と感じました。
ふれあい動物園の入園券とセット購入でお得になる
こちら世界の昆虫展の入場料は大人子供同一で300円です。(3歳以下は無料)
ですが、トリアスふれあい動物園の入園料と昆虫展の入場料のペアチケットというものがあり、それだと2施設合わせて600円で入ることができます。(100円お得)
トリアスふれあい動物園に行ってきた。夏も冬も親子で疲れずに楽しめる5つの特徴とコストコ会員だけのお得情報とは。
トリアスは国道をはさんでウェストモールとイーストモールに分かれており、昆虫展は動物園とは違うウェストモールで開催されていますが、両モールは園内道路でつながっているので移動もラクラクです。
行かれる際は、時間に余裕があればセット購入がお得で良いかと思います。
ただ、入場した後に、有料スペースが結構あるため、意外と入場料以上の金額がかかってしまうのが、なんとなく昆虫マジックにかかった感じがしてモヤモヤする部分です。
世界の昆虫展は夏休み期間だけの特別開催
スタッフの方にお話を伺うと、この昆虫展も2016年で3回目の開催になるのだそうです。
「おそらく来年もやると思います」とのことだったので、おそらく我が家、来年も行くと思います(笑)
いや、今回は次男(虫嫌い)が行っていないので、もしかしたらこの夏中にもう一回行くかもしれません。
私が実際行ってみて感じた昆虫展のメリットは…
■混雑していない(ふれあい動物園同様ゆったり過ごす事ができました)
■珍しい昆虫と触れ合える
■体験型ゾーンが多々設けられており、子供が飽きない
■涼しい
などです。
長男がひたすらザリガニを釣り上げている間、私は所々設けられている椅子に座ってカブトムシの一生についてのテレビ映像を観ていたり。
なんだか夏休みとは思えないほど、のんびりゆったりした時間の中で子供も楽しめる要素満載な施設だと思います。
ご興味のある方は、ぜひ一度行かれてみてはいかがですか?
【世界の昆虫展】
【施設情報】
場 所 | トリアス久山ウェストモール GU前 |
期 間 | 2016年7月30日(土)~8月28日(日) |
営業時間 | 10:00~18:00 |
入場料 | 一人300円(大人子供同一)※3歳以下無料
動物園との共通券で一人600円(100円OFF) |
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
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