階段から落下し、全治2週間の軽度足首捻挫中のおひとりです。
私は数年前からダイエットと健康維持を目的にウォーキングに励んでいたのですが、最近ランニングへと徐々にシフトチェンジをはかってきていました。
主人から「ランニングの方が消費カロリーが大きい」と言われて始めたのですが、これがまーしんどいのなんのって…。
私はもともと歩くのは好きでしたので、早足であっても7~8kmとか余裕で歩けていたのですが、それが一転、走るとなるとなんと最初は1kmも完走できませんでした。
「しんどい。もーイヤだ。走りたくない」
主人には「走ると脚が太くなる」「長くゆっくりする有酸素運動の方が痩せやすい」などとどこかで聞きかじってきた情報を言い訳に、どうにか走らなくてよいよう画策していました。
ですが、「なぜマラソン選手はあんなに華奢なのか」などと主人に反論され話し合った結果、確かにランニングのメリットもたくさんあることに気がつきました。
ですが、私には走れない…。体が無理と言っているのだ…。
そんな思いを主人に話したところ、「毎日少しずつでも走れば、必ず長く走れるようになるから」と言われ、いかにランニングに対するモチベーションを保つかを私なりに考え続けてきました。
そうやって己と格闘すること約1ヶ月。
今では4kmのランニング+2kmのウォーキング(クールダウン)というスタイルが定着しつつあります。
ちなみにランニングの平均速度は約6min/kmと決して速くはないのですけどね…。
ですが、こんな私でもモチベーション次第でどうにか走れるようになってきたので、ランニングを続けたいけどくじけてしまう方のために、私が実践しているモチベーションの保ち方について今日はお話してみようと思います。
主婦がランニングをするメリット
その前に、ランニングにはどのようなメリットがあるのか主婦目線でまとめておきます。
1.時間当たりの消費カロリーが大きい
ランニングはウォーキングに比べ、時間当たりの消費カロリーが大きいです。
これは私の実際の記録ですが、ウォーキング約1時間の消費カロリーは…
ランニング約20分の消費カロリーとほぼ同等です。
短時間でよりカロリーを消費できるランニングは、忙しい主婦にはもってこいではないかと思います。
というのも、専業主婦であっても日々何かと忙しいですよね。
私は次男の療育園の出ごとが多いので余計そうなのかもしれませんが、子どもを学校や幼稚園に送り出し、家事に買い物にと雑用をこなしていたら、あっという間にお昼ご飯の時間。
午後からの時間は、私は自分の在宅仕事の時間に当てているため、数時間もすれば子ども達が帰宅する時間になり、それからは夕ご飯の準備や習い事などでバタバタになります。
こんな一日に子ども関連の行事が入ってこようものなら、一日の流れはどんどんずれ込み、自分のための時間なんて本当にとれなくなってくるんですよね。
1回1時間のウォーキングであっても、それは実際に歩いている正味の時間であって、出発前の筋トレや準備、帰宅してからのシャワーや化粧などの時間を含めると、なんだかんだで2時間近くをウォーキングに費やしてしまいます。
女って、ほんと何かと時間がかかるもので…。
その点、ランニングであれば実際の運動時間はウォーキングの1/3で同等のカロリーを消費できるので、それだけでも大幅な時短になります。
2.走るだけで筋肉が鍛えられる
長年ウォーキング(速歩)をやってきて、それなりに体力には自信があった私ですが、ランニングを始めた当初、脚・腰・肩(二の腕)が猛烈な筋肉痛になりました。
主にふくらはぎと太もも裏がひどかったのですが、ただ走るだけでも相当な筋力を使っているということを実感しました。
そもそもウォーキングとランニングは使う筋肉が違うようですね。
長年ランニングをやっている主人は、たまにウォーキングすると脚が筋肉痛になるのだそうです。
筋肉の衰えは代謝の低下を招き、結果脂肪を溜め込みやすい体質になってしまいます。
ウォーキングでも多少の筋肉は使っているのでしょうが、更に多くの部分の筋肉を使うランニングはカロリー消費と筋トレを同時にこなせる、これまた時短な運動なのです。
ランニングに行く前のモチベーションを上げる方法
このようにメリットの多いランニングであっても、いざ走りに行こうとなると腰が重くなってしまうのも事実。
だって走るのってきついんですもの…。
決して速くは走っていないのに息はゼーゼーあがるし、下手したら脇腹も痛くなってしまう時もあり、それらを考えただけでも「…今日はやめとこうかな」という気持ちになってしまうものなのです。
ですが、アラサー・アラフォーともなると、運動しなければ代謝はどんどん落ちていってしまう年代。
若い頃と同じ食生活していても、気づいたら太ってた!となってしまう年代なんですよ。
食いしん坊の私は「太りたくない。でも食べたい」というわがままを40代になっても叶えたいため、やはり運動は継続していかなければならないものだと感じています。
そんな私のランニングに行く前のモチベーションの上げ方を4つご紹介します。
1.ランニングウェア一式を邪魔なところに置いておく
私は洗濯物を畳んだ時に、あえてランニングウェアだけしまわずにその辺に置きっぱなしにしておきます。
邪魔で目に付くところに置いておくことで、走り忘れ(故意も含む)の防止効果が期待できます。
家族に迷惑がかかる、子どもに蹴り散らかされるというデメリットはありますが…
目に付く→邪魔→手に取る→着替えようかな…
という強引な動線を自ら敷いているわけです。
この方法は意外と侮れなくて、ランニングウェアは一旦しまってしまうと、走りに行くことを本気で忘れてしまっている日もあるんですよね。
ほら、人間嫌なことって忘れやすくできていますから…(笑)
常に自分にランニングを意識させる。これ、大事です。
2.体重をはかる
私は毎日寝起き一発目に体重をはかるようにしています。
そこで体重が増えていれば、ランニングの大チャンス到来です。
「このままの体重じゃヤバい…」となるので、この場合は積極的に走りに行こうという気分になるのですが、では逆の体重が減っていた時にはどう考えるのか。
私は「走ればもっと減るんじゃない?」と思うようにしています。
「いやいや、体重が減っていたら『今日は走らなくても大丈夫よね』と思うのが普通でしょ?」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そう考えてしまうとなかなかランニングを習慣化できません。
私の場合、1回のウォーキング(約1時間)とランニング(約20分)どちらも終了後に体重が300~500gほど減ります。
これは発汗による水分減少だと思うのですが、それでも運動をし終えた後の体重減少は多少なりともダイエット中の励みになるものです。
走った後は、それが例え一時的なものであっても、体重はいくらか減ります。
体重を気にしている方は特に、日々こまめに体重計に乗って、運動による体重の減少を実感できるとモチベーションの維持につながると感じています。
3.ランニング後のお楽しみを設ける
私の場合、食事前に走ることが多いです。
理由は2つありまして、1つは食後だとお腹が重くて思うように走れないから。
もう1つの理由は、食前の運動の方が脂肪燃焼に効果的という話をどこかで聞いたからです。(出処は不明)
後者の理由はどっちかというと付け足し的なもので、食前に走る理由は前者の方。単に食後に走るのがきついからです。
そのため、私はランニングに行く前は、「走り終えたら今日はあのチョコを1つ食べよう」などとお楽しみを設けてから出発しています。
こんな些細なお楽しみでも、運動後に食べるのと運動しないで食べるのとでは俄然罪悪感が違いますからね。
「美味しい物を美味しく食べたい」という思いが私をランニングへと駆り立てています。
4.家事や雑用をすべて終わらせておく
主婦にとって、しなければならないこと(家事や炊事など)はどうしてもランニングなどの個人的事情よりも優先順位は高くなってしまうものです。
そういった雑用をすべて片付けておくことで自分にとって手持ち無沙汰な時間を作り、私はその時をランニングの時間にあてるようにしています。
買い物は基本まとめ買いをしておいて、平日の午前中は掃除だけをすれば良いように調整しています。
そうすると、次男を幼稚園に送り出した後、ゆっくり時間をかけて掃除をしても、11時前にはランニングに出発できるのです。
午前中に子どもの行事などが入った場合は、私はこれまた夕方などに時間調整してランニングに出かけていますが、とにかく大事なのはすべきことを全て終わらせておくということ。
「あれもしなきゃ!これもまだやってない!」という状況では、なかなかランニングにまで気がまわりません。
主婦といえども、一日の時間管理をしっかりして心の余裕を持っておくことが、ランニングを継続する上でも大切ではないかと感じています。
ランニング中のモチベーションを保つ方法
こうやっていざ出発したランニングであっても、実際走っている最中もモチベーションを保つために私は必死です。
だって走るのってきついんですもの…。(2回目)
今でこそランニングの爽快感が少しずつ分かってきて、4kmもどうにか走れるようになってきた私ですが、走り始めた当初は「こんなの絶対無理!」と主人に当たり散らしていました(笑)
そんな私のランニング中のモチベーションを保つ方法について3つご紹介します。
1.最初の1kmだけは走りきろうと思う
ランニングは最初の1kmが結構しんどいものです。
ランナーズハイという言葉がありますが、ある程度の距離を走っていると、次第に体が軽くなって「なんだか絶好調?!」というように体のしんどさを感じることなく走れる時がやってきます。
それはその日によっていつやってくるか違うものですが、私の経験上、最初の1kmまではなかなかランナーズハイがやってこないと感じています。
なので、まずは1km。それを走り終えたら次第に体はラクになっていくはずだと思いながら、最初の1kmは走っています。
1kmこえてそれでも体がきつかったり、脚や脇腹が痛いようなら歩けばいいや…とも同時に思いながら走っています。
そうするとたいてい1km以上走れるんですよね。
1km以上走れて、その後の体調も良ければ、私は「本当にしんどくなるまで走ってみよう」と思っていつもランニングをしています。
その結果、今では4kmまで走れるようになりました。
ゆくゆくは5km、10kmと距離は伸ばしていく予定ですが、ランニングを始めたばかりでどうしてもきつくて諦めてしまう方。
まずは1km目標に頑張ってみてください。
必ず距離は伸びていくはずです。
2.嬉しくなる自己暗示をかける
意味が分からないかもしれませんので、具体例をあげます。
私の場合、ランニング中は「今、脇腹の脂肪が燃えてるわー」などと思い込みながら走っていることが多いです。
というのも、走っていると体のあちこちについたお肉が揺れますよね。
その揺れを感じながら、その部分の脂肪がランニングによって消費されていると自己暗示をかけ、それをモチベーションに「もっと走ればもっと痩せる」と思いながら走行距離を伸ばしているところがあります。
ほんとアホくさい方法かもしれませんが、これが意外と走る原動力になるんですよね。
「あー、きつい。もうやめたい」と思いながらも、ここあそこで揺れているお肉の存在を感じると、欲深い私としては「今歩くのはもったいない」とついつい頑張ってしまうのです。
筋トレなども「今ここの筋肉に効いている」と思い意識しながらやるのが大切などと聞きますが、まさにそんなイメージです。
思い込み、大事だと思います。
3.腹の立つことを思い出す
ランニング中に腹の立つ事を思い出すと、その時の怒りがこみ上げてきて走っている事のキツさを忘れてしまいます(笑)私の場合の話です。
アドレナリンが大放出でカッカするからでしょうか。自然と走るスピードもアップしていたりします。
そして、この方法の良いところは、その腹の立つ事が自分の中で良い方向に消化できてしまうことです。
気分が鬱々していてもランニングするとその後気分はスッキリ爽快になるように、嫌に思っていた事もランニング後には前向きに捉えられるようになっていたりします。
「ムカついていたけど、それほど大したことでもなかったな」という風に。
私は主に、母や祖母の事を考えている事が多いです(笑)
まとめ
ランニングは続けてさえいれば、必ず走れるようになるものだと実感しています。
ただそれは続けてこそできるようになるもので、いかにランニングに対するモチベーションを保ち続けるかということがランニングダイエットをする上では重要になってくると思っています。
今回ご紹介した方法は私の個人的趣向が満載な内容ですが、これを参考にしていただいて、ご自身がどうすればあのきついしんどいランニングを続けようという気になれるかを考えるきっかけにしていただければ幸いです。
ランニングはお金もかからず、手軽にひとりでもできるとっておきの健康法だと思っています。
みなさん、楽しいランニングライフを満喫しましょう~♪
(その前に捻挫を早く治したいです…)
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
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