Winter, wo ist dein Sieg? 2014 / _torne
我が家の次男は現在4歳。自閉症スペクトラムと診断されています。
言葉の発達が遅く、かんしゃくやこだわりが強いのが特徴です。
未就園児(2歳)~年少(3歳)までは私立幼稚園に通いながら別途月1回のグループ療育へも通っていましたが、年中からは福岡市が運営している療育園へ通うことになりました。
理由は、次男が幼稚園での集団生活に馴染めなかったからです。
以前もお話したことがあるように、我が家は転勤族という理由から、これまで公立・私立含め数々の幼稚園に通わせてきました。
幼稚園は私立?公立?転勤でどちらも経験した私が両者を詳しく語ります。
次男もすでにこれまで2つの幼稚園を経験しておりますが、彼の特性上、やはり大人数で集団生活を送るというのが難しい場面が多くみられました。
運動会やお遊戯会など通常保育外のイレギュラーな行事が入ってくる時期になると混乱してしまうなどが典型的な例です。
こだわりの強い次男にとっては、いつもと違った流れが日常に入ってくることを受け入れるのが非常に困難です。
このような特性を考慮した上で、年中からは通っていた私立幼稚園を転園し療育園に通わせることにしたのですが、幼稚園と療育園ではさまざまな面で大きな違いがありました。
子供の園生活の面や費用の事など、「通常の幼稚園と療育園のどちらに通わせようか迷っているの…」という親御さんの参考になればと思い、今回は福岡市における療育園の特徴についてお話しようと思います。
※我が子が自閉症スペクトラムということで、今回の情報は主に知的障害児の通園施設に関する情報になります。また、福岡市限定の内容なので、他市他県であればまた若干内容が異なってくる可能性もあります。あくまでご参考までにご覧いただければと思います。
福岡市内にある療育園は10施設
福岡市内で発達障害などを抱える子供が通える通園施設(療育園)は10施設あります(2016年4月現在)
名称 | 住所 | 電話番号 | FAX番号 | 備考 | 地図 |
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児童発達支援事業所(センター以外) | |||||
ひだまりのおうち | 福岡市博多区吉塚1-28-6 青雲ビル1階1号室 | 092-260-1757 | 092-260-1454 | 重症心身障がい児対象 | |
児童発達支援センター | |||||
福岡市立東部療育センター | 福岡市東区青葉四丁目1−1 | 092-410-8234 | 092-691-3510 | 知的障がい・肢体不自由 | |
福岡市立めばえ学園 | 福岡市博多区半道橋一丁目17−1 | 092-474-0505 | 092-474-1148 | 知的障がい | |
子ども発達支援施設 joyひこばえ | 福岡市博多区上川端町6−10 | 092-271-1588 | 092-271-1587 | 知的障がい | |
児童発達支援センター こだま | 福岡市博多区井相田二丁目2-10 | 092-558-1957 | 092-558-1958 | 知的障がい | |
福岡市立心身障がい福祉センター(あいあいセンター) | 福岡市中央区長浜一丁目2−8 | 092-721-1611 | 092-712-5918 | 知的障がい・視覚障がい・難聴・肢体不自由 | |
福岡市立あゆみ学園 | 福岡市南区屋形原二丁目23−2 | 092-566-5666 | 092-566-5695 | 肢体不自由 | |
しいのみ学園 | 福岡市南区井尻一丁目37−12 | 092-572-7519 | 092-572-7519 | 知的障がい | |
ゆたか学園 | 福岡市城南区大字東油山161−2 | 092-861-2990 | 092-861-3008 | 知的障がい | |
福岡市立西部療育センター | 福岡市西区内浜一丁目5−54 | 092-883-7161 | 092-883-7163 | 知的障がい・肢体不自由 |
出典:ふくおかこども情報局HP より
ただ、この中の希望の施設であればどこでも通えるというわけではなく、通園施設は該当児童のいる家庭の現住所によって決められます。
1~2歳児は親子通園・3~5歳児は単独通園
Kindergarden in the new Scientist Complex in Pyongyang / northkoreatravel
このような通園施設には1歳から通うことができます。
1~2歳児で発達に何らかの心配があるお子さんは、週に1~2回の親子通園(母子一緒に通う)という形で施設に通っています。
(今回は3~5歳児の通園に関する内容なので省略します)
3~5歳児になると、発達の程度にもよりますが、我が家の次男のように自閉症スペクトラム児のような発達障害がある子供は週5日の単独通園(子供だけで通う)となる場合が多いです。
次男もこの単独通園に通っているのですが、一般的な幼稚園のように通園バスが送り迎えをしてくれます。
ただ、停まるバス停というのが固定されているので、私立幼稚園のように家の近くまでバスが来てくれるというようなことは基本ありません。
家から一番近いと思われるバス停を紹介されて、親がそこまで子供を連れて行く必要があります。
なので、住所の関係で通園バス停が微妙に遠い…という方は、バス停まで車で送り迎えしていたりします。
フレキシブルさという点では若干私立幼稚園などに劣るかもしれませんが、私はここはそれほど気にならないところです。
というか、通園バスなど無い公立幼稚園に比べれば、バスがあるだけ有難いくらいです(笑)
入園願書受付は11月から
療育園への通園を希望する場合は、11月から受付が始まる入園申し込みを行わなければなりません。
11月の初めに第一次受付が始まり、12月に第二次受付…と進んでいくのですが、毎年希望者が多く、通常第一次受付で定員がいっぱいになってしまうそうです。
そして療育園では就学を控えたお子さんを優先にしているという理由から、単独通園は年少枠が非常に少ないです。
次男も実は年少から療育園に通わせたいという希望があったのですが、年少の時は定員オーバーにより入園することはできませんでした。
親子通園から通われている方が持ち上がりで単独通園に通うことも考えると、年少から単独通園に通うというのはかなりの狭き門なようです。
※読者の方からご意見をいただきました。親子通園に通われている方が必ずしも持ち上がりで単独通園に通えるということではないようです。単独通園への入園希望者は一律発達検査などを受け、その結果によっては親子通園に通っているお子さんでも単独通園に通えないということもあるそうです。また、療育園の細分化により、親子通園の時に通っていた施設で単独通園に必ずしも通えるとは限らないそうです。貴重なご意見、ありがとうございました。詳しくはコメント欄をご参照ください。
なので、お子さんを福岡市の療育園に通わせたいと考えている方は、とにかく早め早めの行動が要になります。
まずは子供の定期検診などで相談されても良いですし、福岡市こども未来局で発達相談も受け付けてくれます。
先に紹介した療育園などでも相談にのってくれますので、そのような公的機関を利用してお子さんの発達状態を調べてもらったり、どのような手立てがあるのかを教えてもらうことが大切です。
私の場合は、年少では療育園に通うことはできなかったものの、その後グループ療育を紹介してもらい、それに1年通いながら療育に関する情報や次男の発達の相談などをしていました。
親が外部に積極的に情報を求めにいくことで、道はどんどん開けていくような気がします。
療育園(単独通園)の一日の流れ
単独通園の一日の流れは主にこのような感じです。
10:00
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通園バス着
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朝の準備、更衣、排泄
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自由遊び・給茶
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朝の集まり
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設定保育
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12:00
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給食・歯磨き
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自由遊び/休息
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給茶
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更衣、排泄
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帰りの準備・帰りの会
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15:00
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降園(バス発)
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一般的な幼稚園と大差ないようにみえますが、職員の方曰く「基本、本人のやりたい事をやらせてあげる」保育形態なんだそうです。
設定保育の時間もありますが、一般的な幼稚園のように一斉に絵を描かせたりというような感じではなく、あくまで一人ひとりのペースに合わせた取り組み方を行っているんだそう。
詳しくは後述する「一般的な幼稚園との違い」のところでお話します。
一般的な幼稚園と療育園との違い
身辺自立に重点をおいた園生活スタイル
療育園の一日の流れはおおよそ一般的な幼稚園と同じようなスタイルなのですが、その内容には大きな差があります。
療育園でもっとも重視していることは、通っている園児の身辺自立です。
食事・排泄・身の回りの世話が自分でできるようになることが当面の目標になります。
これは通常の幼稚園でも取り組む事かもしれませんが、療育園に通うお子さんというのはその発達特性により身辺自立が平均より遅れている場合がほとんどです。
「一人でスプーンを持って食事ができない」
「オムツがまだ外れない」
「洋服の着脱が一人でできない」
など、一般的な幼稚園では「ちょっとその面倒までは頼みにくい」というようなことでも、療育園では職員の方がその園児に合った接し方で身辺自立を促してくれます。
そのため、入園前には発達相談員や職員との数回に及ぶ面談が行われ、子供の状態を詳細にモニタリングされます。
我が子の発達の遅れが気になっている親御さんにとっても、一般的な幼稚園で子供の成長の差を感じる事はストレスになるかもしれませんが、これは子供自身もそうだと思うのです。
周りの子は普通にできている事が自分にはできない、ましてやそれを指摘してくるような子がいれば子供はますます惨めな気持ちを募らせていってしまいます。
そういう事を気にすることなく、子供のペースで生活に必要な事を学んでいける療育園というのは、発達障害を抱える子供にとってはとても理想的な園生活を送れる場所だと感じています。
園と家庭との連携がしっかりとれている
このように園児一人ひとりの特性を尊重した接し方をしてくれる療育園ですので、家庭とは常に細かな連携をとってくれています。
一人に1冊お便り帳が配布され、毎日どんな些細なことでも良いので連絡するよう言われています。
お便り帳だったら一般的な幼稚園でも使っているところもありますが、療育園のそれは内容が細かく指定されています。
毎朝の体温・朝食内容・排便の有無・起床時間・就寝時間などなど…。
これに加え、前日からの子供の様子なども記入して毎日園に持たせます。
私はこういうのが全く苦にならないタイプなので(むしろ日記気分で楽しいくらい)問題ないのですが、中には面倒に感じる親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。
やはり職員の方は、子供一人ひとりのその日の状態をしっかり把握した上で接したいという思いがあるようなので、このような密な連携をとっているようです。
また、個別懇談も年3回行われ、職員の方とは別に医師や言語聴覚士・作業療法士・理学療法士などの専門職の方とも連携して子供の指導にあたってもらえるので、そこも非常に有難いと感じているところです。
少人数クラス編成の上に職員が多い
療育園では1クラスが11~12人で編成されており、そこに職員は3~4人というかなりの充実体制です。
次男が年少の時に通っていた幼稚園でも1クラス3人の担任がおりましたが、クラス自体の人数が37人と相当多かったので、やはりどうしても先生の目の届かない場面があるように感じていました。
一般的な幼稚園では年中になると、1クラス1担任制だと思います。
それに比べるとこの職員の人数はとても恵まれています。
制服なし(上靴もなし)
療育園では制服はありません。
上靴も履かずに、日中は靴下を脱いで裸足で過ごしているようです。
これは次男のように洋服など身に付ける物へのこだわりがある子供への配慮もあるのかも…と感じています。
一般的な幼稚園のように「園指定」みたいなグッズは何一つなく、通園バッグも持ち物も基本自由です。
次男が年少の時は、とにかく幼稚園の制服に慣れさせるのが大変でした。
発達障害児が持つ強いこだわりへの対処法。パニックを回避する我が家なりの接し方をご紹介します。
着るものへのこだわりがハンパないため、現在も次男が着ているズボンは2着のみ。
そんな次男に頭から足先まで真新しい制服を着せて登園させるというのは親にとっては至難の技でした。
ですが、療育園では日頃使い慣れたものを持参すれば良いので、親子ともどもストレスフリーです(笑)
プール保育がある
SWIMMING POOL / seattlecamera
これは通常の幼稚園には無い取り組みですが、療育園ではプール保育なるものがあります。
発達障害児へのスイミング効果の高さについては以前お話しましたが、そのようなこともあってか、療育園では月2回ほど親も一緒に子供とプールに入るという取り組みがあります。
発達障害児の習い事には水泳がおすすめ。スイミング教室で実際に感じた効果とは?
アラフォーのおばさんが人前で水着になるという非常事態に若干抵抗を感じつつも、先輩ママさんによると「慣れますよ」とのこと。
ま、次男が楽しければいっか…と腹をくくって水着になってきます。
夏休み・冬休みが短い
療育園は夏休みと冬休みが短いです。
夏休みはお盆前後の2週間くらい。冬休みは12月27日~1月4日くらいまでだったと思います。(年度によって変動はあるようです)
これは、きょうだい児のいる我が家としてはとてもとても有難いと感じました。
というのも、我が家には小学生の長男がいるのですが、きょうだい児の話で以前も書いたように、手のかかる次男がいるため、日頃はどうしても長男の扱いを蔑ろにしてしまいがちになります。
「発達障害児」と「きょうだい児」を一緒に育てる上で注意すべきポイントとは。
そんな生活に長男からも「弟ばっかりずるい」という言葉が出ることも多くなり、長男には寂しい思いをさせているのだろうと思うことも多々ありました。
ですが、療育園のように長期休暇が短いと、次男が登園している間は私は長男に付きっきりで接してあげる事ができます。
そのような機会というのは日常生活ではなかなか持てないものなので、このような制度は発達障害児ときょうだい児がいる家庭にとってはとても助かるものだと感じています。
毎日給食がある
私立幼稚園だと給食とお弁当が日替わりという園も多いのではないでしょうか。
公立幼稚園となると毎日お弁当です。
ですが、療育園もある意味公立であるにもかかわらず、毎日給食が出ます。
お茶も出るので、水筒さえ持って行く必要がありません。
これはかなりびっくりしました。
小学校だとお箸とナフキンを持って行ってますが、療育園の場合はお箸さえ持参不要。
ナフキンと食事エプロン(食べこぼしなどが多い子のみ)さえ持って行けばよいので、親はお弁当作りの手間がないのはとても助かります。
また、入園前の面談で、給食に使う食材の大きさなども細かくきいてもらうことができ、子供に合わせて対応してもらえます。アレルギー食などももちろん対応可です。
気になる療育園の費用とは
福岡市の私立幼稚園の月額保育料はおおよそ25,000円~30,000円です。
これに給食費が2,000円~4,000円の間くらいで、あとは通園バスなどを利用している方ならこれに2,000円ほどが上乗せさせる感じです。
なので、全てひっくるめて、毎月子供の幼稚園代として35,000円ほどかかるのが相場ではないかと思います。
ただ、私立幼稚園は福岡県からと福岡市の両方から「私立幼稚園就園奨励費補助金」というものが家庭の収入や子供の人数などに応じていただけるため、実質の費用としてはそれより安いものになります。
一方、療育園はその形態は幼稚園のようでありながら、費用にかんしては市営ということもあり、保育園と同じく保護者の収入に応じたものになっています。
これ、私は入園前に散々調べたのですが「実際、いくらなのか」については情報を見つける事ができませんでした。
保護者の収入と言っても、保育園だと1人当たり毎月50,000円を超える保育料を負担している家庭もあるわけで、私としては正直この療育園の費用についてはとても心配だったわけです。
この点にかんしては、入園前の説明会の時にお話がありましたが、療育園の費用にかんしては、福岡市の場合5段階の費用設定があるとのこと。(詳細は教えてもらえませんでした)
収入の多い家庭ほど費用負担が多くなるようですが、話によるとそれでも毎月5,000円以内でおさまるとのことでした。
これには給食費やバス代など全て含まれています。
この保育料以外に保護者会費が毎月1,000円徴収されるとのことですが、それでも一般的な幼稚園と比べると費用面は雲泥の差があります。
職員数や施設費などを考えると、私たち親が支払う費用では到底賄えるとは思えず、これもみな様の税金のおかげなのだと有難い気持ちでいっぱいです。
療育園はとにかく手厚い
以上のことから福岡市の療育園については…
「園児一人ひとりの特性を尊重した保育をしてくれる」
というのが最大の特徴かと思います。
とにかく手厚いです。
入園前の説明会では別室で子供を預かり、子供の個性や特徴を職員が一緒に遊びながらしっかり把握してくれます。
それを生かしてクラス編成をし、担任もその子がどのようなタイプの子なのかを理解した上で接し方を考えてくれます。
発達障害の子というのは、多くの人にとってなんでもないような些細な事が非常に大きなストレスになったりするものです。
次男もそう。いつもお母さんがドアを開けるのに今日はお父さんが開けたという理由だけで凄まじい癇癪を起こしてしまうのです。
それを踏まえて、療育園では子供に負担がかからないような園生活の流れを作ってくれていますし、子供にだけでなく親にたいしても配慮が行き届いていると感じています。
何かあったらすぐ連絡をくれますしね。
そして、何よりそのような発達に特性のある子供の扱いに先生自体が慣れています。
一般の幼稚園では先生によっては発達障害への理解が薄い人もいて、次男が癇癪を起こした時などの対応を見ていてヒヤヒヤする時もありました。
我が子が楽しく通える事が一番大切
そして、私が一番大切だと思うのは、我が子が楽しく通えるかどうかということです。
正直、次男が年少で幼稚園に通っていた時は、次男は「ようちえん すかん」と帰って来てから言うことが多かったです。
なので、朝もなかなか幼稚園に行きたがらないし、幼稚園から帰ってきてからも理由の分からない癇癪を起こす事が本当に多かった。
きっと次男自身にとっても、当時通っていた幼稚園での過ごしにくさをどこかで感じ取っていたのでしょう。
ですが、今通っている療育園は通い始めて間もないにも関わらず、毎日非常にイキイキと楽しそうに登園しています。
驚いたのが、療育園から帰ってきてからの癇癪が減ったこと。
きっと療育園で思う存分自分の気持ちを発散できて、先生に受け止めてもらっている証拠なのではないか…と私個人として思っています。
このようにメリットが多い療育園ですが、問題はその需要と供給のバランスがいまいちとれていないこと。
入園希望者は年々増加しているとのことなので、将来は療育園に我が子を通わせたいと思っているご家庭は、なるべく早い段階から専門機関へご相談されることをおすすめします。
11月の入園受付にいきなり行ったとしてもおそらく受け付けてはもらえません。
その以前から発達検査をしたりなど、かなり時間をかけて子供の状態を見てもらっておく必要があるからです。
発達障害の判定には本当に時間がかかります。
今回の情報がお子さんにとってよりふさわしい環境での保育に繋がるのであれば幸いです。
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
コメント
はじめまして、ちょこと申します。
自閉症スペクトラムと精神遅滞を併せ持つ、3歳になる娘がおります。
現在、福岡市の療育園で週2回の親子通園に通っています。
今回書かれている記事について、違う点がありましたので訂正して頂きたくコメント致します。
<入園願書受付は11月から>の項目で
「親子通園から通われている方が持ち上がりで単独通園に通うことも考えると、年少から単独通園に通うというのはかなりの狭き門なようです。」
とありますが、実際は違います。
親子通園に通っているからといって、そのまま進級出来る訳ではありません。
全員決まった時期に発達検査を受け、
親子通園に通っていない方とも同じ判断基準で入園の優先順位が決まります。
(書かれているとおり年齢が上の子が優先、
さらに発達検査の数値が低い子ほど優先順位は上がります)
さらに言いますと、通園可能エリアもさらに細分化され、
親子通園で通っている園にそのまま通える方は非常に少ないです。
ですので、親子通園に通っている方たちも
単独通園に通えるのか、待機児童になってしまうのか、
大変悩み、心配している日々です。(私もですが…)
こういった実態ですので、訂正して頂けますと幸いです。
療育園の情報はネットではとても少ないので、
この記事を読まれて助かる方もたくさんいると思います。
これからも頑張ってください。
私もきょうだい児がおりますので、
お互い、育児頑張りましょうね(*´ω`*)
ちょこ様
ブログへのご訪問とコメントありがとうございました!
現在親子通園に通われている方からの情報ということで、大変参考になりました。
我が家の次男が通っている療育園では…
・親子通園から通われているお子さん
・年長児など就学を控えたお子さん
が優先して単独通園に通うので、年少からの入園は特に狭き門だと聞いていました。
というより、年長より年中、さらに年少と、募集枠が上記のような理由でどうしても月齢が下がるにつれ少なくなってくるみたいですね。
(実際、私も年少で希望を出したものの上記のような理由で断られた経緯がありましたので)
ですが、ちょこさんのお話のような事実もあるということで、記事の訂正をさせていただきます。
通園可能エリアのお話も、最近少しずつ分園ができている関係で、発達がボーダーのお子さんなどは療育園に通っていても、年度が変わる時に分園の方を進められることもあるようですね。
(分園はデイサービスのようなもので、通常の幼稚園と併用して通ったりする形態だと職員の方から聞きました)
ただ、保護者の希望が最優先されるので、発達状態が改善されたからといって、単独通園のお子さんが問答無用で分園に転園させられるようなことはないと職員の方はおっしゃっていました。
なんにしても、単独通園に入園すること自体が大変という現状と、待機している間に通わせる施設の問題など、親としては悩むことが多いですよね。
療育園の医師に言われたのは、「年中からだと(年少からに比べて)単独通園に通える可能性はかなり高くなる」とのことでした。
なので、いろいろなケースを想定して対策を考えておくと良いと思います。
(もうすでにさまざまされているかもしれませんが)
福岡市内の私立幼稚園でも、希望を出せば加配をつけてくれるところなどもあるようですよ。
(そのような幼稚園で年少時代を過ごして、年中から単独に来られたお子さんもたくさんいらっしゃいます)
お子さんもちょこさんも納得できる園に通えると良いですね。
3歳自閉症の疑いあり、軽度知的障害の娘の進路で悩んでたどり着きました。
とても参考になりました。
私立幼稚園の未就園コースにいきながら療育へ通っています。
10月に発達支援センターへ専願しますが、なかなか狭き門で、入れなかったらどこへいけばいいのか?情報が少なくとても不安です。
みおママ様
ブログへのご訪問とコメント、ありがとうございました。
療育園はどこも希望者が多いので、通えるかどうか親としては不安になりますよね。
単独通園は(これはあくまで噂ではありますが)、障害の程度の重い子から優先的に入れるようなので、年少から通う場合はさらに狭き門になるようですね。
我が家の次男も年少時は単独通園できずに一般の私立幼稚園に1年通いながらグループ療育に月1で参加していましたが、今思えば私立幼稚園で成長した面もたくさんあったと思っています。
協調性が身につくのは断然私立幼稚園です。
ただ、障害の特性によっては私立幼稚園のような環境が合わないお子さんもいるかと思いますので、一概には言い切れない部分はありますが…。
また、発達障害にかんして理解のある幼稚園も探せば結構あります。
加配をつけてくれたりする場合もあるようなので、もし療育園に通えなかったとしても、そういう幼稚園情報はいろいろと集めておけば安心かと思います。
お子さんが楽しく通える場所が見つかるとよいですね♪
返信ありがとうございます。
いま未就園コースで通っている私立幼稚園の一日入園テストを受けてきました。
娘なりに頑張ったみたいです。
加配はつけれないみたいなので加配の先生がつく幼稚園もまた検討したいと思います。
みおママ様
入園テスト、お疲れ様でした。
娘さんもがんばったんですね^^
定型発達のお子さんの中で成長することもたくさんあるので、いろいろな子がいる中で配慮が受けられる環境が軽度の子にはベストかも…と最近では思うようになりました。
お子さんにあった幼稚園が見つかるよう願っています。
こんにちは!いつも様々な情報を提供してくださりありがとうございます。大変参考になり、感謝しております。
我が子の話となりますが、次年度より療育園へと希望を出しています。しかし、希望者もとても多いとのこと、、、。ある程度見通しを立て、何事も早めの声かけという支援が必要な我が子ではあるので、入園の可否はいつ頃にわかるものなのか親の私がビクビクしております。
おひとり様、入園の際の時系列は覚えていらっしゃいますでしょうか?厚かましいお願いかと存じますが、覚えてらっしゃることがあれば、ご教授頂きたくコメントさせて頂きました。よろしくお願い申し上げます。
ぐみ様
ブログへのご訪問とコメント、ありがとうございました。
療育園の入園の可否が分かる時期にかんしてですが、福岡市の場合で次男の時は、確か12月頃には内定通知が来ていた記憶があります。
内定が出ればほぼ確実に入園できるはずですので(そこは念のため療育園にしっかり確認された方がよいかと思います)大丈夫かと思います。
その通知がきた後は、各種手続きがとんとんと進んでいったのでそれほど大変ではありませんでした。
療育園入園までの時系列は、私もきちんと記録をとっておらず、このような漠然とした回答しかできず申し訳ありません。
お子さんも自分がどこに通うのか、それがいつ分かるのかが分からないと不安になりますよね。
もしかしたら、入園の可否も地域差や施設ごとの差・年度差があるかもしれませんので、該当施設などに確認されると間違いないかと思います。
お返事ありがとうございました!入園ができるとすれば内定通知が届くのですね〜。地域差もあるかもしれません、自身の入園希望の園に今一度しっかり確認してみます。我が子は気持ちの整理、自分の中での納得までに時間がかかる子なので、転園となると少しでも早くから声かけをしておかないといけなくて、、、市のセンターを通して色々と問い合わせているのですが、運動会終わるまで待ってください〜と言われたので、おとなしく待っておきますww情報が少ない中、おひとり様のブログには本当に助けられております。これからも参考にさせてください。丁寧なご回答に感謝致します、ありがとうございました!
ぐみ様
環境の変化は、大人もそうですが、子どもにもかなりのストレスになりますよね。
確かに、秋は学校行事も目白押しで先生方もバタバタしている時期なので、落ち着いたらお子さんと一緒に園の見学とかされると良いかもしれませんね。
(もうすでにされていたらすみません)
私も、次男の支援学級見学は「運動会後に…」と言われ、先日やっと連れて行くことができました。
無事、希望する場所にお子様が通えるよう願っています。
過去記事にコメント失礼致します。前回のコメント後、療育園への見学も無事に済ませ、先日内定通知がセンターより郵送で届きました。まずは入園ができることに親としてホッとしています。これから本人にじわじわと伝えていきますw
いつもブログを参考にさせて頂いておりますので、感謝の意を込めてご報告させて頂きます。ありがとうございました。
ぐみ様
ご連絡いただき、ありがとうございました。
私のブログ記事がお役に立てたようで幸いです。
今後の療育園での生活が、ぐみ様親子にとって実り多い日々になるよう願っています。