小学生の長男が新たな習い事として始めたバスケットボール。
思いの外練習がハードだったようで、その上バスケットボールがどのようなスポーツなのかも分からない長男は、現在練習の度に心身共に疲労困憊している模様です。
子供の習い事に球技を選ぶメリット5つ。小学生の長男がバスケットボールを習い始めました。
今はまだドリブルやディフェンスなど出来ない事が多く、そのため長男もバスケットボールの面白さが分からないのかもしれませんが、以前も記事に書いたように多くの魅力を持っているバスケットボールは、今後も長男に継続して練習してもらいたいと思っています。
そんなバスケットボールの習い事ですが、実は以前から長男に習わせたくて我が家はバスケットボールチームをずっと探していました。
今回ひょんなところで現在通っているバスケットボールチームの存在を知ることになり、結果そこでお世話になることになったのですが、同じチームの保護者の方にお話を聞いても、意外と多くの方がバスケのチーム探しに苦労されていた事がわかりました。
また、別の保護者の方からは「こういうところで探すといいよ」というような情報ももらい、私自身も「そんなところで見つける事ができたのかー」という新たな発見もありました。
そこで今回は、子供の習い事をどうやって探せば良いか分からない・探しているけど見つからないという方のために、探し方を5パターンご紹介します。
この5つの方法を試せば目当ての習い事のなんらかの情報は得られると思います。
お子さんの習い事探しの参考になれば幸いです。
1.インターネットで検索して探す
お子さんの習い事を探す第一歩として、インターネット検索はどちらのご家庭でもやられている事ではないかと思います。
我が家もバスケットボールチームを探す際、まずはここから始めました。
インターネットで習い事を探すメリットは、多くの情報の中から希望に合致する習い事を自宅にいながら手軽にみつけることができるところです。
ですがそれほどメジャーでない習い事の場合、インターネットの検索では意外と見つけるのが困難な場合があります。
我が家もそうでした。
私も「地域名 小学生 バスケ」などと検索し探していましたが、地域名を詳細にしてしまうとヒットする検索結果が得られず、逆に「福岡市」などと範囲を拡大して検索すると、今度は情報が多すぎて探すのに一苦労していました。
インターネットだと、発足して間もないチームだったり、小規模な団体だったりすると、HP(ホームページ)自体を持っていないところも多く、ネット上の検索結果には上がってこないんですよね。
そのため、子供の習い事まとめサイトなどでも情報は出てきづらく、「我が家の近所ではバスケットボールチームってなさそう…」と、探し当てる事はできないまま終わってします。
子供の習い事というのは、親としてはなるべく校区内だったり自宅の近くで探しているものだと思うので、そのようなチームを探すのであれば、地域の公民館名などで検索すると意外と習い事情報が出てきます。
(私も長男が所属しているバスケットボールチームの名前を後に検索してこの事実が判明しました 笑)
インターネットで出てきやすい習い事情報はどうしても企業主体の習い事が多いので、そのような規模の習い事を探す分にはネット検索は最適だと思います。
が、地域でやっている小規模な団体をインターネット上で探そうと思う場合は、探し方を工夫する必要がありそうです。
2.地域のスポーツ用品店の掲示板で探す
これは長男のバスケットボールチームに長く通っていらっしゃる保護者の方から聞いた方法ですが、地域のスポーツ用品店にはその地域のクラブチームの部員募集のチラシが掲示されているのだそうです。
我が家は主人はランニング、私はウォーキングをしているので定期的にシューズを新調するためスポーツ用品店には通っていたものの、そのような掲示板の存在にはこれまで気がつきませんでした。
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子供達はスイミングの習い事には通っているものの、それに必要な用品はすべてスイミングスクールで調達できますし、子供のスポーツグッズを買いにスポーツ用品店に行くことってこれまでなかったのですよね。
子供目線でスポーツ用品店を利用していなかったので掲示板の存在に気がつかなかっただけなのかもしれませんが、早速確認しに一番近所のスポーツ用品店へ行ってみたところ、確かに掲示板にはたくさんの部員募集のチラシが掲示してありました。
野球やソフトボールが多いですが、バスケやバレーなどもちらほらあります。
住んでいる地域のスポーツチームを探している方は、近所のスポーツ用品店をのぞいてみると意外と発見があるかもしれません。
3.街頭で配られているビラから探す
長男が言っていたのですが、下校の際、小学校の校門前に立って子供相手にビラを配っている人が時折いるそうです。
そのビラは学習塾の案内だったり、スポーツクラブの勧誘だったりとさまざまなのですが、このような街頭で行われているビラ配りからも習い事情報はもらえます。
ただ!このようなビラで勧誘している習い事は商売色が強いというデメリットもあります。
実際私が体験したことですが、以前子供と散歩中にビラを配っているお兄さんから声をかけられたことがありました。
話を聞いていると、スポーツ全般の基礎になる部分を近所の公園で教えているという団体の勧誘でした。
各スポーツの経験者が多数在籍しているとのことで、サッカーのドリブルだったり、野球のキャッチボールの仕方だったり、スポーツ全般幅広く教えてくれるという習い事だったのですが、当時子供達に何か運動をさせたいと思っていた私は体験会に子供を連れて行きました。
ところが子供(特に長男)がまったく乗り気ではなかったため入会を見送ったのですが、その後しばらく電話で勧誘されるという日々が続き大変でした。
また、別のスポーツの習い事(これは詳細な事をいうとアシがつきそうなのでぼかしておきます。企業主体の習い事です)の体験会に参加した時も、長男は終始楽しく参加していたものの、体験終了間際に親と子を別の場所に移動させ、主催者側が集めた子供達に何やら話している様子がありました。
しばらくして戻ってきた長男が「おかーさん、僕頑張れるからこの習い事やりたい」と私に言ってきたのです。
長男の普段の喋り方を熟知している私としては、この長男の言い回しが非常に不自然で、「これはさっき集められた時にコーチ達から『このように言え』と指示されたな」とピンときてしまいました。
長男も楽しそうだったので通わせても良いかなと思っていた習い事でしたが、この一件から一気にそんな気も失せてしまい、結局この習い事も見送りました。
どちらも街頭で配られていたビラから得た情報をもとに参加した習い事の体験会でしたが、街頭でビラを配っている習い事に関しては、このように商売色の強い団体もいる可能性は大いにあります。
ですが、地域の小規模なスポーツチームも部員募集のためにビラを配っていることもあり、習い事情報のひとつとして該当のビラを参考にするのはアリだと私は思っています。
4.ママ友の口コミから探す
子供の習い事情報は、子供つながりのママ友の口コミから見つかることも多いです。
ただ、私の場合は頻繁につるむようなママ友というのはいませんが、それでもたまに会って話す時などは子供の習い事の話になることが多いです。
ママ友「今度そろばんを習いに行かせることになったの」
私「この辺でそろばん教えてくれるところってある?」
ママ友「小学校近くの公民館で毎週〇曜日にやってるんだって」
など、ママ友も他の誰かから教えてもらった情報をこのように教えてくれるので、ママ友の口コミ力というのは侮れないものがあります。
こういう情報はネットでは拾えないような詳細なものが多いですし、誰かの経験を元にした情報なので、習い事の細かな内部事情まで知ることができるのがメリットです。
ですが、そのママ友の興味の範囲に限定された情報ですので、必ずしも自分が望んでいる情報が得られるとは限らないもの。
我が家はずっと小学生のバスケットボールチームを探していましたが、私の数少ないママ友達からはなかなかその情報は得ることができませんでした。
ママ友からの情報は、そのママさんの興味があるものであれば深い話が聞けるものですが、逆にまったく興味のない物に関しては情報はほぼ得られません。(当然ですけどね)
情報の偏りが激しいママ友の口コミですが、ママ友界で顔の広い方であれば、まずはママ友から習い事情報を聞き出してみる価値はあると思います。
5.クラブチームメンバーから直接勧誘される
我が家の長男がバスケットボールの習い事を見つけた方法は、実はこのチームメンバーからの直接の勧誘がきっかけでした。
休日に家族で小学校の運動場に遊びに行っていた時のこと。
主人が長男にバスケのドリブルなどを遊びがてら教えていたのですが、それを見ていた小学生が数人勧誘にきました。
「毎週バスケの練習をやっているので来ませんか?」
このように声を掛けられた主人と長男ですが、その子供達から話を聞くと、週1回小学校でバスケの練習をしているとのことでした。
長男にバスケを習わせたいといろいろ探していた私と主人でしたが、まさか長男が通っている小学校にチームがあったなんてつゆ知らず、主人と二人で驚きながらもその誘ってくれた子供達と練習に行く事を約束し、その場を後にしました。
意外なところで習い事が見つかるものだとびっくりしたのですが、今回私たちが声を掛けられたのも、主人と長男がバスケをやっていたのがその子供達の目にとまり、「あの人たちバスケ好きそうだな」と思われたのがきっかけだったようです。
このように、どこに習い事のチームメンバーが潜んでいるのかわからないものなので(笑)、子供に習わせたいスポーツがあれば、小学校などの地域の人が集まる場で遊んでいると、今回のように誘われることがあるかと思います。
これは「スポーツ」「外でできる」「集団で行う」などある程度限られた習い事での話かもしれませんが、このようなこともあるということで参考までに記載しました。
インターネット、ママ友…いろいろ手を尽くしたけど希望する習い事が見つからないという場合は、長男のような例もあるので試してみてはいかがでしょうか。
(ただ、絶対に誘われるという保証はないです)
まとめ
今回はバスケットボールという小学生には少々マイナーなスポーツを例に習い事の探し方についてお話しました。
習い事の種類によっては探しやすいもの・そうでないものと分かれると思いますが、バスケのようなスポーツの場合は、それで遊んでいる時に誘われるというのが実は一番理想に近い習い先が見つかるような気がしています。
今回は、チーム側も人員減少を危惧して勧誘に力を入れていたことと我が家の習い事探しがたまたま合致したという運やご縁もあったかもしれませんが…。
ただ、今回ご紹介した5つの方法はどれも一長一短ある探し方ではありますが、全てを駆使することで習い事にかんするなんらかの有益な情報は手に入るはずです。
焦らず、諦めず、気長に相性の良さそうな習い事先を探してみてくださいね。
福岡市在住。年の差3兄弟を育てています。
次男が知的境界域の自閉症スペクトラム(ASD)です。
発達障害のこと、子育てのこと、趣味のビュッフェ巡りや旅行について書いています。
社会福祉士です。
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